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大阪杯有力馬


【ダノンキングリー】
父ディープインパクト。母マイグッドネス。母の父Storm Cat。
共同通信杯、毎日王冠、中山記念の重賞を3勝している実力馬です。東京コースを得意にしていますが、阪神内回りとコース形態の似た中山1800m(中山記念優勝)、中山2000m(皐月賞3着)の内回りでの実績があります。3月25日の追い切り後も気配も文句なしで大阪杯へ万全の状態で挑めそうです。
【クロノジェネシス】
父バゴ。母クロノロジスト。母の父クロフネ。
デイリー杯クイーンカップ、秋華賞、京都記念のG1を含む重賞を3勝している、大阪杯出走予定馬の中で実力上位馬です。クロノジェネシスは馬体重が減っている時よりも10キロ以上増加している時に、秋華賞、京都記念を勝っていることから、馬体重の増減は重要なチェックポイントです。全5勝中3勝を時計のかかる馬場で挙げています。大阪杯1週前追い切りは北村友一騎手が手綱をとり、CWコースでの3頭併せ馬。時計は6F80.2-4F50.1-1F12.1秒と速い時計で先着してゴール。反応が良く瞬時に加速できる走りは大阪杯向きです。
【ラッキーライラック】
父オルフェーヴル。母ライラックスアンドレース。母の父Flower Alley。
アルテミスステークス、阪神JF、チューリップ賞と怒涛の重賞3連勝後は勝ち鞍から遠ざかっていましたが、3走前のエリザベス女王杯を制覇して見事に復活、G1・2勝目を挙げました。強豪牡馬と互角に走れることを香港ヴァーズ2着、中山記念2着の実績で示しました。大阪杯1週前追い切りはCWコースでシャンティローザを追走してスタート。ラッキーライラックが外を回ったこともあり、併せ馬で遅れをとりましたが、時計は6F80.2-4F52.2-1F12.2秒と十分な内容です。G1・3勝目が届きそうな良好なフットワークが印象的でした。
【ブラストワンピース】
父ハービンジャー。母ツルマルワンピース。母の父 キングカメハメハ。
毎日杯、新潟記念、有馬記念、札幌記念、AJCCの5つの重賞勝ち馬です。前走のAJCCは厳しい海外遠征帰国後初戦を勝ち体調面に懸念は払拭されました。使い減りするタイプなのでAJCCから十分な間隔があくローテーションは好感が持てます。大阪杯1週前追い切りは美浦Wで6F81.5-1F12.1秒と抜群の反応で鋭く伸びました。阪神内回りに似たコースの札幌記念を勝っており、2000mはベストに近い距離です。昨年大阪杯6着からの巻き返しが期待されます。
【ワグネリアン】
父ディープインパクト。母ミスアンコール。母の父キングカメハメハ。
東京スポーツ杯2歳ステークス、ダービー、神戸新聞杯の重賞3勝馬です。昨年は大阪杯とジャパンカップで3着と、いずれも時計のかかる馬場で100%の潜在能力を発揮できませんでした。今年の大阪杯が良馬場開催になれば巻き返しは必至です。大阪杯1週前追い切りは栗東DPで3頭併せ馬、6F77秒3-11秒1で併走馬に遅れましたが、折り合いを重視した追い切りでした。太め感なく活気溢れる走りで気配は上昇しています。

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