天皇賞(秋)コース適性
【アーモンドアイ】
父ロードカナロア。母フサイチパンドラ。母の父サンデーサイレンス。
東京芝2000mは1戦1勝(天皇賞(秋))、東京芝コースは7戦5勝・2着1回・3着1回で複勝率は100%です。芝2000mは2戦2勝、勝率100%です。昨年の天皇賞(秋)を歴代2位の走破時計1分56秒2で優勝した実績から、コース適性はメンバー中トップです。アーモンドアイのウイークポイントは小回りとマイル以下の距離です。アーモンドアイは天皇賞(秋)東京芝2000mで最高のポテンシャルを発揮してきます。
【クロノジェネシス】
父バゴ。母クロノロジスト。母の父クロフネ。
東京芝コースは3戦2勝・3着1回で複勝率は100%です。芝2000mは2戦1勝・2着1回で連対率は100%です。秋華賞(G1)、宝塚記念(G1)を制覇して内回りコース巧者の印象が強いですが、アイビーS(OP・優勝)、デイリー杯クイーンC(G3・優勝)、オークス(G1・3着)の広い東京芝コースや京都記念(G2・優勝)外回りコースで強い競馬をした実績があります。クロノジェネシスは時計のかかる馬場を得意としていますので、1分56秒台の高速決着になったときにどこまで対応できるかが鍵になります。
【ダノンプレミアム】
父ディープインパクト。母インディアナギャル。母の父Intikhab。
東京芝2000mは2戦2着1回(天皇賞(秋))で連対率は50%です。東京芝コースは5戦1勝・2着1回で連対率は40%です。芝2000mは4戦2勝・2着1回で連対率は75%です。昨年天皇賞(秋)の1分56秒7の走破時計は、天皇賞(秋)過去20年で4位にあたる非常に優秀な走破時計です。昨年アーモンドアイにつけられた3馬身差を巻き返すのは厳しいかもしれませんが、2年連続2着の可能性は十分にあります。
【ダイワキャグニー】
父キングカメハメハ。母トリプレックス。母の父サンデーサイレンス。
東京芝2000mは4戦2勝で勝率は50%です。東京芝コースは18戦8勝・2着1回・2着1回勝率は44.4%、複勝率は55.6%です。芝2000mは9戦2勝・3着1回で複勝率は33.3%です。昨年のジャパンカップは逃げて、勝ち馬スワーヴリチャードから0秒6差の6着に好走した実績があります。究極のスピードレース天皇賞(秋)を逃げ切るのは至難の業です。しかしスタートから2コーナーまでの距離が短いため、ダイワキャグニーのスタートダッシュ力と先行力は絶対的に有効になります。強いG1馬が参戦してくるので、勝ち負けに持ち込むのは厳しいかもしれませんが、2着、3着に好走するコース適性は十分にあります。
【フィエールマン】
父ディープインパクト。母リュヌドール。母の父Green Tune。
東京芝コースは1戦1勝。芝2000mは2戦・2着1回です。菊花賞(G1)、天皇賞(春)(G1)連覇と長距離レースに無類の適性を誇るスタミナ豊富な馬です。10戦中6戦でメンバー中最速上がりの末脚を使っていることから、東京コースの長い直線での瞬発力勝負にも十分対応できる可能性は十分にあります。スタミナ勝負の消耗戦になれば、2000mの距離でも勝ち負けに持ち込めると思われます。https://bit.ly/3e4HYIu