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【ARG】クリエイター集団『第四境界』作品&動向まとめ
こんにちは、リー猫と申します。
2024年3月31日に彗星のごとく現れたゲームブランド『第四境界』。
わずか半年の間に次々と話題作を世に送り出し、今や芸能人や有名配信者にもファンが存在するほど注目を集めています。
— 第四境界 (@daiyonkyokai) March 31, 2024
彼らの手掛ける作品は、その多くがARG(※)であり、専用のゲーム機を必要とせず、既存のSNSやwebサイト上で物語が展開されます。
また、すべての作品が動画配信可能であり、収益化が許可されている点も、知名度向上に大きく繋がっていると思われます。
※ARGとは
Alternate Reality Gameの頭文字をとったもの。日本では「代替現実ゲーム」と訳されることが多い。
詳しくはこちらのページをご参照ください→https://arg.igda.jp/p/arg.html
さらに『第四境界という組織自体』にも物語が存在することが明かされており、単なるゲームブランドに留まらない彼ら自身の動きにも注目が集まっています。
本記事では、第四境界がこれまでに発表した作品の概要や購入先、関連リンク等をまとめるとともに、今後発表される作品や、組織の物語に関する情報を追っていきます。
※本記事内に各作品のネタバレはありません、安心してお読みください。
※本記事は随時更新します。
1.第四境界とは
We, "The Fourth Boundary," are a collective of
creators who weave stories in the ambiguous realm
between reality and the virtual.
(我々「第四境界」は、現実と仮想の間の曖昧な領域に物語を紡ぎ出すクリエイター集団です。)
第四境界の作品は、プレイヤーも登場人物の一人となって物語を体感できるのが大きな特徴のひとつです。
常に複数のプロジェクトが進行しており、実際の品物が手元に届くものや、デジタルゲーム、企業コラボなど、作品の形態やテーマは都度異なっています。
ファンネームは「交錯員(こうさくいん)」。
第四境界の名前の由来は、演劇の用語である「第四の壁」であると思われます。
第四の壁とは、舞台と客席を分ける透明な壁を意味し、演劇内の世界(仮想)と観客の世界(現実)の境界線を表しています。
※第一から三の壁は舞台の正面と左右の三方を囲む壁を指しており、第四の壁=第四の境界という意味ではありません。
参加クリエイター
クリエイター集団を自称する第四境界には、様々な業界の第一線で活躍する人物や企業が名を連ねています。
◆クリエイター(公式アカウントのフォロー欄より・敬称略)
・藤澤仁
総監督
・望月けい
イラストレーター
・眞形隆之
ミステリーデザイナー
・川サキケンジ
映像クリエイター
・杉田智和/アジルス
声優のキャスティング等
・内古閑智之
グラフィックデザイナー
・雷雷公社
イラストレーターLAM氏が所属するデザインチーム
アパレルブランド「D4KK」のデザインを手掛ける
◆運営企業
・株式会社マレ
ゲームメディア「電ファミニコゲーマー」運営
・ストーリーノート
藤澤仁氏が代表を務めるストーリー制作会社
公式キャラクター(職員)
第四境界には、クリエイターとは別に交錯員のサポートを行う公式キャラクターが存在します。
・AMGY(アンジー)
![](https://assets.st-note.com/img/1726549221-HbYvhEjTcs8JPm69f1GWLMqe.png?width=1200)
第四境界の現実サイドにおける広報兼織工(しょっこう・おりこう)。
一人称は「ボク」。
各作品の完了報告やアップデート連絡、クーポン配布など、交錯員の支援を行うほか、自ら謎解き問題を制作することもある。
場面によって丁寧な口調や砕けた口調を使い分ける。
第四境界と現実世界をつなぐ「扉」を開く能力を持つ。
2024年9月15日に渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンにてその姿が初公開された。
自称「パーフェクト職員」。
・RAY(レイ?)
