Project:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL 時系列まとめ<後編>
こんにちは、リー猫と申します。
2024年2月17日に開幕したProject:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL。
事件編にあたるデスゲーム「アルター・カーニバル」が終了し、物語は1本の動画を境に最悪の事態へと展開していきます。
本記事では、デスゲーム終了以降のストーリーを時系列で追うとともに、登場人物やその背景、各種謎解きの詳細などをまとめていきます。
途中参加の方や、大事な場面を見逃した方でもすぐに追いつけるような記事にしていくつもりですので、読んでいただけると嬉しいです。
※本記事には、開示された情報やキャラクターの発言等、客観的に得られる事実のみを記載していきます
※本記事はALTÆR CARNIVALの本編終了まで随時更新していきます
開幕に先駆けて展開された【前日譚】、デスゲーム終了時点までの【前編まとめ】につきましては、下記の記事をご参照ください
【概要】
作品名:Project:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL
(プロジェクトコールド2.0 アルター・カーニバル)
スタート日:2024年2月17日(土)
ジャンル:ARG(代替現実ゲーム)
価格:無料
【主題歌】
V.W.P『遊戯』
花譜『ゲシュタルト』
幸祜『Lullaby(ララバイ)』
雨宿り『???』
1.ここまでのあらすじ
2024年1月5日、風張美聡、吉永瑠奈、花崎薫、日下部祥子、墨田季楽々の5名が何者かに誘拐され、謎の施設に監禁される。
彼女たちは、募集サイトから優勝すれば何でも願いが叶うというデスゲームへ応募していた。
監禁施設では、栄養バランスの取れた食事の提供、定期的な健康診断の受診、運動やゲームなどのレクリエーションが催されるなど、少女たちは丁重に扱われた。
2月17日、デスゲーム「ALTÆR CARNIVAL」が開催される。
視聴者が気に入った少女の守護者(ガーディアン)となり、謎解きタイムレースに挑戦。
各GAMEにて最下位となった出場者は、その場で処刑されていった。
1st GAME 脱落者 風張美聡
2nd GAME 脱落者 吉永瑠奈
3rd GAME 脱落者 花崎薫
FINAL GAME 脱落者 墨田季楽々
決勝戦にあたるFINAL GAMEを制したのは日下部祥子。
彼女には『願いを叶える権利』が与えられた。
2月24日の2nd GAME終了後、未来の世界から現代の未解決事件を調査する探偵「イオリ・ハートフィールド」が配信を行い、デスゲームの首謀者を突き止めて欲しいと依頼する。
融解班(参加者の総称)は、YouTubeのコメント欄から怪しい人物を発見。
芋づる式に、デスゲームの主催者である「清根史楼」へとたどり着いた。
3月9日のFINAL GAME終了後、イオリは配信を行い、清根がデスゲームを思いついたきっかけとなる地点に向けて銀の弾丸を使用。
過去を改変する事で未来が変わり、少女たちが犠牲となる世界は消えるはずだった。
ところが、アルターカーニバルが開催された歴史は変わらず、イオリはもうこの事件に手出しができないと、配信を打ち切った。
2.時系列まとめ
3月11日(月)
◆みやまんチャンネルに動画『顕現』が投稿される
動画には謎が仕込まれており、解き明かすことでみやまんチャンネルへ配信枠が立ち上がった。
※『顕現』の謎解きについては、下記のポストをご参照ください。
3月17日(日)
◆20時より謎の配信『■■■■■』スタート
現れたのは、これまでとは別な衣装をまとったイオリ・ハートフィールド。
彼が語った内容は下記のとおり。
◆大澤すみれとのコンタクト
イオリの動画で紹介された「大澤すみれのクリーピーパスタ・ブログ」にて、2日後に元教団関係者と取材の待ち合わせをしていることが判明。
