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「Facebook広告が止まる要因ってどんなのがあるんだっけ?」に答えてみた

きっかけは1つの質問でした


「広告が止まる要因ってどんなのがあるんだっけ?」

1人のクライアントさんにこう尋ねられて、わかりやすく噛み砕いて説明するようにまとめてたら、これ残しておきたい!欲がムクムク湧いてきたのでnoteに書いておこうと思います!

というのも去年からFacebook広告でビジネスマネージャーのBAN・広告アカウントのBANを頻繁にくらい、その度に原因になりそうな箇所を色々調べながら対策していました。

今回の質問に答えていた時に大分考えてきたことが溜まってきたなと感じたので、このタイミングで一度まとめておこうと思います!

最初に自己紹介

Webコンサル会社で広告運用を担当して2年目の25歳。
社内に知見がほぼ何もないところからスタートし、現在まで自分で試行錯誤しながら運用しています。
触っている媒体はFacebook・Google検索・Twitter・TikTok・LINEです🔥
オンラインスクール事業のリスト獲得広告を回すことが多いです💪

広告の階層

広告アカウントBANの要因を考えるにあたって、まずFacebook広告には以下のような審査階層があることを知っておかないといけません。

階層ごとに様々な評価軸があり、それらの評価が複合的に絡み合った結果アカウントBANという形で評価が現れているのだと思われます。

ではその階層というのが何なのかというと、

・ビジネスマネージャー
・広告アカウント
・広告クリエイティブ

の3つです。

そしてこれは、上(ビジマネ)の評価が悪いほど全体に悪影響だと思われます。

階層ごとの評価ポイント

では階層ごとの様々な評価ポイントとは具体的に何があるのか?

ここに関してはTwitterで発信されてる有識者の方やGoogle検索で調べながらポイントを1つずつ洗い出しました。

それぞれで現在までに書き出した要素が以下です。

ビジネスマネージャー
FBページ・Instagramアカウント・カード情報・ドメイン・ユーザー・広告アカウント

広告アカウント
FBページ・Instagramアカウント・LP URL・広告クリエイティブ

広告クリエイティブ
ポリシー違反・広告に対する低評価

ざっくりこんな感じかなというのが現在までの所感です。

FacebookページとInstagramアカウントに関してはビジマネにも広告アカウントにも存在してますが、この2つが原因でビジマネがBANされることも広告アカウントがBANされることもどちらもあるため両方に記述しました。

BANの要因になったと考えられるポイント

次にこれらの評価ポイントの中で、自社ビジネスマネージャーのBAN要因になったと考えられるものを記載します。

ビジネスマネージャー
Instagramアカウント・ドメイン・ユーザー

広告アカウント
FBページ・Instagramアカウント・ドメイン

Instagramアカウント

まず「Instagramアカウント」についてですが、これがBAN要因になったと考えたのは、別ビジマネに紐づいてたInstagramアカウントを新規ビジマネに移した瞬間にBANされたからです。

Instagramを新規ビジマネに移した瞬間Facebookから制限しましたメールがきたのは流石にビビりました…。今でもあの衝撃は忘れません。

ドメイン

続いて「ドメイン」ですが、こちらもドメインを変えたおかげで現在までBANされることなく回し続けられている商材があるからです。

BANされた当初は他に要因があると考えて(Facebookページやクリエイティブなど)色々変えていたのですが、回しても回しても必ず広告アカウントがBANされ続けまして完全にイタチごっこの状態でした。

最終的にドメインもしくはLP URLがもはや見張られているとしか思えないとなったため、サブドメインを開設しLPをサブドメインで内容全く同じまま作り替えました。

サブドメインに変えたところ大きなBANなく現在まで回すことができています!

ユーザー

元々個人Facebookアカウントに制限がかかったユーザーがビジマネに残っている状態でBANが起こったためこちらが原因だったと疑った事例があります。

詳細に記述すると、元々このユーザーは制限がかかっていたとはいえ管理画面に入って数値を確認することはできてたそうです。

しかしBANされた直後から数値確認すらもできなくなったとのことだったのでユーザーが原因だったのでは?説を疑いました。

この時は他にも「カードが悪い」「ドメインが悪い」などを疑いましたが、同じカードを使っていてもBANされていない、同じドメインでもBANされていない事例があったため、消去法でユーザーなのでは?という着地になりました。

個人アカウントが制限を食らっているにもかかわらずビジマネに存在する場合は注意したほうがいいかもしれません。

余談ですが、ビジマネBANについてFacebookのチャットサポートに何度か問い合わせたのですが、問い合わせのたびに2段階認証はすべてのユーザーで必須にしてくださいと言われたので、こちらは必須でやっておいたほうがいいのではと思っています。

Facebookページ

最近はそういえばあまりないのですが、私が広告を触り始めた当初はFacebookページがBANされることがしょっちゅうでした。

FacebookページがBANされて、新しいの作ってもBANされてを繰り返してたら広告アカウントがBANされる…。みたいなことは起きていました。

対策になっているのかはわかりませんが、最近は新規Facebookページを作成する際に電話番号やメールアドレス・住所・ウェブサイトURLは必ず入力する。アイコンやカバー画像も設定する。といった基本的な部分は必ず設定するようにしています。

これを設定するようにしてからはFacebookページの制限は少なくなったように感じます。

こちらもFacebookサポートで聞いた時に

存在するビジネスであるかどうかをアピールすることが重要

との回答をもらっていたために行うようになった動きでした。

もしFacebookページ制限が多くてお困りの方は一度試してみるといいかもしれません。

その他のポイントについて

広告アカウント

広告アカウントに関しては、広告アカウントに関係する全部が悪いというよりも広告アカウントの中に存在する1つの要素が悪さをしていて、それが原因でビジマネBANに繋がることが多いように感じます。

これは先述しているドメインやInstagramアカウントのことです。

これらのたった1つが悪くて全体に悪影響が出てしまったということが多い印象なので「ビジマネBANされた→広告アカウントが悪い→商材がもはやダメなのかも」という安直な結論にするのではなく、要素を分解し原因となっている箇所を見極めるのが大事だと感じました。

LP URL

こちらに関してはLP URLを変えるというよりここが問題そうであればドメインから変えてしまうことが多かったためまだ実験をしてないのが正直なところです。

また弊社で回している商材はクリエイティブごとにURLを変えることもあるため、URLが問題ではないだろう(どちらかというとドメインだろう)と判断することも多いので実験してないという感じです。

ドメインを変えて上手くいった事例もありますが、もしかしたらLP URLだけでも問題なかったかもしれません。

サブドメイン開設などがすぐには難しい場合は、LP URLだけ変えて試してみるのもありだと思います。

まとめ

ざっくりとビジマネBANを経験する中で考えてきたことをまとめました。

予算規模や扱っている商材によっても違ってくると思うので一概に同じ部分が問題であるとは言えないと思いますが何かの参考になれば嬉しいです!

またBANされた時の対応としてFacebookのチャットサポートを活用するのはありだなと感じています。

特にインハウスで相談できる場所がない方にはおすすめです。

対応してくださる方によって言ってくれることにバラつきがある部分は存在しますが、丁寧に回答してくださる印象です!

最後に一応チャットサポートへのリンクとポリシーについての公式ヘルプも載せておきます。

Facebookサポート

https://www.facebook.com/business/help/support

Metaビジネスセンター
【広告ポリシーの基本チェックリスト】

https://www.facebook.com/business/help/757209948405699?id=434838534925385

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

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