歌って弾ける弁理士・岡崎真洋さん
リエンギの【A+Re:E】の住人のもりけんです。
本日は【歌って弾ける弁理士「岡崎 真洋」さん】をご紹介します。
それでは岡崎さんの記事をお楽しみください。
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◯もりけん
「岡崎さん今日はよろしくお願いします。」
🔵岡崎さん
「よろしくお願いします。」
◯もりけん
「改めてご職業を教えていただけますでしょうか。」
🔵岡崎さん
「東京の麹町で商標と著作権専門の弁理士事務所を運営しています。」
◯もりけん
「弁理士さんってあまり聞きなれないですが、どういったことをされていらっしゃるんですか?」
🔵岡崎さん
「商標であるネーミングやロゴマークを“人にマネされない”ためにどうするかとか
音楽やイラストなどの“著作権”があるものをしっかり守って大事に使っていきましょう。
というところのコンサルや法律の仕事をやっています。」
◯もりけん
「割と身近なものを守るためのお仕事なんですね。」
🔵岡崎さん
「そうなんですよ。」
◯もりけん
「弁理士になろうと思われたきっかけはなんですか?」
🔵岡崎さん
「20歳前後の時に音楽をやってたんですよ。
自宅で歌を歌ったり、ギターを弾いたりしていたんです。」
◯もりけん
「音楽をやられていたんですね。」
🔵岡崎さん
「音楽って似たメロディとか、同じような構成になってしまうことが多くて、音楽やってると“マネされた”とか“マネしてない”とか“こういうやり方はよくない”とか、著作権関係でトラブルを見ることも多くって・・・」
◯もりけん
「トラブルですか。」
🔵岡崎さん
「その時に“著作権”って言葉をよく聞いていたのですが、周りのみんなも自分もわかっていなかったから、著作権の勉強をしたいなって思っていたんです。
それで“著作権” “法律家”ってググったら【弁理士】が出てきたから勉強して弁理士になったんです。」
◯もりけん
「そうなんですね。音楽家を守るために弁理士になったというのには、そういった経緯があったんですね。」
🔵岡崎さん
「そうなんです。」
◯もりけん
「岡崎さんが音楽を始められたきっかけもお伺いしてもいいですか?」
🔵岡崎さん
「はい。母がすごい音楽が好きだったんすよ。
本当にいろんなCDを探してきて買ったりとか、
自分が聴いたことないアーティストをすごい聴くような人で。
ちょうど僕が小学校5年生ぐらいのとき、
秦基博さんがデビューするかしないかぐらいの頃の話なんですけど。」
◯もりけん
「おぉ、秦基博さん。」
🔵岡崎さん
「そう、有名な曲で、秦基博さんの『鱗(うろこ)』っていう曲があるんですけど」
◯もりけん
「その曲知ってます!いい曲ですよね。」
🔵岡崎さん
「その前に出した『シンクロ』っていう曲を母が聞いたときに、
「これは絶対売れんぞ」って言ってファンクラブに入ったんです。」
◯もりけん
「お母様がですか。」
🔵岡崎さん
「はい。デビューして1年目とかですよね、ライブとかめちゃめちゃ行ってたんです。
そこで“アコースティック”と“歌”っていうシンプルな構成の音楽聞いて、母が感動してギターを買ってきたんですよ。」
◯もりけん
「へぇ~!お母様がギターを。」
🔵岡崎さん
「母親が自分でギターを弾くために買ってきて、それが家にあったんで僕も触ってみたんです。
そしたら、ちょっといいなっていう感じで、だんだん僕も音楽を好きになってたっていう感じです。」
◯もりけん
「となると、お母様もギターを弾けるんですね。」
🔵岡崎さん
「そうですね。家で楽しく弾くっていう、エンジョイのためのギターだから、マイペースでちょくちょく触ってたと思います。
5年以上はやってたと思います。」
◯もりけん
「そのお母様が演奏してる合間に、岡崎さんもそのギターを借りて弾いてたんですね。」
🔵岡崎さん
「そうなんです。」
◯もりけん
「岡崎さんは当時ライブに出たりされたんですか?」
🔵岡崎さん
「僕は自宅でがメインでしたね。音楽を楽しむ感じで、
好きな曲をカバーしてみたりとか、
家に置いてあったちっちゃいデジカメ使って、自分でカメラを回しながら、ちょっと弾いてみた、みたいなのを1人でやってました。」
◯もりけん
「その映像はSNSなどには出したりしていたんですか?」
🔵岡崎さん
「YouTubeに上げるとかはしてない・・・
いや、ちょっと出した気がします。
小学6年生、12歳とかだったんで、すぐ消しましたw」
◯もりけん
「ちなみに自分でも何かオリジナル曲を作られたこととかもあるんですか?」
🔵岡崎さん
「ありますあります。
それこそ、15歳ぐらいからもう自分で曲とかは作るようになってて。
中学生の時の同級生でバンド組んだこともありますし。
そのあと17歳とか18歳になってからは、
