2021.1.22 常磐線
今日はジャズの日
知人から教えてもらったビル・エバンスを聴きながら
常磐線を南下し、木戸駅までの旅
仙台、長町、名取、岩沼、亘理、山下と乗ってきた
新地
災害支援のために派遣された
知人が復興に取り組んだ町
相馬
大学の先輩の出身地
先輩はその後、どうしているだろうか
原ノ町
大学時代の友人が住む街
もう25年は会っていない
彼女は元気だろうか
電車は走る
闇を切り裂いて進む
外は街灯、ひとつない
まもなく、あれから10年
いかに人間は無力なのかを
思い知らされる
浪江を通過
野生化した牛の姿と
ゴーストタウンになった街並み
行き止まりのゲートが
鮮明に思い出される
目的地まではまだ少しある
ビル・エバンスが胸に染みる
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