融解班は、身の危険が迫っているため取材を中止するようコメント。
すると、すみれは「いつ・どこで・なんで死ぬのか」の証拠を示さなければ信じないと投稿する。
融解班は、過去の記事と共有された未来のニュース画像から、すみれが事故に遭うのが川崎市の「八丁畷駅」であると特定。
融解班の助言を信じたすみれは、待ち合わせ場所を変更し、誰にもわからないルートでそこへ向かうと書き残した。
◆caseナンバーが明らかに
Project:;COLD公式アカウントより、反撃編開始のアナウンス。
ALTÆR CARNIVALがcase.674であると明かされた。
3月18日(月)
◆Project:;COLD公式のポスト
加工された「侵食開始」という文字とともに、ノイズの入った不可逆展の会場写真を投稿
※不可逆展について、詳しくは用語集をご参照ください
3月19日(火)
◆不可逆展での異変
フォトグラファー「八本木大介」の略歴パネルに赤い熊のステッカーが追加された。
その姿は『劇団あかぐま』のロゴマークに酷似している。
◆14時頃、大澤すみれのブログ更新
無事取材を終え、帰宅中とのこと。ブログのコメント欄は閉鎖された。
◆20時頃、大澤すみれのブログ更新
元教団関係者・仮名ヤマダさんに行った取材内容のまとめ。
内容は下記のとおり。
3月20日(水)
◆イオリ・ハートフィールドがニュース画像をポスト
3月29日に大澤すみれがナイフで刺され死亡するという内容。
19日の事故は回避されたが、死神はまだ彼女を狙っているとのこと。
◆紅十字狂示郎のアカウント発見
ニュース画像のコメントから、犯人のSNSアカウントが存在すると判明。
X上で紅十字狂示郎のアカウントが発見される。
狂示郎の過去のポストから、以下の内容が読み取れる。
◆ティッシュの再販告知
不可逆展との関連性が指摘されていたカプセルトイ『行き場のなくなったポケットティッシュ』の再販が告知された。
全四種類ある中のひとつ、「阿峨草村の空き家差し上げます」の内容が更新され、各都道府県の紙片を集めると新たな広報紙が完成することが判明。
※ポケットティッシュについて、詳しくは用語集をご参照ください。
◆八本木大介のサイン会開催告知
Project:;COLD公式が「八本木大介サイン会」の決定をポスト。
イベント・コミュニティプラットフォームの『Peatix』にて実際に申し込むことができる。
開催日は3月23日(土)・24日(日)の二日間。
参加には八本木大介ポストカードセットの購入と、金額の合計が600円以上になる不可逆展のレシート(複数枚可)が必要。
3月21日(木)
◆広報紙の紙片コンプリート
Discordの有志によって『行き場のなくなったポケットティッシュ』の「阿峨草村の空き家差し上げます」に封入された紙片がすべて集まり、「阿峨草村だより(2024年1月号)」が完成した。
記事内には斜線の引かれた文字があり、五十音表からその文字を消して残った文字を並び替えることでメッセージが現れる。
初回販売分の「阿峨草村だより(2023年12月号)」と合わせて、広報紙に隠されたメッセージは以下のとおり。
◆物語の登場人物との接触へ
不可逆展の八本木大介サイン会に参加し、上記のメッセージに従い行動することで、紅十字狂示郎の妹さちを救う手がかりが得られるのではないかと思われる。
◆八本木大介の好きな山
中身が更新された「阿峨草村の空き家差し上げます」には、広報紙とは別に村の地図の紙片も封入されていた。
広報紙の記事内容と、八本木大介の好きな山は村の地図を照らし合わせて導きだすことができる。手順は下記のとおり。
3月22日(金)
◆墨田季楽々100の質問動画
ALTÆR CARNIVALのYouTubeチャンネルに「墨田季楽々へ100の質問」動画がアップされる。
3月23日(土)
◆八本木大介氏のサイン会(1日目)開催
概要は下記の通り。