DTMのソフトでCubase(キューベース)っていうのを使ってるんですけど、音楽理論とかも全部勉強して、割と一通り曲は作っていました。」
◯もりけん
「音楽理論まで!?」
🔵岡崎さん
「なので10代の頃は結構曲を作ってたかもしれないです。」
◯もりけん
「そうなんですね。すごい!」
🔵岡崎さん
「そんなそんな」
◯もりけん
「それと、以前お伺いしたのですが
今でもカラオケは頻繁に行っていて、いつでも歌えますって仰ってましたけど、本当ですか?」
🔵岡崎さん
「(食い気味に)いつでも歌えます。
だからスナックとかに呼ばれた時の立ち回り、割と回れる方です(笑)」
◯もりけん
「へぇ~、すごいですね。なんかこう、 弁理士さんって聞くと堅いイメージとか、話しにくそうだなって思いがちですが、
岡崎さんって本当にフランクで、なんか身近にいる話しやすいお兄ちゃんみたいな印象を受けますよね。
それに親しみやすいところがあるから、なんか相談とかも色々しやすいなっていうのがありますよね。」
🔵岡崎さん
「ありがとうございます。」
◯もりけん
「岡崎さんのお話をお伺いしていると、弁理士さんって音楽に近いところにいるような気がしてくるんですが、他の弁理士さんもそうなんですか?」
🔵岡崎さん
「そうでもないんですよ。やっぱり今の弁理士って、特許とか商標とか、どっちかっていうとビジネスに使うための知的財産の仕事がほとんどなんですよ。」
◯もりけん
「そうなんですね。」
🔵岡崎さん
「だから、個人で音楽とか芸術とかを楽しんでる人とか、そういったところにはあんまりこう弁理士って出ていかないことが多くて、正直、多分 お金にならないからみんな出てこないんだろうなって(笑)」
◯もりけん
「大企業とお仕事した方がお金にはなりますもんね。」
🔵岡崎さん
「弁理士と言っても得意分野も様々ですからね」
◯もりけん
「岡崎さんはこれから先、弁理士さんとして音楽関係でされたいお仕事なんかはあるんですか?」
🔵岡崎さん
「僕がやっていきたいことだと、最近、生成AIに画像とか音楽を入れて、なんか全然違うものが作られるみたいな、 そういうのも結構あると思います。
そういう時に、自分の作品が勝手に使われちゃったんだけど、どうすればいいのかな?とか」
◯もりけん
「ふむふむ」
🔵岡崎さん
「あるいはこう、自分がサンプリング音楽を作るときに、人の音源をパロディにして使っていきたいんだけど、それって大丈夫なのかな?
みたいなのを気軽に相談できる。
なんか本当、“よろず屋”みたいな。」
◯もりけん
「よろず屋ですか」
🔵岡崎さん
「だから弁理士は弁理士だけど、ミュージシャンにとっては便利な人のベンリシになりたいと思って、色々相談を聞ける人になりたいなっていう風に思ってます。」
◯もりけん
「ステキなワードが出ましたね。
ミュージシャンにとっては“便利な人”のベンリシ
いやぁ素晴らしい!
正に音楽家の味方ですね!」
🔵岡崎さん
「いえいえ、ただ本当に音楽家のことは心から応援してますからね。」
◯もりけん
「岡崎さんは、今もリエンギメンバーと絡んでいただいていますが、
今後もタイミングがあれば、 リエンギが開くフェスっていうか、レセプションパーティーで、
そういうステージに立って歌っていただくことなんていうのもできたりするんですか?」
🔵岡崎さん
「ぜひ!歌える弁理士でやらせていただきたいと思ってるんで(笑)」
◯もりけん
「歌える弁理士!ステキですね。」
🔵岡崎さん
「歌って弾ける弁理士をむしろリエンギの皆さんにプロデュースしてほしいな、なんて思ってます。」
◯もりけん
「それ楽しいですね。これからも色々絡んでいきましょう☆」
🔵岡崎さん
「はい、よろしくお願いします。」
◯もりけん
「じゃあ次はスナックでカラオケ大会ですね♪」
🔵岡崎さん
「みなさんで歌って楽しみたいですね♪」
◯もりけん
「そうしましょ♪岡崎さん、本日はありがとうございました!」
🔵岡崎さん
「こちらこそありがとうございました。」
弁理士・岡崎真洋さん
【Instagram】
https://www.instagram.com/okmese1/
【note】
https://note.com/ok_ip/n/n55a3139d76c8
岡崎弁理士事務所HP
東京都千代田区二番町5番地2 麴町駅プラザ901
【所属】
日本弁理士会
弁理士無名会
公益社団法人著作権情報センター(CRIC)
日本知財経営推進機構(JIPPO)
生成AI活用普及協会(GUGA)
全国士業協力協会
リエンギの【A+Re:E】とは、「つながり × ⾳楽」:表現者のつながりのアトリエ風WEB マガジンです。
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