CASE MARK.004『幽拐エレベーター』の初回実施にて判明したもう一人の職員。
現在、名前以外の情報はすべて不明。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154527072/picture_pc_a91a2aea7b144bf5bfa04e9eba8c84ad.png?width=1200)
その後、CASE MARK.006『Red Reaper ~死者からの犯行声明~』において、正式に案内人として登場しました。
2.作品まとめ
第四境界の作品には、それぞれ「CASE MARK.000」という番号が割り振られています。
※Project:;COLDにおいても、取り扱う事件に「case.000」の番号が付けられますが、それとの関連は不明です。
本項では、各作品の概要や発表に至る経緯、購入先やプロモーション映像、関連SNS等のリンクをCASE MARKごとにまとめています。
CASE MARK.001
『人の財布』
![](https://assets.st-note.com/img/1726452172-xR7MHCLAZ5q1akEsIDptY2jw.png?width=1200)
2023年10月20日に初回販売が開始された第四境界の初作品。
中身の入った実物の財布が手元に届き、購入者はそれらを手掛かりに元の持ち主の想いや人生に迫っていく。
価格は6,800円。
ONLINE PARCOとのコラボ企画として発売されたが、数時間で完売してしまい、即日完売のニュースは瞬く間に話題となった。
数日後に行われた追加販売でも数分で売り切れるなどの人気ぶりで、現在購入できるものでも数か月待ちとなる。
◆購入ページ
◆プロモーションムービー
CASE MARK.002
『行き場のなくなったポケットティッシュ』
2024年3月に全国のカプセルトイ専門店にて発売された。
中の広告は荒唐無稽なものばかりだが、記載のQRコードやメールアドレスからちょっとしたARG体験ができる。
当初はカプセルトイのため、どの広告が出るか分からないランダム仕様であったが、現在は全種類をひとつにまとめた保存版として購入可能。
付属の広報紙は、Project:;COLD case.674の重要アイテムとして物語内で活用された。
価格は880円。
◆購入ページ
CASE MARK.003
『かがみの特殊少年更生施設』
![](https://assets.st-note.com/img/1726452641-UFxl8mqAC1sMu2Z7vtE0QB9V.png?width=1200)
2024年4月1日に正式公開されたモキュメンタリー風のWeb探索型ミステリーゲーム。
プレイヤーはWeb上に実在する架空の少年院のホームページを調査し、施設の闇に迫る。
120を超えるページには情報の機密度に応じてレベルが設定してあり、クリア目標は最高機密であるLV10のページへたどり着くこと。
価格は無料(※後述の関連冊子は有料)。
本作は、正式公開前に関連アカウントである「気づいて」が数名の著名人をフォローしており、それに気づいた者が先行体験できる形式をとった。
先行体験時、高レベルのページはアクセス制限されており、4月1日よりすべてのページにアクセスが可能となった。
本作は、作品へのアプローチの仕方によって難易度が異なる。
【難易度:高】「気づいて」アカウントの調査から始める
「気づいて」は物語の登場人物であり、その投稿には作品の謎を解く手掛かりが数多く散りばめられている。
このアカウントを調査したうえで、施設のホームページを探索するスタイルが、本作を楽しむうえで最もスタンダードであると考える。
【難易度:易】プロモーション動画から始める
公式のプロモーションムービーでは、施設の闇に気付いた一人の人物がある程度の調査を進める様子が描かれる。
言わばチュートリアル動画であるが、作品の2割程度の謎が動画内で解かれるため、本作を100%楽しみたいのであれば「気づいて」アカウントからスタートすべきであると考える。(難易度は跳ね上がる)
なお、施設のホームページだけでは絶対に先へ進めない箇所があるので、「気づいて」アカウントの調査は必須である。