謎のメッセージは暗号になっており、最後まで解くことで阿峨草村に囚われている人質の収容場所が判明する。
暗号の解き方については下記のポストをご参照ください。
また、事前購入したポストカードや持参したメモ帳に〇✕で答えられる質問を書いておき、スタッフに見えない位置で八本木氏に見せると回答を記入してくれる。
八本木氏への質問で得られた回答を下記へいくつか抜粋。(2日間共通)
これにより、紅十字狂示郎が必要とする情報「さちの居場所」「入口のロック解除キー」のうちひとつが判明する。
翌24日のサイン会では、解除キーの情報が得られるものと思われる。
◆すみれの調査が進展
大澤すみれが教団の佐久間総裁の知人を知っているという人物に接触。
その人を紹介してくれるよう依頼したとブログに書き込んだ。
3月24日(日)
◆八本木大介氏のサイン会(2日目)開催
概要は下記の通り。
ひらがなは昨日と同様の対応表で数字に変換できる。
暗号の解き方については下記のポストをご参照ください。
これにより、人質収容場所の入口の解除キーが判明した。
融解班は23日の「さちの居場所」、24日の「解除キー」を紅十字狂示郎のXアカウントへDMで伝えた。
◆すみれの調査が急展開
大澤すみれは、佐久間総裁の知人とコンタクトを取ることに成功。
直接会う約束を取り付け、その日のうちに移動を開始した。
◆狂示郎が行動開始
融解班から手がかりを受け取った紅十字狂示郎は、感謝の言葉を伝えるとともに、妹のさちが囚われている阿峨草村へ向かうことを決意。
結果を必ず報告すると言い残した。
3月25日(月)
◆すみれの取材報告
大澤すみれは教団総裁・佐久間多留彦の知人への聞き込みを終え、その内容をブログへ綴った。
概要は下記のとおり。
3月26日(火)
◆すみれが体調を崩す
大澤すみれがブログを更新。
体調不良で動けず、いなくなったKへの想いを綴った。
◆紅十字狂示郎が行動を開始する
3月27日(水)
◆ALTÆR CARNIVAL主題歌『遊戯』配信開始
予告PVや謎解き体験会で使用された主題歌『遊戯/V.W.P』が0:00より配信開始。
◆大澤すみれの父
すみれのブログ更新。
幼い頃の父との思い出に触れ、母と離婚済みであると明かした。
これにより、すみれの父が「イマオカ・オカルト倶楽部」の管理人・イマオカシロウである可能性が濃厚となった。
◆紅十字狂示郎の救出作戦
22:30より、狂示郎が複数回にわたってポスト。
妹・さちの救出に成功し、帰宅の途にあるとのこと。
他の人質を助けるかどうか躊躇う狂示郎は、「やもとぎ」という村人に助けられ、電車賃まで渡された。
情報を提供した融解班や「やもとぎ」へ感謝の言葉を綴った。
3月28日(木)
◆すみれの投稿画像に重要な手がかり
大澤すみれがブログを更新。
次の取材先の目星はついているが、行くかどうかを悩んでいる様子を綴った。
添付した画像は、お気に入りのぬいぐるみ「リス坊」と変なメモを写した写真だが、左上に一部が隠れた名刺が写りこんでいた。
名刺には「代表取締役 社長 出?征吾」と記載されており、先日取材を行った佐久間多留彦の友人ではないかと推測される。
取材相手は本人の希望で「マルさん」という仮名であった事から、名刺の隠された文字は「丸」だと推測し、フルネームの『出丸征吾』でネット検索を行うと彼のブログを発見することができる。
◆佐久間多留彦の友人・出丸征吾
出丸征吾のブログには12件の記事が投稿されており、そこから読み取れる内容は以下のとおり。
3月29日(金)
◆Project:;COLD公式アカウントのポスト
◆すみれに届いた謎の郵便物
大沢すみれ宛てに謎の郵便物が届く。
◆千春の手記
郵便物の中身は「K」こと北澤千春の手記だった。
すみれの記した概要は下記の通り。
◆教団職員ページの発見
千春の手記をヒントに、教団職員専用ページが発見される。
アドレスは「https://altarcarnival.com/momokuri3nennkaki8nennumehasuisui13nenn」
