エルムステークス有力馬情報
エルムステークス有力馬情報
【タイムフライヤー】
父ハーツクライ。母タイムトラベリング。母の父ブライアンズタイム。
2017年にホープフルステークス(中山競馬場芝2000m)でG1を制覇した以降は13戦して2着が1回という成績でした。前走ダートへ転向して7戦目のマリーンステークス(函館競馬場ダ1700m)で14戦ぶりに勝利を挙げることができました。昨年のエルムステークス(札幌競馬場ダ1700m)はダート転向初戦で6着に敗れていますが、その後1年をダートで経験を積み、昨年とは比べ物にならないくらいダート適性能力を高めています。ダート仕様に進化した今のタイムフライヤーなら、勝ち負けは必至になります。
【エアスピネル】
父キングカメハメハ。母エアメサイア。母の父サンデーサイレンス。
エアスピネルは、デイリー杯2歳ステークス、京都金杯、富士ステークスの芝重賞で3勝を挙げています。前走20戦目で初めてダートの重賞プロキオンステークス(阪神競馬場ダ1400m)に挑戦しました。結果は1年2ヵ月ぶりの休養明けにもかかわらず、G1馬サンライズノヴァの2着に大健闘して、ダートレースへの適応力が高いことを示しました。ただし1つだけ懸念すべき点があります。それは1600mまでの距離でしか勝利していないことです。1700mの距離克服がどうかです。
【ウェスタールンド】
父ネオユニヴァース。母ユーアンミー。母の父Marquetry。
芝で3勝を挙げた後、10走前にダート路線へ移行しました。ダートへ路線変更後は3勝・2着3回・3着1回と複勝率70%です。そして前走のアンタレスステークス(阪神競馬場ダ1800m)では、後方15番手待機から、上がり3Fをメンバー中最速上がり35秒7の末脚を使いまとめて差し切る強い競馬で、念願の重賞制覇を達成することができました。今回札幌競馬場の264.3mの短い直線距離で瞬発力を最大限発揮するには、ハイペースになることが条件になります。
【アナザートゥルース】
父アイルハヴアナザー。母キョウエイトルース。母の父フジキセキ。
2019年アンタレスステークス(阪神競馬場ダ1800m)で重賞制覇を達成しました。そして2走前のダイオライト記念(船橋競馬場ダ2400m)は、見事な逃げ切りで優勝しました。直進9走は2勝・2着2回・3着1回はすべて、脚抜きの良い馬場で挙げています。力が求められる良馬場では厳しいかと思われます。稍重か重馬場になった時は迷わず狙いたい馬です。
【アルクトス】
父アドマイヤオーラ。母ホシニイノリヲ。母の父シンボリクリスエス。
2019年プロキオンステークス(中京競馬場ダ1400m)を4番手先行から抜け出して優勝、重賞初制覇を成し遂げました。3走前のG1マイルチャンピオンシップ(盛岡競馬場ダ1600m)は、G1初挑戦ながら2着に大健闘しています。1700mでは勝利した実績があり近走のマイルレースからに距離延長に懸念は、なそうです。直線が長い東京、中京で全7勝中6勝を挙げていることから、まるっこい独特なコース形態をしたコーナー部分の占める割合が多い札幌コースへの適性が、どうかが懸念されます。
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