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天皇賞(春)穴馬情報

【④シロニイ】機動力
父キングカメハメハ。母シラユキヒメ。母の父サンデーサイレンス。
ソダシの叔父にあたるシラユキヒメ一族。芝やダートの中距離を主戦としていたが、2走前の松籟S(3勝クラス・阪神芝3200m)で4着に善戦。格上挑戦となった前走の阪神大賞典(G2・阪神芝3000m)は2番手を先行して4着と長距離適性を示した。天皇賞(春)と同じ松籟Sを4着したコース適性、そして天皇賞(春)2週目と同じ阪神内回りを器用に走れる機動力は見逃せない。着穴でおさえておきたい天皇賞(春)の穴馬候補。

【⑦ユーキャンスマイル】阪神長距離巧者
父キングカメハメハ。母ムードインディゴ。母の父ダンスインザダーク。
昨年の阪神大賞典(G2・阪神芝3000m)は、内ラチの9番手を追走。直線でも内から馬郡を割って抜け出して優勝。天皇賞(春)(G1・京都芝3200m)でも4着に入線。今年の阪神大賞典は、12番手の後方を追走。直線で36秒8のメンバー中最速上がりタイの末脚で2着、長距離戦で変わり身を示した。天皇賞(春)2周目の阪神内回りで器用な脚で走れる機動力がある。阪神芝3000mは2戦1勝・2着1回の阪神長距離巧者。長距離適性が高く天皇賞(春)阪神芝3200mで行われる今年の天皇賞(春)は、チャンスだ。

【⑭ウインマリリン】牝馬のワンツー
父スクリーンヒーロー。母コスモチェーロ。母の父FusaichiPegasus。
3歳時には、ミモザ賞(1勝クラス・中山芝2000m)、フローラS(G2・東京芝2000m)を2連勝、オークス(G1・東京芝2400m)は、不利な外枠16番から2着に入線した。前走の日経賞(G2・中山芝2500m)は3番手のインコースを追走、直線でも内を突いて上がっていき後続に並ばせずに押し切って優勝。長距離レースに対応できたことは大きな収穫だった。今年の天皇賞(春)は京都ではなく、2周目が内回りとなる阪神コース。中山の内回りで3勝をあげている器用さは天皇賞(春)がある阪神コースでいかされるはずだ。68年ぶりに天皇賞(春)で牝馬のワンツーの歴史的快挙が見られるか注目される。

【⑮オセアグレイト】距離延長プラス
父オルフェーヴル。母ブルーダヌーブ。母の父Bahri。
全5勝を芝2200mから3600mで挙げているスタミナ豊富なステイヤー。昨年のステイヤーズS(G2・中山芝3600m)は、雨が降り続いて時計の掛かる馬場。3番手を先行して上がり3Fを34秒7のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し優勝したスタミナはまさしく屈指のステイヤーだ。有馬記念(G1)、日経賞(G2)は芝2500mでの自力勝負では、分が悪かった。天皇賞(春)の距離延長は、間違いなくプラスになる。天皇賞(春)3勝の横山典弘騎手騎乗は心強い。

【⑰オーソリティ】自在な脚
父オルフェーヴル。母ロザリンド。母の父シンボリクリスエス。
デビュー2連勝した資質馬。昨年の青葉賞(G2)を2分23秒0のレースレコードで快勝したが、レース後に軽度の骨折が見つかり、休養を余儀なくされた。復帰初戦となったアルゼンチン共和国杯(G2)では、3番手先行から抜け出す横綱相撲の強い競馬で快勝。前走のダイヤモンドS(G3・東京芝3400m)は3番手のインコースを追走。器用な脚で終始、内を立ち回り直線で先頭に立ったがグロンディオーズにクビ差交わされて2着も、3着馬には5馬身差をつけていた。長距離適性が高く短い直線のコースならと思わせる走りだった。インコースを器用な脚で立ち回れるので天皇賞(春)の2周目の内回りで、自在な脚を使い抜け出す可能性は十分にあると思われる。
https://bit.ly/2QuGcJC

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