また、共有フォルダ内の資料を手掛かりに職員の一人「西藤立果」のパスワードが判明する。
(本人が「最強のパスワード」に変えたと記載していた)
西藤立果フォルダのパスワード:「saikyounopasuwa-do」
3月30日(土)
◆日下部祥子100の質問動画
ALTÆR CARNIVALのYouTubeチャンネルに「日下部祥子へ100の質問」動画がアップされる。
◆イオリ・ハートフィールドのポスト
ノイズ加工されたポストの投稿内容は
「まだ情報が足りていな
歴史を変えた影響で計算にズレが
でもきっと君たちな」
◆北澤千春からあなたへ
ALTÆR CARNIVALのYouTubeチャンネルに「北澤千春からあなたへ」と題したショート動画がアップされる。
動画の概要欄に記された
「あなたたちがこの子の仲間なら、70番目の答えを見て」
という文章から、ALTÆR CARNIVALの出場者5人の「100の質問」動画を改めて見返すと、70番目の質問に計算問題が差し込まれており、計100問となっている。
(当初の動画には質問が99個しか無かった)
◆大澤すみれ最後の取材先へ
大澤すみれがブログを更新。
イオリと融解班が解決してきた過去の事件の配信へたどり着いたこと、千春の最後のメッセージ動画を見たことを綴り、ひとつだけ心当たりのある取材先へ向かうと書き残した。
3月31日(日)
◆すみれの取材報告
大澤すみれがブログを更新。
取材先で教団に囚われ、拘束されてしまったと思われる。
最後に聞き取った「フォルダのパスの伝達方法 カメラを使って」という手がかりを残した。
◆教団職員ページの「極秘フォルダ」
すみれの残した手掛かりをもとに、教団職員ページの「極秘フォルダ」を閲覧するパスワードを特定する。
◆イオリ・ハートフィールドの配信予告
極秘フォルダに保存されていた資料(日下部祥子の手記)をもとに、主催者がアルターカーニバルを思いついたきっかけ=改変ポイントを特定する手がかりがすべて揃う。
いつ:2023年8月17日 20:30
どこで:デスゲーム会場
誰が:佐久間多留彦
どうやって:テレビで流れたデスゲーム映画を見て
X上での報告を確認したイオリは、20:00からの配信予告をポストした。
◆「アルター・カーニバル」の全ての謎が解けた
イオリ・ハートフィールドが配信を開始。
融解班と大澤すみれの協力によって得られた、歴史を変えるために必要な情報を元に、銀の弾丸を完成させるためのエネルギー充填を開始する。
ところが、ハズキ・ハートフィールドのモニターがシャットダウンし、音声も途絶える。
その後、ハズキのモニターにアクセスをブロックしたはずの偽イオリが突如現れ、妨害プログラムによってエネルギー充填を停止。
歴史改変を阻止するため、そのまま100年のタイムリミットが過ぎるまで待つと言う。
イオリはそれに対抗するため、妨害プログラムを停止するためのキーコードを発行。
配信のコメント欄とイオリの部屋をネットワークで繋ぎ、視聴者へコードを打ち込むよう依頼する。
※ランダム生成された6桁のコード56個が画面に表示され、RTASの要領でコメント欄に打ち込めば消えていく仕様
※上記が3セット行われた
コードの入力中、偽イオリは下記のような言葉をイオリに投げかけていた。「そんな頼りない仲間捨てて、あの人の元に来なよ」「そうすれば、君も僕みたいにもっと自由で強くなれるのに」
すべてのコードが入力され、イオリが最後に発行した「ELIMINATE_FAKE」を打ち込むことによって、偽イオリは再度ブロックされた。
ハズキは再びエネルギーを充填し、過去の改変ポイントに照準を合わせる。
その途中、2024年を経由した際にモニターへある人物が写りこむ。
それは、シラノが顕現し身体を乗っ取られた状態の日下部祥子だった。
「わからない……どうして、いつもこうなってしまうの……?」
