マイラーズカップ本命馬情報
【ケイデンスコール】芝1800m組連対率36.4%
父ロードカナロア。母インダクティ。母の父ハーツクライ。
前々走の京都金杯(G3)は、6番手のインコース追走から早めに上がっていき、直線は外へ出されて抜け出すと、後続に並ばせずゴール。器用な脚で経済コースを通り、決め手を発揮して2番人気で勝利、実力がついてきたことを示した。前走中山記念(G2)は、5番手の好位で先行、ヒシイグアスと一緒に上がっていき、34秒2のメンバー中最速上がりタイの末脚でラストまで競り合ったがクビ差の2着に好走した。マイラーズカップ過去10年前走の距離別成績は、芝1800mが7頭出走して3勝2着1回で勝率27.3%、連対率36.4%で断トツの成績です。中山記念(G2・中山芝1800m)から距離で参戦するケイデンスコールの走りはマイラーズカップで注目だ。
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【エアロロノア】優秀な持ち時計
父キングカメハメハ。母エアワンピース。母の父ロックオブジブラルタル。
3歳以上1勝クラス(阪神芝1800m)、4歳以上2勝クラス(中京芝1600m)、武庫川S(3勝クラス・阪神芝1600m)を3戦連続でメンバー中最速上がりの末脚で差し切って3連勝中の昇り馬。前走の武庫川S(阪神芝1600m)は斤量57キロで1分32秒1の優秀な時計で勝利。マイラーズカップは前走から1キロ減の56キロで出走できる。優秀な持ち時計からマイラーズカップの勝ち負けが期待される。
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【アルジャンナ】32秒8の強烈な末脚
父ディープインパクト。母コンドコマンド。母の父TizWonderful。
デビュー2戦目の東京スポーツ杯2歳S(G3)は、勝ち馬コントレイルには5馬身差をつけられたが、3着馬には4馬身差をつけ、1分45秒3の好時計で2着した能力は高い。その後きさらぎ賞(G3)3着、毎日杯(G3)2着と芝1800mの重賞で好走している。前走の洛陽S(L・阪神芝1600m)は、ダービー以来約6ヶ月ぶりの実戦、18キロ馬体重が増えていたにもかかわらず、32秒8の強烈な末脚を使えたことは、古馬になって大きく成長したことを示している。叩き2走目での変り身の可能性も十分にある。
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【エアスピネル】マイラーズカップ2着、3着
父キングカメハメハ。母エアメサイア。母の父サンデーサイレンス。
マイラーズカップ(G2)は、2017年2着、2018年3着の実績。昨年の7月からダート路線へ。プロキオンS(G3)2着、武蔵野S(G3)3着、フェブラリーS(G1)2着とダートで結果を残している。芝・ダート兼用でマイラーズカップは、富士S(G3)以来の重賞制覇なるか注目したい。
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【ギベオン】距離短縮組が強い傾向
父ディープインパクト。母コンテスティッド。母の父Ghostzapper。
金鯱賞(G2・中京芝2000m)は、雨の影響が残ってかなり時計の掛かる馬場。積極的に前へ行き逃げる。ペースを落とさず、11秒台のラップを続けながらも、直線でスピードを持続。デアリングタクトの猛追をクビ差で凌いで見事優勝。早いペースで逃げた実力は本物だ。阪神競馬場は開幕11週目で向正面直線および正面直線のコース内側に部分的な傷みがあり、タフなコンディションになっており、ギベオンが得意にしている馬場状態だ。マイラーズカップ過去10年前走の距離別成績は、芝2000mが16頭出走して3勝、勝率18.8%は芝1800mに次ぐ2位。マイラーズカップは前走からマイラーズカップは前走からの距離短縮組が強い傾向がある。
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