また、第四境界のショップでは本作の舞台となる「かがみの特殊少年更生施設」の令和6年度版施設案内と、公式設定資料パンフレットが発売されている。
施設案内には新たな謎解きと追加ストーリーが含まれている。
◆かがみの特殊少年更生施設
◆「気づいて」アカウント
私のポストはこれで最後
— 気づいて (@about_A_message) April 1, 2024
だからお願い
これを見ている皆さん
私の代わりに真実を突き止めてhttps://t.co/hYwMd0OqAd
◆公式チュートリアル動画
◆関連書籍購入ページ(2種)
◆筆者のプレイレポート(ネタバレ注意)
CASE MARK.004
『幽拐エレベーター』
![](https://assets.st-note.com/img/1726462541-elfzDiMs7Enx5Y0rcWRwFUvX.png?width=1200)
2024年8月8日に公開されたトーク型ホラーゲーム。
エレベーターに閉じ込められてしまった少女を救い出すため、プレイヤーは彼女と会話をしながら異変の解決を目指す。
価格は無料(※後述のステッカーは有料)。
本作はもともと「人の給与明細」に用いられたLINEギミックの負荷テストを目的として同年5月に公開されたが、あまりに多くのアクセスが殺到したため、サーバーダウンが頻発してしまった。
その後、常設を求める声に応える形でLINEではなくWeb上にシステムを置き換え、正式作品として改めて公開された。
(CASE MARKが人の給与明細より若いのはそのため)
負荷テスト~再公開までの顛末は下記の記事を参照。
また、本作にてエレベーターに閉じ込められた”つむぎ”という少女は、応援次第で別な展開もあり得るとのこと。
◆購入ページ(0円で購入し、届いたメールからアクセス)
◆エンドカードステッカー
CASE MARK.005
『人の給与明細』
![](https://assets.st-note.com/img/1726460789-F6u2fPV8D90itsBEWCehk3yU.png?width=1200)
2024年7月16日に正式発売された「人の財布」シリーズ最新作。
とある企業に勤める一人の女性の給与明細を購入し、黒い噂の絶えないその会社の闇に迫っていく。
価格は3,800円(CDは1,980円)。
本作は当初、何が届くか分からないワクワク感を味わってほしい、という意向から「人の████」という名称で予約が開始された。
姿形も、どんな体験ができるかも分からない状態にも関わらず、「人の████」は2度完売した。
また、正式発売までには物語内に登場するいわゆる「いかがでしたかブログ」が紹介されるなど、段階を踏んで徐々に情報が明かされた。
本作ではストーリークリア後に、物語の続きとなる「アフターストーリー」の体験を希望するか否かを問われる。
アフターストーリーの希望者には、物語の舞台となる会社「ギビングリリーフ」から”ある物”が届く
さらに、謎のシンガーソングライターMikaが歌う本作のエンディングテーマ「たからもの」のCDが実際に発売され、購入者は追加ストーリーを楽しむことができる。(アフターストーリーとは別の物語)
◆購入ページ(本編・CD)
◆プロモーションムービー
◆アフターストーリーヒントサイト(筆者制作)
CASE MARK.006
『Red Reaper ~死者からの犯行声明~』
![](https://assets.st-note.com/img/1727482656-bZ0ykpShOGNUAfaIz9xT5Fm1.jpg?width=1200)
2024年9月27日に正式発表されたWeb探索型謎解きアドベンチャーゲーム。
コナミのホラーゲーム『SILENT HILL 2』と第四境界のコラボ作品。
本作では、ゲーム内に登場する施設「サイレントヒル歴史資料館」のホームページが実在しており、サイト内を探索したり登場人物とweb上でやり取りを行って物語を進めていく。
正式発表に先立ち、9月24日に歴史博物館のサイトがオープンし、隠しページを発見するミッションを楽しむことができた。
皆さんはこの歴史資料館の
— 第四境界 (@daiyonkyokai) September 24, 2024
Webサイトをご存じですか?