シラノがそうつぶやくと、ノイズが悪化し通信が遮断されてしまいそうになる。
「やめて……私の身体、操らないで……」
その後、日下部祥子が抵抗を示したことにより、ノイズがクリアになる。
再びパストハッキングで2023年へと遡ると、後にアルター・カーニバルの会場でテレビ画面の前に腰掛ける佐久間多留彦の姿が映し出された。
イオリは、佐久間がデスゲームを視聴する前に、彼を離席させる手段を融解班へ問う。
コメント欄に投稿された「花火」というワードを元に、イオリは出丸征吾が準備していた打ち上げ花火の制御システムをハッキング。
打ち上げ花火にトラウマを持つ佐久間をテレビ画面の前から移動させることに成功した。
イオリたちは改変後の経過を報告するため、再びエネルギーを充填するまで一旦通信を切る。
その際、暗転した画面でシラノのものと思われる声が流れた。
「イ……オリ……私たちは、きっとまた出会う……
私がそう望まなくとも、私を望む人がいる限り……」
再び通信が復旧。
イオリはデスゲームの抹消と5人の少女たちの生存を確認。
case.674の一連の騒動を振り返ると、融解班へ感謝と別れを告げた。
「僕がまた難事件に遭遇した時には、君たちの手を借りたい。
それじゃ、その日まで元気で。さようなら」
配信終了直前、一台のスマホ画面が映し出された。
表示されていた「ちゃっぴー」という名前のXアカウントは実際に存在しており、大澤すみれのブログをポストするなど、事件解決までの一連の経過を追っていた。
ポスト内容から、佐久間多留彦本人のアカウントであると思われる。
大澤すみれが最後に掴んだ、極秘フォルダのパスワードを得る手掛かりも、ちゃっぴーが与えたものだった。
3.登場人物
デスゲーム出場者
優勝すれば願いを叶えてもらえるというゲームの募集サイトから応募した5名の少女。それぞれが隠された過去・秘密を持っている。
◆風張美聡(1st GAMEにて脱落)
ALTÆR CARNIVAL No.8 「KIMONO」
プロ棋士を目指す大和撫子。秩序を重んじる性格で、その振る舞いは常に毅然としている。好きなものは、砂時計と干したての布団。
<脱落後に判明した秘密>
品行方正な振る舞いは、周囲の人間からの期待に応えるためにしていたもの。プレッシャーに負けて、不正行為に手を染めた過去を持つ。
◆吉永瑠奈(2nd GAMEにて脱落)
ALTÆR CARNIVAL No.9 「MOON」
表舞台を追われた占い師「天法寺ジュリエッタ」を妄信する少女。感情豊かで人懐っこいが、激しやすい一面も持っている。好きなものは、天法寺と月モチーフのアイテム。
<脱落後に判明した秘密>
胸中にあるのは、かつて自身を虐げ、傷つけた者への復讐心のみ。信者じみた振る舞いは、天法寺に最大のダメージを与えるべく 大げさに演じていたものだった。
◆花崎薫(3rd GAMEにて脱落)
ALTÆR CARNIVAL No.10 「DRIFTER」
放浪癖のある無職。冗談と噓をこよなく愛し、どんなときも飄々とした態度を一切崩さない。好きなものは、猫。
<脱落後に判明した秘密>
友人を大勢失う大事故をきっかけに、「自殺ではない死」を求めてさまよっていた少女。今はきっと幸せ。
◆日下部祥子(デスゲーム優勝者)
ALTÆR CARNIVAL No.11 「FLOWER」
真面目でおとなしい会社員。自己肯定感が低い反面、他人には博愛的に優しい。好きなものは、職場、家事、植物。
<デスゲーム終了後>
『顕現』動画より、謎の儀式においてシラノの依り代にされたと思われる。
◆墨田季楽々(FINAL GAMEにて脱落)
ALTÆR CARNIVAL No.12 「MONEY」
一攫千金を狙うフリーター。奇怪かつ、欲望に忠実な言動をとっては周囲を困惑させる。好きなものは、お金。
<脱落後に判明した秘密>
保護者としてうまく振る舞えず、幼い弟を寝たきりにさせてしまった過去を持つ。大金さえあれば、これまでのすべてを取り戻せると信じていた。
◆???
