CBC賞本命馬情報
【クリノガウディー】
父スクリーンヒーロー。母クリノビリオネア。母の父ディアブロ。
母クリノビリオネアは現役時代にダート1000mから1200mで3勝しているように豊富なスピードの持ち主でした。重賞では朝日杯FS(中山競馬場芝1600m)・2着、中京記念2着(中京競馬場芝1600m)、東京新聞杯3着(東京競馬場芝1600m)に好走実績があります。前走の高松宮記念は15番人気で1位入線しましたが、進路妨害があり4位降着という結果になりました。高松宮記念は初の1200mでいきなり力走、マイルがベストの距離ですが、抜群の機動力があるので1200mにも対応できます。
【アウィルアウェイ】
父ジャスタウェイ。母ウィルパワー。母の父キングカメハメハ。
母母トキオリアリティーは多くの活躍馬だす優秀な牝系です。アウィルアウェイはインディチャンプ(マイルチャンピオンシップ優勝)の半妹で、リアルインパクト(安田記念優勝、ジョージライダーステークス優勝)、ネオリアリズム(QE2世C優勝)やアイルラヴァゲイン(フジオーシャンステークス優勝)が近親にいるという血統です。全4勝中3勝を芝1200mで挙げている快速スプリンターです。2走前のシルクロードステークス(京都競馬場芝1200m)は、スタートで遅れたため後方からの競馬になりました。4コーナーで外を回って上がっていき、内から攻めたモズスーパーフレア(後に高松宮記念優勝)、セイウンコウセイ(高松宮記念優勝)のG1馬を交わして優勝しました。阪神競馬場芝1200m内回りコースは2歳時に新馬戦で勝った実績があり、阪神の359mの短い直線で一瞬の瞬発力を使えるので、コース適性に懸念はありません。
【レッドアンシェル】
父マンハッタンカフェ。母スタイルリスティック。母の父Storm Cat。
昨年のCBC賞では、不良馬場の中、ゴール前の激しい叩き合いの激戦をクビ差で差し優勝しました。今年は中京競馬場から阪神競馬場へ舞台は移りますが、アーリントンカップで2着した実績があることから、コース替わりの影響は少ないと思われます。シルクロードステークス18着、京王杯スプリングカップ11着と、優勝馬から大差で敗れていることから、昨年の不良馬場のCBC賞の激走したことの疲労からズブさがでてきたことが連敗の原因かもしれません。
【ミッキースピリット】
父ディープインパクト。母フリーティングスピリット。母の父Invincible Spirit。
母フリーティングスピリットはドイツのG1ジュライカップの優勝馬です。母の父Invincible SpiritはドイツのG1ヘイドックスプリントカップの優勝馬で、15頭のG1馬を輩出している名種牡馬です。4歳以上1勝クラス(小倉競馬場芝1200m)、鷹ケ峰特別(京都競馬場芝1200m)、朱雀ステークス(京都競馬場芝1200m)を一気の3連勝でオープン入りした上昇馬です。好位からスピードを持続する能力、直線で更に伸びる瞬発力があるのでスプリントレースで強い競馬ができます。デビュー15戦目にて1勝クラスを勝ち上がる晩成型、ここにきて馬体が本格化しています。デビュー18戦目にて重賞初挑戦、そして重賞初制覇なるか大注目です。
【タイセイアベニール】
父ベーカバド。母ハロードリーム。母の父ブライアンズタイム。
スカーレットインクの牝系で、近親にダイワメジャーとダイワスカーレットがいるとういう超良血の血統です。ここ4戦の成績は3勝・3着1回。2走前の春雷ステークスはスタートの出遅れが敗因、芝1200mで出遅れると流石に厳しいです。近4戦の3勝は好スタートから脚を温存、直線は33秒9、33秒1、32秒6と凄い末脚を使い勝利しています。特に、CBC賞が重賞初挑戦となりますが、前走見せた桁違い32秒6の瞬発力があれば勝ち負けできると思われます。
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