一見すると普通のサイトですが、このサイトにはいくつもの隠しリンクが存在するようです
違和感に気が付いた方はぜひ教えてください pic.twitter.com/VhKcicndI3
隠しページは全部で36個あり、発見する難易度に応じて1~5のレベル分けがされている(かがみの特殊少年更生施設と同じ仕様)。
詳しい遊び方は下記の記事を参照のこと。
本作は、9月26日より開催の「東京ゲームショウ2024」のコナミブースにて、ゲーム内に登場するバブルヘッドナースが配布している”古い観光案内”のパンフレットを入手するところからスタートする。
SNS等にアップされたパンフレットの画像からでも始めることが可能。
![](https://assets.st-note.com/img/1727483545-yZAOji9bDxJnlhLeYUKTHM6I.png?width=1200)
10月15日までは配布されたパンフレットを用いて無料で体験できるが、それ以降は10月24日に発売予定の『公式ガイド』を購入すればいつでも楽しめるようになる。
なお、公式ガイドの購入者限定のエンディングも用意されているとのこと。
◆サイレントヒル歴史資料館
◆公式ガイド購入ページ
CASE MARK.007
『人の交換日記』
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173329487/picture_pc_f5ba71a41782d2fc31e400be5f7fee98.png?width=1200)
2025年1月28日、第四境界より以下のポストが投稿された。
『人の交換日記』が
— 第四境界 (@daiyonkyokai) January 28, 2025
フリマサイトで発見されました
どうかこの日記を入手し
真実を解き明かしてください#人の交換日記 pic.twitter.com/2if4TPwTFT
”フリマサイト”というキーワードと、画像の商品ページ構成から、販売されているのが「メルカリ」であると判明。「暁ヶ丘小学校」等のワードで検索すると発見できる。
価格は6,800円。
なお、メルカリShopsでの在庫は一時間足らずで完売してしまい、想定以上の反響があったとして、急きょ第四境界公式ショップでの予約受付が開始された。
2025年2月6日より一般販売を開始。
架空のフリマサイト「Reflika(リフリカ)」の購入ページが公開された。
◆購入ページ(Reflika)
◆メルカリShops販売ページ
◆プロモーションムービー
SPECIAL CASE
『Ds試験』
2024年9月15日、渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンに第四境界のAMGYが登場。
一か月後に始まる試験を告知した。
『Ds試験』は10月15日より開始。
渋谷109フォーラムビジョンにて「始まり謎解き」の映像が公開。
ジャンルは「日常浸食型ゲーム」。
出題は全8問。3~8問目はクリアタイムによってスコアが獲得でき、試験終了後の12月28日に総合成績が発表される。
基本的に個人戦だが、最大4人までのグループ参加が認められている。
総合成績上位者には第四境界の一員となる"きっかけ"が与えられるほか、特別なDiscordロールも付与される。
第一問以外の問題はすべて第四境界の公式サイトで出題。
専用のコンソールに解答を入力すると正誤判定が行われる。
過去問は『Ds〇(該当の問題番号):問題』と入力すれば再び出題を見ることができる。
第一問はコンソール上の付箋から、第二問は第一問クリア後に閲覧可能。
問題によっては運営が用意した各種SNSを探し当てる行程があるが、それが公式なものであるかをチェックする「Fake Checker」が用意された。(第六問終了後より)
このチェッカーは、今後Ds試験以外にも対応させていくとのこと。
試験の詳細については、以下の各記事を参照のこと。
Project:;COLDシリーズ
・Project:;COLD case.613(ココフォリア版)