ALTÆR CARNIVAL No.7 「BLACK」
前日譚期間中に行われた【謎解き体験会】にて判明した謎の人物。
組織がプロフィールシートまで用意したものの、消息不明となり現在捜索中と思われる。
BinaryCity
未来の組織。シラノという謎の存在と、それを蘇らせる儀式を行う教団を過去改変によって消そうとしている。
◆イオリ・ハートフィールド
100年後の未来から、現代の未解決事件を解決するために干渉してきた未来人探偵。
未来のテクノロジー「パストハッキング」と「銀の弾丸」を使い、過去を改変する事で、事件の起こらなかった世界線へ移行させるという解決方法を用いる。
◆ハズキ・ハートフィールド
イオリの姉。自称天才エンジニア。
1日ほどだったパストハッキングの干渉可能限界を100年にまで拡大した。
技術面でイオリのサポートを行う。
シラノ教団(仮)
謎の人物「シラノ」を崇拝する教団組織。1987年の「血の人形事件」、2020年の「血の人形・再来事件」、今作の「アルター・カーニバル」を起こす。
BinaryCityによって何度存在を消されても、シラノは儀式によって蘇ってしまう。
◆シラノ
名前のみ知られている謎の存在。『顕現』動画にて、日下部祥子の体を依り代として現代に蘇ったと思われる。血の人形・再来事件では、shiranoneikoというXのアカウントが出現した。
◆佐久間多留彦
シラノ教団の現総裁。革新派のリーダーとして「若きカリスマ」と称される。旧体制の教団のやり方を一新しようと、経歴がなくとも実力のある人物は要職に配置するなど、特に若い職員からの人望が厚い。
◆犬井みこと
デスゲーム出場者の世話係を務めた女性。少女たちの印象では悪人という感じは無く、少し頼りない大人の女性とのこと。花崎薫に頼まれバスケのドリブルを披露するなど気さくな一面も持つ。
◆西藤立果
教団の広報担当。アルター・カーニバルのサイトメンテナンスも行っている。佐久間多留彦からデスゲームスタッフに抜擢された。おっちょこちょい。
◆天の声
デスゲームの進行・実況を行った人物。移動はタクシー派。
◆八本木大介
東京生まれのフォトグラファー。十代の頃に阿峨草村へ移住。
不可逆展に作品を展示し、3月23日、24日にサイン会を行う。
融解班と接触し、教団に囚われた人質を救出したいと願う。
◆偽イオリ
融解班を欺き、アルター・カーニバルの催行を妨害させないために作り出されたデータだけの存在。架空の主催者・清根史楼やその関係者、HIGH conscious lab.などを作り、銀の弾丸を無駄に消費させた。
教団を追う者
◆大澤すみれ
ジャーナリスト志望の女子高生。友人が急に変わってしまったという相談から、シラノ教団の存在を知る。彼女と同じく教団の調査を行う「K」という友人の失踪を機に、独自の調査を始める。
◆K
SFが大好きでハッキングが得意。教団の調査を行う大澤すみれにコンタクトを取り意気投合する。すみれのブログに記載された特徴や「千春」という名前から、「C(北澤千春)」と同一人物であると思われる。
◆紅十字狂示郎
教団に攫われた”さち”という妹を取り戻すべく奔走する青年。
3月29日に教団の指令により大澤すみれを殺害する運命だったが、さちを救出する手掛かりを得て阿峨草村へ乗り込む。
◆さち
狂示郎の妹。
教団に攫われ、阿峨草村で移住者誘致のポケットティッシュ製作の内職をさせられている。ティッシュに暗号を仕込み、八本木大介に接触するようメッセージを残した。
◆マルさん(仮名)
教団の現総裁・佐久間多留彦の元友人。
怪しげな動きをしていた教団に探りを入れ、手足が不自由になるほど痛い目にあわされた。
