期せずしてアブダビ
さぁ、YMSも終わり、いよいよ日本に帰国!
…と思っていましたが、ここでまたハプニング。
マンチェスターからのフライトが遅延し、アブダビで乗り継ぎの成田行きの便を逃してしまいました…。
旅にアクシデントはつきもの。
でも、こんなにアクシデントって起るもの…?笑
もはや驚かなくなっている自分がいます。
それだけたくさん旅をした証かもしれませんね。
…というわけで、今、アブダビのホテルでこのnoteを書いています。
今回は、エティハド航空を利用したのですが、トラブルへの対応は大変スムーズかつ丁寧。
本当はアブダビ空港での乗り継ぎ2時間半で、成田行きの便に乗る予定でしたが、マンチェスターからのフライトが約2時間遅れたため、トランジットの手続きに間に合わず、空港にある航空会社の窓口で、翌日の同じ時刻の成田行きの便と、ホテル、ホテルまでのタクシーを手配してもらいました。
(エティハド航空の社員のみなさんも、アブダビ空港の職員のみなさんも、みんな礼儀正しく、とても親切な対応でした!)
…で、私は丸一日、アブダビでフリーになってしまったのです。
別に日本に帰ったところで、急いで何かやることもないので、私としては、予期せぬエクストラホリデー。(やったー?)
航空会社が手配してくれたホテルは、アブダビの中心地にある四つ星ホテル。
四つ星なのですが、サービスのクオリティはかなり高く、ここだけの話ですが、私が働いていたイギリスの五つ星ホテルよりも格段にサービスが良いです!笑
ちなみに、このホテルに着くまでの間に、私と同じように関空行きの便を逃してしまった年の近いイギリス人と仲良くなりました。
彼はチェックイン後、私に彼の部屋番号を教えてくれたので、私もチェックインが済むと、さっそく部屋の電話で彼の部屋に電話をかけて、飲みに誘いました。
返事はもちろん「Of course!」
さすがブリティッシュ。
今回、何の下調べもせず、イスラム教の国に飛び込んだので、お酒が飲めるのかわかっていなかったのですが、ホテルにはちゃんとバーがありました。
2人でバーへ行くと、ダーツをやっている人たちがいたり、ライブミュージックをやっていて、それに合わせて踊っている人たちがいたり、テレビではプレミアリーグの試合(マンチェスター・シティ対トッテナム)をやっていたり…
いや、もうこれイングリッシュパブじゃん…。笑
と思いつつ、とりあえずここで2人とも自己紹介。
話によると、彼は京都で働いているらしく、今回はロンドンへの出張のついでにマンチェスターの実家に帰省していたとのことでした。
その後も2人でいろいろな話をしながらビールを飲みつつ、プレミアリーグを観戦(彼はシティサポーター)し、とってもブリティッシュなアブダビの夜を過ごしました。笑
朝、起きて朝食。
味は正直イマイチでしたが、これも無料なので、文句は言わないことにします。
朝8時で外の気温は33℃で、予想最高気温はなんと42℃。さすが中東。
暑くならないうちに(いや暑いのだけど)、と思って、午前中のうちに軽くホテルの周りを散歩してきました。
感想:「暑い」
これだけ高層ビルがたくさんあるのに、通りを歩いている人はほとんどいません。
その代わり、交通量は多く、イギリスと比べると日本車の割合がけっこう高め。
歩く人が全然いないのに、海岸沿いの歩道では、炎天下に、高圧洗浄機で掃除をしたり、手でモップをかけていたりしている人たちの姿を見かけ、そこにお金と労力をかけられるだけの力がこの国にはあるのだなぁと、ふと感じました。
そして、高層ビル群が面す湾の真ん中には、これ見よがしに大きなUAEの国旗がはためいています。
サービスにしても、街のきれいさにしても、発展具合にしても、イギリスよりもよっぽど先進国な気がしてしまいました。(アブダビしか見ていないので実際のところはわかりませんが。)
それにしても暑い。
暑いので、散歩は2時間でギブアップ。
体中汗まみれ。着替え持ってないのに~。
そして、午後はホテルの部屋で涼みながらこのnoteを書いている、という今に至るわけです。
何も予習せずに飛び込んだ(放り込まれた?)アラブの国で半日ちょっと過ごしたわけですが、やはり違いから気づくことや、不思議に思うことってたくさんありますね。
私が知っている世界と言うのは、本当に狭いのだなと実感させられます。
アブダビは普通に英語が通じるし、文化や設備もだいぶウェスタナイズされているので、まだまだ私の知らない世界にもっと触れて、感じて、考えたいと思った次第なのでした。
さて、今夜は無事に日本に帰れるのでしょうか…?
2024年5月15日、アブダビにて。
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