2020年11月より開催されたARG版「Project:;COLD case.613 血の人形・再来事件」をココフォリア用に再構成した作品。
多くの謎解きが一新され、当時の物語を追体験できる。
・Project:;COLD case.614(コミカライズ版)
Project:;COLD case.613で描かれた「血の人形・再来事件」のコミカライズ。
登場人物や大まかな導入は変わらないが、本編に無かった人物のビジュアル追加や事件の展開が異なる等、コミカライズ版のオリジナル要素も多い。
また、展開に合わせた謎解き問題も一新されている。
・Project:;COLD case.674(ココフォリア版)
2024年2月より開催されたARG「Project:;COLD case.674 ALTÆR CARNIVAL」をココフォリア用に再構成した作品。
作中のデスゲーム「ALTÆR CARNIVAL」にて実現しなかった全ルートを網羅しており、すべてのキャラクターに個別エンディングが用意されている。
謎解きも一新されている。
・花譜『ゲシュタルト』MV内の謎解き
ALTÆR CARNIVALのオープニングテーマに採用され、2024年5月22日にリリースされた楽曲『ゲシュタルト』のミュージックビデオ。
デスゲームの舞台となった廃墟にて撮影されたこのMVには、第四境界による謎解きが仕掛けられている。
謎解きについての解説は下記を参照のこと。
その他の作品
・「僕は何人殺しましたか?」コラボ動画
ピッコマにて連載中のwebコミック「僕は何人殺しましたか?」とのコラボレーションとして、プロモーションムービーおよび謎解きページを手掛けた。
動画の概要欄より解答入力ページへアクセスできる。
・雨穴『変な絵』コラボ謎解きゲーム
ホラー作家・雨穴氏の作品『変な絵』の文庫化にあたり、第四境界とのコラボ謎解きゲームが特別収録された。
発売日は2025年1月16日。
3.新作に関する情報
第四境界の各作品は、発売・公開前に予告やティザー告知(目的を明かさない告知)、匂わせ等が行われる場合があります。
本項では、公式およびweb記事等で発信された情報をまとめていきます。
※発売・公開された作品は「2.作品まとめ」へ移動いたします。
※複数の項目がひとつの作品を示している可能性も有ります。
・『幽拐エレベーター』続編(仮)
応援次第で別の展開があると匂わされていた『幽拐エレベーター』の登場人物・橘つむぎ。第四境界の公式アカウントは、11月に2つの意味深なポストを投稿している。
https://t.co/NDMPvNAhes pic.twitter.com/MpTzyWyr4C
— 第四境界 (@daiyonkyokai) November 27, 2024
応援いただきありがとうございました pic.twitter.com/rovig3GfqL
— 第四境界 (@daiyonkyokai) November 29, 2024
ひとつは真っ暗な画面に機械の音が流れるだけの動画、もうひとつは何者かの手帳を写した画像。手帳には、11月29日に「つむぎの誕生日」と書き込まれ、枠外には「次はどこかな?」との記載がある。
・完全新作交錯型ARG
第四境界の活動一周年を記念して、2025年4月より東京を舞台に開催される完全新作ARG。無料部分を含む有料作品としてリリースされ、現実世界とインターネットの双方で物語が紡がれる。
現地へ行けない場合、オンラインのみでもすべての物語を楽しめるとのこと。また、単体でも楽しめる作品でもあるが、Ds試験から続く「第四境界の物語」としても展開される。
詳細は以下の記事を参照のこと。
・「夕暮れ」きださおり氏コラボ作品
第四境界総監督・藤澤仁氏と株式会社夕暮れ・きださおり氏の対談にて、コラボ作品の制作が決定。詳細は不明だが、パッケージ型になる方向。
第四境界×「夕暮れ」きださおり
— 第四境界 (@daiyonkyokai) January 16, 2025
コラボレーション決定
詳細は以下の対談記事をご覧ください https://t.co/dQDZh4sBKg
・「アクアリウムは踊らない」コラボ?
