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秋華賞本命馬情報

【デアリングタクト】
父エピファネイア。母デアリングバード。母の父キングカメハメハ。
2歳新馬、エルフィンS(L)、桜花賞(G1)、オークス(G1)を4連勝中、無敗の3冠牝馬になれるか大注目です。仕上がりは早い方で休み明けから実力を発揮できるタイプです。秋華賞過去10年オークスから秋華賞へ直行した馬13頭の成績は2勝・2着0回、3着0回です。データーは目に見えない因果関係が潜んでいます。ぶっつけ本番のローテーションに懸念が残ります。しかし4連勝したレース内容は全て完勝です。能力は世代レベルでは1枚抜けているデアリングタクトなら、休み明けでも、ずば抜けた能力でぶっちぎりの圧勝の可能性の方が大きいと思われます。秋華賞1週間前追い切りは栗東CWで6F80秒5-12秒1、仕掛けられてからの反応が良く、実力を発揮できる状態まで仕上がっています。
【ウインマリリン】
父スクリーンヒーロー。母コスモチェーロ。母の父Fusaichi Pegasus。
ミモザ賞(1勝クラス)、フローラS(G2)を連勝して参戦のオークス(G1)は、デアリングタクトと半馬身差の2着でした。これまでの5戦は長距離輸送のない関東圏内でした。今回は初の長距離輸送があるので、当日の気配次第です。芝2000mは3戦2勝、内回りの中山芝2000mは2戦2勝していることから、京都芝2000m内回りコースへの適性は高いことが推測されます。秋華賞1週間前追い切りは、美浦南Wで5F68秒8-13秒1と時計は遅かったようですが、重いチップだったことを考慮すれば、順当な時計だったと言えます。
【リアアメリア】
父ディープインパクト。母リアアントニア。母の父Rockport Harbor。
デビュー2戦目のアルテミスS(G3)を33秒0の強烈な末脚で差し切って優勝しました。桜花賞(G1)は重馬場に泣き大差の10着に敗れますが、オークス(G1)は、デアリングタクトから0秒3差の4着に入線して実力を示しました。ローズS(G2)は、馬体重が14キロ増え、ひと回り大きくなっていましたが、太目感はなく成長分でした。ローズS(G2)は、スローペースを2番手つけ、直線で抜け出し完勝しました。秋華賞1週間前追い切りは、栗東芝で6F78秒3-12秒8、ローズSがスローペースだったことが功を奏して反動は見られず、良化一途の非常に良い状態を維持しています。
【マルターズディオサ】
父キズナ。母トップオブドーラ。母の父Grand Slam。
桜花賞(G1)は重馬場、オークス(G1)は距離が長すぎたことが敗因。条件が変われば一発激走する可能性がある潜在能力が高い馬です。前走の紫苑S(G3)時は、12キロ馬体重が増加、筋肉量が増えて成長したことが馬体重増加につながっていました。紫苑S(G3)は2番手を先行、直線で抜け出し、後続を突き放して勝利、秋華賞優勝候補に名乗りをあげました。秋華賞1週間前追い切りは、美浦南Wで5F69秒4-13秒2、時計は平凡ですが馬場の外目を回って、馬に強い負荷をかけて追われました。力強い走りから、時計のかかる馬場への適性が高いように見えました。
【ウインマイティー】
父ゴールドシップ。母アオバコリン。母の父カコイーシーズ。
2連勝して挑んだオークス(G1)は7番手追走、3コーナー手前あたりから早めに仕掛けてロングスパート、優勝馬デアリングタクトと0秒2差の3着に大善戦しました。オークスは強い正攻法の強い競馬で実力を示しました。前走の紫苑S(G3)は出遅れて後方16番手からの競馬になりましたが、上がり3Fメンバー中最速上がり35秒0の末脚を使って、勝ち馬との差を0秒3まで詰めて実力は示せました。秋華賞1週間前追い切りは、栗東CWで6F80秒1-11秒8、仕掛けられてからの反応が抜群でラスト1Fは鋭く切れていました。紫苑Sを使われたことで人叩きされ、走りに迫力がでてきています。

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