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13年のときを経て 今、再び、聖母マリアさまに頼る

わたくしがサイキック(=霊能者)として目覚めたのが2007年の1月4日の朝のこと。その前の月、2006年の12月頃からどうやら「それらしき傾向」が少しずつあったものの、まさか自分が「こうなる」だなんて、当時は全く予想だにしていなかった。だから、2007年の1月3日から4日にかけての晩、誠に不思議な霊夢(れいむ)を見、目が覚めたら突然サイキックになっていたことに、自分自身、ものすごくものすごくびっくりした。

それからひと月ほどして、わたくしは冬の京都、底冷えの寒い夜、カトリック河原町教会で祈りを捧げた後、教会脇のカトリック関係のグッズのお店で、聖母マリアさまの「不思議のメダイ」を購入した。それは本当に安価なものだったが、まさかそれがその後、自分の人生にまさしく「奇跡」を起こし、人生を根底から変えてくれるとはこれまた全く予想だにしなかった。

それからほどなくして、わたくしは人生を大きく変えてゆく流れに出逢うこととなり、自分でも全く思っていなかった方向へと導かれてゆくこととなった。いや、正確に言うなら、「自分でも全く思っていなかった」というのはウソになる。本当は、「20代後半からなんとなくぼんやりと思い描いていたこと」があって、それが、それまでは文字通り「ただの夢」「もし、こうなったらいいなー! という、夢のまた夢」だったのだが、にわかにそれらが現実の生きる上での目標となり、ヴィジョンとなり、生涯かけて実現してゆきたい「志」へと変わったのだ。

あれから間もなく13年を迎えようとしている。「不思議のメダイ」のお陰で途方もない夢……生涯かけて実現したいヴィジョンを持つに至り、未だその延長線上を一生懸命日々歩き続けている今のわたくしだが、今年は13年前と同じくらい、「今年こそは……!」という思いが非常に強い。というか、「もういい加減、これ以上、この状態を続けてはゆけない」という、ものすごい危機感を持っている。

2020年が明けて、そのあまりの思いの強さゆえか、目の前の現実と理想の未来像の乖離にこれまた茫然となり、一体どうしたものか? と途方にくれたが、13年前、わたくしを救ってくださったのはまさしく聖母マリアさまだったことから、もう一度、マリアさまに本気でお救いを願うことにした。そんなこんなで、3週間続けて、部屋にあるマリア像に手を合わせる日々である。

これはわたくしの憧れのサイキックのおひとりである、ゲイリー・クイン氏(アメリカの方で、ハリウッドスターなどを顧客に持っていらっしゃる)が夢破れて途方に暮れたパリでノートルダム寺院に3週間通われた後、天のご啓示を受けられたというエピソードをもとに考えついたものだ。

この「祈りの期間」は2月4日まで続く予定。「その後、ご啓示をお与えください」と日々お祈りしているのだけれど、どのような内容のものが天からもたらされるか、それはわからない。けれど、きっと聖なる世界の方々は、わたくし達の祈りに耳を傾けてくださるはずだし、何より、絶対にお見捨てにはならない。

立春が明けたあとの自分にどんな未来が提示されるのか、今からとても楽しみである。(その一方で、怖い気もする) が、ただ祈るだけじゃなくて、この祈りの期間の最中も(今後どのようなご啓示を与えられるかわからないけれど)自分は自分で、ちゃんと(今の自分が)思い描く未来に向けての努力はし続けてゆこう、そう決めた。(なので、この記事もこうしてここに今、書いている)

天のご計画とわたくしがこれまで13年かけてここまで歩んできた道がもう合わないのなら、それはそれで仕方がない。今後、どのような「答え」がもたらされるかわからないが、つねに後悔だけはしないよう、その時々の自分なりのベストを尽くしてゆこう、そう改めて思う旧正月前の日曜の夜。