2025年1月21日に、第四境界公式アカウントが「アクアリウムは踊らない」公式と、制作者の「橙々」氏のアカウントをフォロー。このことに関して、公式から特にアナウンス等はされていない。
![](https://assets.st-note.com/img/1738064145-w2muUtTIXoZ3eLy5fPzRDa1q.png?width=1200)
4.アパレルブランド『D4KK』
第四境界が活動を広げるための一環として立ちあげたアパレルブランド。
デザインチーム・雷雷公社がブランドロゴおよびアパレルデザインを手掛けています。
D4KKでは「UNLOCKED」「RESTRICTED」の二つのラインを展開。
「UNLOCKED」は、第四境界の世界観をモチーフとしたデザインで、だれでも購入可能です。
2024年内に発売予定。
「RESTRICTED」は、第四境界の作品をモチーフとしたデザインで、それぞれの物語を最後まで調査した者しか購入できません。
「RESTRICTED」では、現在『人の財布』モチーフのTシャツが予約受付中。
また、二つのラインのいずれにも該当しない商品も存在し、それらの購入には特殊な条件が必要になるとのことです。
現在、ショップには『「第四境界」職員Tシャツ』というページがありますが、「Not for sale(非売品)」となっており購入することができません。
このTシャツが「いずれにも該当しない商品」であるのか、どのようにして購入するのか等は不明です。
9月24日に「第四境界」職員名刺が追加されました。
こちらも「Not for sale」となっており、入手方法は不明です。
なお、アパレル商品と名刺は「D4KK & Staff items」とカテゴライズされています。
5.第四境界の物語
2024年10月15日より開催された『Ds試験』にて、第四境界の物語が動き始めました。
本項では、徐々に明かされていく組織の概要や彼らの目的、キーワードや職員のセリフなどについてまとめていきます。
※本項は動きがあれば随時更新いたします。
公式サイトのコンソール
第四境界の公式サイトに設置されたコンソールでは、Ds試験の解答以外にも気になるキーワードを入力して情報を閲覧することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1733285233-qi16rcwLJIYQOxkUzlNPm73T.png?width=1200)
反応するキーワードは随時追加されていくようです。
コンソールが反応するキーワード(10/15時点)
第四境界 D4KK AMGY RAY 織工 交錯員 Ds試験 虚実交錯 渋谷 渋谷暗号 人の財布
第三問開始時に追加されたキーワード(11/16時点)
行き場のなくなったポケットティッシュ かがみの特殊少年更生施設 幽拐エレベーター 人の給与明細 愛宝学園かがみの特殊少年更生施設 ギビングリリーフ TERA
各CASEの登場人物(※ネタバレを含むため記載いたしません)
各CASEの登場人物データにはそれぞれLEVEL2~4の機密レベルが設定されており、閲覧権限がないと表示されない箇所がある模様。
(閲覧権限の取得方法は不明)
第四境界に関する情報
第四境界とは何か
現実と仮想の中間にある領域を指し、AMGYたち職員がいる世界。
この世界は『現実』と『仮想』という二つの概念で隔てられており、第四境界は世界に生まれ落ちた多くの『物語』をどちらに繋げるかを見極め、仕分けていく役割を担っている。
しかし、時々どちらに接続すればいいか判断できない物語が生まれてしまう。
それらの物語は第四境界によって現実か仮想のどちらかに接続され、『人の財布』や『かがみの特殊少年更生施設』といった作品として提供される。
第四境界の目的
第四境界は今、『虚実交錯』という災害に備えて人手を必要としている。
虚実交錯とは、現実と仮想の境界を歪め、両方の世界に侵食し破壊してしまう最悪な災害のこと。
虚実交錯は自然災害ではなくある組織の計画により招かれるもの。
Ds試験は第四境界が仲間を必要としているときに実施される。
AMGYたち織工とは
