ダービー

東京優駿(ダービー)コース特性


東京優駿(ダービー)コース特性(東京芝2400m)

先週のオークスは2分22秒8のレースレコード決着。今年のダービーは良馬場であれば2分22~23台の高速決着が予想される。スタート地点から最初の1角までは約300mの距離がある。1~2角中間から向正面直線の残り約1300m地点までは緩やかな下り坂、3角手前に高低差1.5mというけっこう急な上り坂が待ち受けている。約60m平坦の後4角の中間まで再び下る。4角手前からは再び若干の上り坂。そして直線の残り480m地点~残り260m地点にかけて220mで高低差は2mの坂を駆け上がる。ゴール前の直線は525m9となっている。中山や阪神に比べると勾配自体はなだらかでも220m坂を走るには、馬の能力がストレートに反映される。皐月賞よりも距離が400m伸び、舞台は中山小回りから広い東京へ。直線も525m9なり展開の紛れが少なく、馬の力がフルに反映される舞台となる。ペースは平均からスローになる傾向がことが多く、引っ張る逃げ馬がいればそれほど遅くはならない。後半の800mは11秒台の速いラップが続くため、長くいい脚を要求される。過去10年逃げ馬がの勝ち馬はいないが18年エポカドーロ2着、13年アポロソニック3着、07年アサクサキングス2着のように粘り込んでいるので軽視はできない。直線上がり3Fは11秒台のラップを刻み、速い末脚が要求されるため脚質的には差し馬の勝率が高い。枠順は1枠の好走率が高いが18年17番ワグネリアン、12番レイデオロが優勝しており、力がある馬ならば、枠順はそれほど問題ない。残り800mからどれだけ長くいい脚を使えるかが最重要ポイントになる。

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