シェア
優谷美和(ゆうたにみわ)
2024年5月6日 22:54
noteの街を歩いていた。とある商業施設から、助けを求める声がした。「お客様の中に、お医者様はいらっしゃいませんか。急病人がいます。」「さっきから、『もうだめだ』とか『もう書けない』などとずっと言っているんです。」「うつろな目で、ずっとぶつぶつ言ってて、ちょっと怖いです。呼吸も荒くて・・・。診ていただけますか。」床に倒れている女の手から一枚のメモがはらりと落ちた。「