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天皇賞(秋)傾向

天皇賞(秋)は内枠有利
天皇賞(秋)過去10年1番~4番が4勝、5番~8番が4勝、9番~12番が2勝、13番~18番に入った馬は0勝です。東京芝2000mのスタート地点は1コーナー奥のポケットからのスタートで2コーナーまでの距離が短く、スタートから100m地点に左へ曲がる大きなカーブがります。2コーナーまでの距離が100mと短く、外を回ると距離ロスが大きくなることから、外枠が不利になります。大外枠18番で優勝したのは2003年のシンボリクリスエスまでさかのぼります。ちなみに、天皇賞(秋)は過去10年偶数馬番が8勝、後入れの枠の勝率は80%です。
前走は毎日王冠組優勢
天皇賞(秋)過去10年前走別成績は、宝塚記念組2勝、安田記念組1勝、毎日王冠組3勝、京都大賞典組1勝、札幌記念組2勝、オールカマー組1勝です。結界的に出走数が最も多い毎日王冠組の勝ちが3勝の1位になっています。
直近2年は1分56秒台の高速決着で
2013年にジャスタウェイ、2014年にスピルバーグが先行した名牝馬ジェンティルドンナを差し切って優勝して、差し馬の活躍が目立っていましたが、直近2年は1分56秒台の高速決着で、直線の瞬発力任せの差しでは届かなくなっています。天皇賞(秋)はハイペースを先行して、なおかつ速い瞬発力が求められる究極のスピードレースの傾向が強くなっています。
マイル重賞の優勝実績に注目
天皇賞(秋)は、究極のスピードレースの傾向が強まっていることから、マイルレースに実績のある馬の活躍が目立つようになってきています。2016年はそれまでマイルG1・4連勝していたモーリスが優勝、2018年は読売マイラーズC(G2)を優勝していたサングレーザーが2着。2019年1着アーモンドアイ(桜花賞)、2着ダノンプレミアム(朝日杯FS、読売マイラーズC)、3着アエロリット(NHKマイルC)は、マイルG1を優勝した実績がありました。2000mを走れるスタミナに加えてマイルのスピードが求められる傾向があります。
休み明けでも割り引く必要はない
天皇賞(秋)過去10年中9週以上で出走してきた馬が5勝、中8週以下でしてきた馬が5勝で勝率が五分五分です。
天皇賞(秋)過去10年の人気別成績
1番人気馬が5勝、2番人気馬は1勝、3番4番人気の馬は0勝、5番人気馬はスピルバーグ(東京芝1800m3連勝)、ジャスタウェイ(アーリントンC)、エイシンフラッシュ(日本ダービー)の3勝、7番人気馬は1勝です。人気薄の1600mから1800mの距離の実績のある馬は注意が必要です。
天皇賞(秋)過去10年の年齢別成績
5歳馬が6勝、4歳馬が4勝で、勝ち馬は4歳5歳が中心になります。3歳馬は2着2回、3着1回、6歳馬は3着1回、7歳馬以上の3着以内はありませんでした。https://bit.ly/3mwHo9p

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