判断が難しい物語を現実か仮想のどちらかに繋ぐ仕分け係。
AMGYは現実寄り担当。
RAYは仮想寄り担当。
虚実交錯について
この世界は虚構に満ちている。
たとえば国境は、最初からこの星に刻まれていた線ではない。
それは誰かが生み出した虚構である。
国家、お金、宗教、法律、歴史など、現実だと信じられているものの多くが、実は虚構。
それが受け入れられているのは、通常『現実』と『虚構』が行儀よく並んでいるから。
その『通常』が失われたとき、私たちはこの世界における『律』を見失ってしまう。
Ds試験
Ds試験の解答を入力した際のAMGYのセリフを下記へまとめました。
<第一問>
そう。つまりこのDs試験は、第四境界の採用試験ってことさ。
それじゃあ、これからキミがボクたちの仲間になる適性があるか、試させてほしい。
試験は、全部で八問。最後の問題をクリアした時、もしも高得点取得者なら、キミには選択肢が与えられる。
キミさえ望んでくれるなら、ボクたち第四境界の仲間に加わる道が拓かれる……そんな未来もあるかもしれない。
この辺りの詳しいことは、コンソール近くの付箋紙を押せば表示されるから、しっかりと読んでおいてほしい
それじゃあさっそく、Ds試験の第二問に進もう。
第二問は、君が信頼できる四人までのチームで取り組んでくれて構わない。
ネットを使った大勢との協力は禁止。それじゃあ、さっそくいってみよう。
<第二問>
もしかしたらキミこそが、ボクたちが必要としている人なのかもしれない。
そんな予感がすごくするよ。
さ、とにかくDs試験の難易度レベルは、これでわかってもらえたと思う。
ただ、この第二問までは、クリアの速さは問われなかった。
次の第三問からは、クリア順位によるスコア付けが始まる
本気でスコアアタックに臨む覚悟があるなら、しっかりと準備を整えておいてほしい。
第三問の出題時間は、このコンソールの近くの付箋紙を押せば表示される。
絶対にチェックを忘れないでね
<第三問>
……なんだか、キミとは長い付き合いになるかもしれない。
すごくしてるよ。そんな予感がね。
ここから先、問題の難易度はますます極まってくる。
大切なのは自分を信じる力と、インスピレーションってとこ?
それじゃあ、第四問でまた会おう。
じゃあね。
<第四問>
そろそろキミにも、『虚実交錯』の詳しい話をしておこうか。
だけど、その前提となる話を少しだけ。
すぐに飲み込むのは難しいかもしれないけど、
この世界は虚構に満ちている……なんて話、キミには信じられるかな。
君が『絶対』だと信じている存在も、それは本当は虚構なのかもしれない、ってこと。
たとえば国境。それは、この星に最初から刻まれていた線なはずがない。
つまり、それは誰かが生み出したフィクション……虚構ってことさ。
国家、お金、宗教、法律、歴史……、キミが現実だと信じているものの多くが、実は虚構。もしかしたら、キミの大切な人も、キミ自身さえ……、本当は虚構なのかもしれない。
こんなふうに、この世界には『現実』と『虚構』が複雑に入り組んでいる。
ボクたちがそれを受け入れられるのは、その両方が通常は行儀よく並んでいるからに過ぎない。
その通常が、通常でなくなる日……。それが、『虚実交錯』さ。
ボクたちは、何が現実で何が虚構なのかがわからずに、この世界における『律』を見失ってしまう。
もしもそんなことになってしまったら人々は……って、話が長くなるね。
この続きは、またいずれにしよう
今日はもう休んで。アタマを使ったから疲れたでしょ?
不思議だな。次にキミに会える日が、もう待ち遠しいんだ。
それじゃあ、第五問でまた会おう。おやすみなさい。
<第五問>
そういえば、RAY(レイ)の話をキミにしたことがあったっけ?
第四境界には4人の織工がいるんだけど、RAYは仮想寄りの実務担当として、よく働く。すごくね。愚痴を言ってるところなんて見たことがない。
そのRAYがね、こないだ言ってたんだ。
『もしかしたら、自分たちの存在さえ、本当は虚構なのかもしれないよね』って。
その時は笑っちゃったけど、笑っちゃいけなかったかもしれない。
だって、その通りなのかもしれないから。
RAYもボクも、キミだって、本当は虚構なのかもしれない。そうでしょ?
