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#3 ブライダル業界で5年連続No.1の秘訣!ドレスコーディネーターのやりがいとは|「Reeluの接客チャンネル」文字起こし

この記事は、stand.fmで配信しているReeluの接客チャンネル「#3 ブライダル業界|5年連続No.1の秘訣!ドレスコーディネーターのやりがい」の音声を書き起こしたものです。

Reeluでは、stand.fmのトーク番組「Reeluの接客チャンネル」を配信しています。毎回およそ5分間、学生や企業の方をゲストにお招きして、接客・ホスピタリティについてゆるりと語らう音声配信です。


ゲスト:笹垣 泉さん(Izumi)/ ブライダル業界で活躍中のフリーランス、文中では敬称略)
聞き手:石丸 香織(Kaori)/ 株式会社Reeluスタッフ

kaori:まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?
Izumi:ブライダル系の専門学校を卒業後、ウェディング業界の最大手の会社に入社。衣装部門で5年連続で制約率1位を獲得し、その後ベンチャー企業に転職。買い付けやPRのお仕事でキャリアを積み、2024年の夏に独立、現在はフリーランスとして活動しています!

新卒でブライダルのドレスコーディネーターになったきっかけ

Kaori:ブライダルの衣装部門のお仕事内容を簡単に教えていただけますか?
Izumi:結婚式や前撮りが決まったお客様に、ドレスやタキシードのご案内をするのが主なお仕事内容です。衣装が決定した後は、それに合わせてアクセサリーやシャツの色などトータルコーディネートで新郎新婦様のスタイリングのお手伝いをします。

ウェディングプランナーと同じで、準備期間の長いお時間を共にするので、衣装以外のヘアメイクやブーケなどのお相談に乗ったりすることもあります。

Kaori:Izumiさんは、メイクやお洋服のコーディネートの知識は学生時代からあったんですか?
Izumi:専門学校の授業で、パーソナルカラーについて学ぶ機会はありましたが、専門的に学んだことはなく、知識もなかったですね。就職をしてスタイリストとしてデビューをした後に、メイクのトレンドやドレスとブーケの色や形の相性についてお勉強をしました。

Kaori:ブライダルの衣装部門には、どんなきっかけで入ったんですか?
Izumi:実は就職活動中までは、プランナーが第一志望でした笑。結果的にプランナーとドレスコーディネーターの会社から一つずつ内定をいただいたのですが、より自分が熱意を持って取り組めるお仕事はどちらかと考えた時に、実は学生時代にストリートスナップや美容室のサロンモデルの経験をさせていただいたことがあって、その時に自分らしさを褒めていただけるみたいなことがすごく嬉しいなというふうに思った経験があったんです。

プランナーよりも、お客様一人一人に向き合うというところにフォーカスできるのではと思い、最終的にドレスコーディネーターのお仕事を選びました。

5年連続成約率1位の秘訣とは?

Kaori:5年連続で成約率1位と仰っていましたが、どんなことを工夫されていましたか?
Izumi:周りの方々のサポートもすごく大きかったんですけれども、一番意識したことは「モチベーションに左右されないこと」です。

モチベーションって、その日の自分の気分だったり、天気や昨日あった嫌な出来事とか外的要因にも関係があるかなと思うんですけれども、やっぱりプライダルもお仕事なので、数字や結果みたいなものを求められるのが当たり前ですよね。

そのため、自分のモチベーションに左右されるのではなく、自分が目標にしているものを軸にして、ぶらさないということを常に心がけていました。モチベーションを軸にしてしまうと、頑張った時はすごくいいと思うんですけど、頑張れなかった時の自分を責めてしまうんじゃないかなと。私としてはそれはあまりポジティブな行動ではないなと思いました。

基本的には結果ベースで数字を見て、なぜそうなったか?自分なりに分析してPDCAを回していくことを常に心がけていましたね。

成約率を高めるポイントは「XXを軸に提案したこと」

Izumi:ウェディングドレスに関しては、レンタルとオーダー購入で選択肢が大きく二つあります。初めて来てくださったお客様に、自社のドレスをレンタルかご購入か初回でお決めいただくので、その時の数字をベースに成約率が出ていました。

結婚式場のシステムにもよりますが、自社以外のドレスサロンからレンタル、もしくは購入いただける場合も多いので、自社で決めてもらえるのが当たり前という環境ではなかったかなと思います。

そんな中で、お客様にその場で決定していただくために工夫していたことは、「価格を軸にプレゼンをしない」ということです。何を軸にするかというと「価値を基準にプレゼンをする」ということをすごく心がけていました。ドレスは20万円のドレスから100万円ぐらいまで幅広くプライス帯としてはあったんですけれどもそのお客様にとって大切な軸は本当に人それぞれだなと思います。

ブランドで選ぶ方もいれば、デザインやシルエット重視で選ぶ方もいらっしゃれば、旦那様とかお母様がいいって思うものを着たいっていう方もいます。

そのお客様が一番大切に感じるものを軸にして、寄り添ったご提案をすることをすごく心がけていました。

チームリーダーの経験と壁にぶつかった時の対処法

Kaori:そんな中で、やっぱり壁にぶつかった経験もありましたか?

Izumi:3年半ぐらいずっと一位をキープしていたときに、新しいチームのリーダーになることが決まったんです。個人ではなくチームのリーダーとして引っ張っていくミッションを与えられたときに、壁にぶつかりましたね・・。

自分以外の子の数字も踏まえて、どう伸ばしていくか?というのが今までにない経験だったので、ウェディングドレスのスタイリストをしている中で、その時が一番苦戦していたなと感じます。

苦戦する中でも、日々お仕事をしていると成功体験は必ずあるなと思っています。小さくてもいいから成功体験をどんどん集めて、その子のいい部分をそれぞれに見つけてあげて、アドバイスをしていくことでその子の数字が伸びて、結果的にチームの成約率や平均単価が上がる経験をしました。

壁にぶつかったときこそ、悪いところに目を向けるのではなくて、いいところを伸ばしていくっていう風に考えをシフトチェンジできたことが、乗り越えられた理由かなと思います。

ブライダル業界のやりがい、向いている人は?

Kaori:働く中でやりがいを感じた部分を一つ挙げるとしたら、どんなところですか?
Izumi:マネジメントするようになってからは、やっぱり後輩やチームのメンバーの目標が叶う経験ははすごく嬉しかったですね。

Kaori:チームの方も含めて、ブライダル業界はどんな人が多いとか、どんな人が向いてるなとか、何か人について思うことはありますか?
Izumi:業界としては、本当に明るくて前向きな人がすごく多いなと感じています。明るさとかポジティブさだけではなくて、しっかり自分の中で軸があったり、熱い思いがある人が結果を出している印象です。

Kaori:最後にこれからブライダル業界に入りたいという方へのメッセージをお願いしたいです。
Izumi:ブライダル業界は、もちろん大変な部分もあったりするんですけれども、自分自身が商品となってお客様に価値を提供できるという部分では、他のお仕事にはない喜びやワクワクがある業界かなと思います。

正解がない分野で自分らしさを表現してみたかったり、人の笑顔を作っていくことが好きという方はすごく向いている業界だと思います!ぜひ自分自身とも向き合いながら、就職活動を頑張っていただいて、ぜひウェディング業界を盛り上げていただきたいなという風に思っています!

Kaori:今日のゲストはIzumiさんでした、ありがとうございました。このチャンネルでは、今後も学生さんや企業の方を呼びしながら、接客ホスピタリティについてゆる〜くお話ししていきます。質問レターや出演希望も募集しています!ありがとうございました。

<音声版はこちらから>

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