京都大賞典穴馬情報
【ダンビュライト】
父ルーラーシップ。母タンザナイト。母の父サンデーサイレンス。
アメリカジョッキーC(G2)、京都記念(G2)で重賞を2勝挙げている実力馬です。昨年の京都大賞典(G2)は逃げて2着に粘りました。その後はG1で3戦苦戦しています。前が残りやすい京都の開幕週です。昨年のように逃げて残る可能性は十分にあると思われます。京都外回りコースは4戦1勝・2着1回・3着1回で、複勝率は100%です。京都コースへの適性は高く京都大賞典でG1凡走からの巻き返しがあっても驚けません。
【シルヴァンシャー】
父ディープインパクト。母アゼリ。母の父Jade Hunter。
昨年11月から今年3月にかけて3歳以上500万下、境港特別(1000万下)、御堂筋S(1600万下)を3連勝してオープン入りしました。2走前の昇級初戦京都大賞典(G2)は、中団に控えて勝負所で上がっていきました。直線は外を回って追い込み3着に入線、初重賞挑戦で善戦して実力を示しました。母アゼリは現役時代にG1を11勝して2002年度の米国の年度代表馬に選ばれ、競馬の歴史に名を残す名牝馬です。京都外回りコースは4戦1勝・3着2回で複勝率は75%です。3連勝したレース内容から高い潜在能力を持っており、能力は高く京都大賞典で勝ち負けになること必至です。
【バイオスパーク】
父オルフェーヴル。母ナナヨーティアラ。母の父マイネルラヴ。
重賞初挑戦となった前走の函館記念(G3)は、5番手の好位を追走。勝負所で上がっていき、直線は馬郡を割って前に進出、3着に善戦しました。横津岳特別(函館芝2600m)の長距離レースで4着した実績がありますので、今回の芝2400mへの距離への対応力に懸念はないと思われます。バイオスパークは芝2000mの小回り、内回りコースを中心にレースを使われていますので京都大賞典京都外回りコースへの対応できるかが鍵になります。
【カセドラルベル】
父ハーツクライ。母ベルスリーブ。母の父シンボリクリスエス。
京橋特別(2勝クラス)、博多S(3勝クラス)を2連勝してオープン入りしました。カセドラルベルは2、3番手で先行して、直線でも早い脚を使える万能タイプの脚質です。コーナーでの機動力に優れていることから、芝2000mの小回り・内回りコースをメインにレースを使われています。前が残りやすい開幕週ということもあり、持ち前の先行力と瞬発力を発揮できれば、広い外回りコースの克服に懸念はないと思われます。勢いのある上がり馬で1発の可能性は十分にあります。
【タイセイトレイル】
父ハーツクライ。母マザーウェル。母の父シンボリクリスエス。
昨年のアルゼンチン共和国杯(G2)をメンバー中最速上がり33秒5の末脚で4コーナー10番手から差し切って優勝しました。芝2400mでの成績は6戦1勝・2着1回・3着1回、複勝率66%を誇ります。2400m以上の長距離戦を中心に使われているスタミナが豊富な馬です。後方直線一気の末脚勝負の脚質のため、前残りの開幕週の馬場は、正直合いません。京都大賞典は、追い込んで届かずの3着までの可能性が大きいと思われます。