大阪杯血統

【①ロードマイウェイ】
父ジャスタウェイ。母フェリス。母の父ジャングルポケット。
新潟2歳Sなど重賞2勝のシンメイフジの近親です。3代母シンコウラブリイはG1マイルCS優勝馬で重賞4勝の名牝馬です。国分寺特別からチャレンジカップまで5連勝できたのは、シンコウラブリイの血脈にジャスタウェイが配合されたことでG1級の潜在能力が引き出されたことが要因だと思われます。成長力と持続力に優れた血統でスタミナ消耗戦になれば大阪杯を圧勝する可能性があると思われます。

【④ワグネリアン】
父ディープインパクト。母ミスアンコール。母の父キングカメハメハ。
2代母ブロードアピールは、ガーネットS(G3)、シリウスS(G3)、プロキオンS(G3)、シルクロードS(G3)、根岸S(G3)、かきつばた記念(G3)の重賞を勝った制覇した名牝馬です。2代母ブロードアピールにキングカメハメハ、ディープインパクトを掛け合わせたことで中距離適性が高くなっています。2代母ブロードアピールの父Broad BrushはウッドメモリアルS、サバーバンH、メドーランズC、サンタアニタHを勝った、G1・4勝の名馬で猛烈な末脚を伝えています。大阪杯過去10年で追い込み馬が3勝挙げていることから、Broad Brush譲りの末脚が大阪杯で、炸裂する可能性も十分にあると思われます。

【⑤ラッキーライラック】
父オルフェーヴル。母ライラックスアンドレース。母の父Flower Alley。
ステイゴールド系は2013年オルフェーヴルが大阪杯を優勝しています。母父Flower Alleyはトーセンラーやスピルバーグの半兄です。母ライラックスアンドレースは、2011年米国ダートG1アシュランドステークスの優勝馬です。オルフェーヴルとフォーティナイナーの組み合わせは、皐月賞馬のエポカドーロと同じで内回り2000mを得意にしている配合です。内回りコース向きのスピードの持続力を父オルフェーヴルから受け継いでいます。

【⑦ステイフーリッシュ】
父ステイゴールド。母カウアイレーン。母の父キングカメハメハ。
ステイゴールド産駒は阪神内回りコースに抜群の血統的適性があります。内回りコースでの機動力と加速力を産駒に伝えています。母カウアイレーンはマイルで5勝を挙げたオープン馬です。母の母シルバーレーンの産駒に安田記念勝ち馬のブラックホークとNHKマイルカップ勝ち馬のピンクカメオがいる優秀な牝系です。そこへステイゴールドが配合されたことで、スタミナと内回り適性が高くなっています。

【⑧ダノンキングリー】
父ディープインパクト。母マイグッドネス。母の父Storm Cat。
大阪杯過去10年、サンデーサイレンス系が9勝・2着7回・3着4回と圧倒的な実績を残しています。母の父はノーザンダンサー系4勝・2着5回・3着2回。ダノンキングリー母の父Storm Catはノーザンダンサー系。血統的な適性はダノンキングリーが1枚抜けています。ディープインパクト×Storm Catの黄金配合で短距離重賞9勝しているダノンレジェンドが半兄にいる良血馬です。ディープインパクト×Storm Catの配合からキズナ、アユサン、ラキシス、リアルスティール、エイシンヒカリ、ラヴズオンリーユー、サトノアラジン、スタディオブマンと8頭のG1馬が輩出されている黄金配合です。ディープインパクト×Storm Catはラキシス、キズナ、ショウナンマイティが大阪杯を優勝しています。半兄ダノンレジェンドは短距離馬でしたが、ダノンキングリーは父がディープインパクトになったことで中距離適性が向上、大阪杯血統適性が高くなっています。

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