すみれに忠告したり、共感して涙を流すいい人。
4.用語集
◆融解班
Project:;COLD参加者の総称。
未解決事件=コールドケースを、解決に導く=融解させるという意味から。
◆PAST HACKING(パストハッキング)
未来から過去のネットワークに侵入する技術。
過去のXへ投稿したり、YouTubeに動画を配信することができるが、運用には三つの問題点がある。
①狙った日時へピンポイントでアクセスできない
②膨大なエネルギーを必要とする
③遡れるのはちょうど100年前までに限られる
◆歴史の修正力
パストハッキングの影響は、大いなる時間の力=歴史の修正力によって1〜2週間で人々の記憶から消えてしまう。稀に、記憶が消えない人もいる。
◆銀の弾丸
中に込められたレアエネルギーの力によって歴史の修正力に反発し、パストハッキングによって影響を受けた人々の記憶を消さずに定着し、歴史を改変する事ができるアイテム。
◆ブレインハック
イオリを拘束した敵対組織が使用した技術。BinaryCityの活動目的を敵側に知られたという説明があり、対象者の脳に干渉して記憶や思考を読み取る技術であると推測される。
◆みやまんチャンネル
case.613 血の人形・再来事件の救出対象者であるガールズバンド「都まんじゅう」が自己紹介や歌ってみた動画、ラジオ番組などを投稿していたYouTubeチャンネル。イオリ・ハートフィールドの干渉によって、融解班への依頼動画の投稿も行われる。また、case.633 惨劇の五芒星事件では、事件を調査していたCに融解班への進捗報告や調査依頼の動画を投稿する場所として貸し出された。
◆劇団あかぐま
平塚市を拠点に、主に地元の小学校や公民館で演劇を行う市民劇団。10代から20代の役者が中心となり、「子どもたちに夢を」を合言葉に活動している。かつて、都まんじゅうのメンバー綾城奈々乃も所属していた。
しかし、裏の顔はシラノ復活を目論む組織であり、case.613 血の人形再来事件では6人の生贄を自殺に見せかけて殺害した。
ロゴマークは赤い熊。
◆不可逆展
池袋P'PARCOで開催される、Project:;COLDに関わるクリエイターが集結した合同展覧会。
各クリエイターのオリジナル作品展示や、アルター・カーニバルのグッズ販売も行われている。
PARCO「不可逆展」ページ
◆謎のポケットティッシュ
Project:;COLDを手掛けるゲームブランド『第四境界』の作品。
正式名は『行き場のなくなったポケットティッシュ』。
「私のお葬式の参列アルバイト募集」や「呪いと嫉妬のWパワー『藁人形・極』」など、全四種の独特なセンスの広告が封入されており、記載されているメールアドレスやQRコードにアクセスすることで物語が展開していく。
その中の一つ「阿峨草村の空き家差し上げます」は、都道府県ごとに全20種の”謎の切れ端”が入っており、各エリアの購入者が画像を持ち寄ることで一枚の広報紙が出来上がる仕掛けが施されている。
全国のカプセルトイ専門店「#C-pla」で発売中。
◆阿峨草村
謎に包まれた村。
村人・住人・家族の区分があり、階級持ちの村人以外は電子機器の使用が禁じられている。ティッシュを配るなど、住人の誘致に力を入れている。
謎の教団との繋がりもある。
5.各種リンク
【Project:;COLD公式サイト】
【デスゲーム『ALTÆR CARNIVAL』公式サイト】
【YouTube ALTÆR CARNIVAL チャンネル】
【YoutTube みやまんチャンネル】
【ALTÆR CARNIVAL 公式Discord】
【大澤すみれのクリーピーパスタ・ブログ】
【Project:;COLDリンク集】