【組織】退職者から見えるもの
こんにちは、ReeeeL.です。
今回は自己都合の退職についてお話していこうと思います。
人それぞれの生き方があり、人それぞれの未来があります。
この記事も決して退職を悪と言っているわけではありません。
退職者を減らしたいと考えている方へ参考になればと思っております。
組織で運営をしている以上、退職者が出ることに良いイメージをだけを持つことはほとんど無いかと思います。
仮に、”問題”とされるスタッフがいたとしても少なからず担っていた担当業務があるわけで、その担当業務は誰かの負担となり過剰業務に繋がり、最悪お客様へ影響します。
私は見たことがありませんが”窓際”と比喩される何もしないスタッフが本当にいるのだとしたら、それは組織の運営方法に問題があります。
少し話はそれましたが、退職者が出たときにその分析をすることで組織改善に繋がる可能性があります。
✓自己都合退職の理由
自己都合退職をする理由としてよくある理由を挙げてみます。
①会社が与えるものへの不満
一言で表すと待遇と環境の不満です。
実際に退職理由として一番多いのは上司との関係も含む「人間関係」とも言われておりますが、この「人間関係」もここに該当します。
その他、給与・賞与などの賃金への不満や、評価への不納得、仕事内容のミスマッチ、理念や方針へ共感できないなどが挙げられます。
②新しい目標ができる
今ある環境の中では達成が難しいとされる、新しい目標が生まれた場合です。
背中を押したくなるシチュエーションもあるのでは無いのでしょうか?
③プライベートによる環境の変化
”仕方がない”に一番近い場合です。
個人の中で仕事がプライベートより優先順位が高くないとこれを防ぐことは難しいと考えます。
✓不満と新しい目標
退職者を減らしたいと思ったとき、①不満の場合、不満の種類を分析し改善できることへの着手とシンプルに考えられます。
この衛生的要因を改善することで退職者が減る可能性は大いにありえることです。
しかし、②新しい目標は複雑です。
前述では新しい目標の際、背中を押したくなるシチュエーションもあると記述しましたが、それだけしか思わないことには危険性があります。
職場の待遇と環境には不満はないけど、他にやりたいことがある。
それは今の会社での動機形成と自分がやりたいことを天秤にかけたときに後者が勝ったという事実です。
この場合、多くは会社での動機形成が上手く行っていないと考えられます。
会社の方針や目標とスタッフが目指す方向性が同じ方向を向いていたらこのような退職を減らすことが出来ると考えています。
スタッフは何かしらの魅力を感じその会社へ応募をします。
これはその人が普段考えているプライオリティに近いものがその会社にあるからです。
入社後はより深く結びつけるための手助けをしてあげましょう。
面談、研修、フレームワークなど方法はたくさんあります。
そうすることで退職の可能性が減るだけではなく、パフォーマンスにも影響してくるはずです。
✓さいごに
人手不足との声が多くありますが、採用だけで解決出来る問題ではありません。
退職者、特にお互いに不本意な退職者を減らすことも人手不足解消に繋がるので両輪で検討していく必要があります。
今回は退職理由から考えましたが、普段からのコミュニケーションも非常に大切です。
微妙な変化を読み取ることができれば極端な考えに行き着く前に対策を講ずることができます。
これについてはまた別の機会に記事にしてみようと思います。
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