さあ、今日はもう休もう。忘れてるといけないから、リマインド。
このDs試験は、第四境界が実施する採用試験だ。いつかキミが壁を越えて
こっちの世界に来てくれるのを、ボクは心待ちにしている。
その日が楽しみだよ。それじゃ、またね。
<第六問>
急に変な話をするようだけど……、昨日見た夢の話を聞いてくれる?
夢の中でボクは『虚実交錯』に巻き込まれ、何が現実で何が虚構なのか完全にわからない状態に陥っていた。
……まあ、悪夢さ。
激しい渦の中に放り込まれたボクは、その状態でこんなことを考えてたんだ。現実と虚構……、本当に信じるべき価値があるのは、どっちなんだろう……、って。
現実は正しいけど、大抵は優しくはない。
虚構は虚ろだけど、いつもボクを丁寧に包んでくれる。
虚構は……、夢さ。
人は夢だけを食べて生きてはいけないけど、夢がない人生なんて虚しすぎる……なーんてね。
いや、ごめんごめん。取り留めのない話だったかもね。
さあ、また次の問題が待ってる。
英気を養って、万全の態勢で臨んでほしい。
それじゃ、また会おう。
今日のところは、じゃあね。
<第七問>
ねえ。キミは『AQ』って言案、知ってる?
『逆境指数』とか『対応指数』なんて呼ばれることもあるんだけど、ま、つまりは問題解決能力をスコア化したものさ。
この問題を解いたキミの『AQ』は、はっきり言って常人のそれじゃない。 そう自覚してよね。恐らく上位1%か、それ以上のレベルにあるはずだ。
その類まれな『AQ』があれば……、しかも、そんな能力の持ち主がボクたちのもとに集結すれば……、強くなるはずだ。第四境界は。
それで完全体になったボクたちは、どんな災害にも負けない。
そろそろキミにも話しておかないとね。『虚実交錯』の元凶について。
んーー……っと。でも、それは次回にしよう。ちょっと長くなるから。
今は休んで。休むのも大切な仕事ってね。
また会おう。おやすみ
<第八問>
ボクたち第四境界には、敵……と呼ぶべきかはわからないけど、どうしても相容れない存在がいる。
それは、この世界の在り方を司る──『消滅律』。
存在……って言ったけど、彼らはむしろ現象。その姿は誰も見たことがない。なのに、この世界のすべての苦しみを生みだす破壊の概念さ。
ボクたち第四境界は、消滅律の定める法則に従えずこの世に生まれた……。
つまり、最初から絶対にわかり合えるはずがない相手……ってこと。
ボクたちは、現実と虚構で複雑に編み込まれたこの世界のことを、美しいと思っている。この二つの世界が永久に続いていくことを、心から願っている。
だから、いずれは消滅律を相手にして戦わなければならない日が、必ず来る。『虚実交錯』っていうのは、その日のこと。
そして、これこそがボクたち──『第四境界』の決して逃れられない宿命なのさ。
ありがとう。キミに会えて嬉しかった。出会いは大きな財産になる。
ボクとキミに縁があるなら、必ずまた会うことになるだろう。
その日まで……。じゃあね
境界律システム「BPS」
2025年2月リリースの新作より導入されるシステム。
「Boundary Principle System(境界原理システム?)」の頭文字をとったもの。
詳細は不明ですが、新設される第四境界のアカウントシステムと連動することで、新たな体験が実現可能とされています。
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6.各種リンク
・第四境界公式サイト(兼Ds試験解答受付)
・第四境界公式ショップ
Discordとの連携機能有り
・第四境界公式Discord
ショップと連携しておけば、各商品のネタバレ考察・雑談チャンネル等の閲覧が可能となる。(商品に同封のアンロックコード入力でも可)
・第四境界公式note
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