<セントライト記念有力馬情報>
<セントライト記念有力馬情報>
【ザダル】
デビュー以降3戦3勝して高い潜在能力があることを示している。前走プリンシパルSは馬郡を割って突き抜けたように、一瞬の瞬発力と狭いとこを割って抜け出す勝負根性がある。2連勝中の中山コースへ変わるのは大きなプラスになる。中1週のローテーションを嫌ってダービーへの出走を見送ったことで、馬体への負担が軽減できて夏場を挟んで心身共に大きく成長を遂げることができた。操縦性が高く折り合いに心配がない馬で距離延長に関して2200mでもこなせることが推測される。
【リオンリオン】
青葉賞を逃げ切り勝ちで2連勝。ダービーは年明け5戦目で流石に疲れがでてたうえ、1000m通過タイム57秒8超ハイペースで逃げて15着に惨敗してしまった、横山武史騎手が気負い過ぎたことも敗因の1つだろう。2週連続の重賞制覇がかかる横山典弘騎手とのコンビ復活、開幕2週目の前が止まらない馬場を活かす競馬が出来れば、まんまと逃げ切る可能性が大きい。母母トゥザヴィクトリーはエリザベス女王杯勝ち馬。ルーラーシップ産駒特有の胴長体形で、スローにしすぎず緩みないペースに持ち込みたいところだ。
【ニシノデイジー】
札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳Sと重賞を2勝。皐月賞17着の大敗は馬体重が10キロ減っていたことで本来の力を出せなかったが、ダービーでは5着と意地を見せた。決め手は良いもの持っているので中山外回りへの適性に懸念はない。ハービンジャー×アグネスタキオンの配合で内回りや小回りで急坂を駆け上がるパワーと機動力に優れていることが推測される。ダービーのように上がりのかかるレースになったほうが本来の能力をいかせるタイプの馬だ。
【ランフォザローゼス】
古馬との初対戦だった前走の札幌記念は14着と大敗したが、同世代重賞で2度の2着は能力の高さを示している。3歳馬同士なら力は上位で中山は問題ない。有力馬が休み明けで初戦に対し中3週で挑む上積みがあり、体調面で有利になる可能性が十分にある。キングカメハメハ×ディープインパクト、2代母はエアグルーヴ。2017年 セレクトセールで1億3,500万円で落札された期待の 超良血馬。
【メイショウテンゲン】
皐月賞15着、ダービー10着は共に2桁着順に敗れたが、雨が降り続いて、かなり時計の掛かる馬場になっていった弥生賞を全力で走り勝利した。時計の掛かる馬場での激走した疲労が抜けきれなかったことが皐月賞、ダービーの大敗した要因であることが推測される。母メイショウベルーガは5歳時に日経新春杯と京都大賞典を制した晩成タイプでこれからの成長力の期待できそうだ。
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