Week -1

これから毎週、大学院での講義やセミナー、出来事などを記録につけていく。
私自身のアウトプットの場とすると同時に、読者の方にイギリスの大学院生活のリアルな様子をお伝え出来たらと思う。

【今週の出来事】
10日(火)Vice Chancellorによるウェルカム・トーク&レセプション
12日(木)キャンパスツアー
13日(金)Speed Friendイベント


Vice Chancellorによるウェルカム・トーク&レセプション

Vice Chancellor(VC)というのは、"Vice"が付くことから、てっきり「副学長」という肩書なのだと思っていたが、どうやら事実上の大学のトップらしい。

"Vice"が付かない、Chancellorと呼ばれる人もいるようだが、名誉職的な立ち位置のようで、式典などで大学を代表するのが主な役割なのだそうだ。

それはさておき、VCのウェルカム・トーク&レセプションなるものへ参加してきた。

夕方6時から、キャンパス内のセントラルホールが会場。
ウェルカム・トークが始まるまでの時間は、レセプションで安いグラスワインが配られ、各々ワインを片手に、適当な話し相手を見つけては会話。私は直接話さなかったが、日本人の学生も何人か参加していた。

トークが始まる時間になると、レセプションから講堂(劇場?)へ移動。

VCによるウェルカム・トークと、Student UnionによるイベントやSociety(サークル活動)についての説明、それからカレッジの担当者からカレッジ・システムについての説明があった。

歴史が浅い大学(1963年創立)の割に、カレッジ・システムなんていう大層英国的なものを導入している。
所属するカレッジは、学生本人が居住するカレッジ(寮)が基本で、私のようにオフ・キャンパスの(大学外に自分で部屋を借りている)学生は、勝手に所属先(修士課程以上の場合、Wentworth College)が割り振られる。

要は、カレッジ(寮)がいろいろと学生生活の面倒見ますよーということ(らしい)。カレッジ対抗のスポーツ大会もある様子。

ウェルカム・トークが一通り終わると、ほとんどの学生はウェルカム・パーティの会場へ向かったようだが、私はそのまま帰宅。


キャンパスツアー

ヨーク大学はキャンパスが広く、大学のホームページには、グリーンスペースだけで500エーカー(=東京ディズニーランド+ディズニーシーの面積とほぼ一緒)と記載がある。
湖もあり、水鳥たちが湖岸で羽を休め、うさぎたちがキャンパス内を駆け回っている。

先住民

とてもだけど、そんなキャンパスで迷子にならない自信がないので、キャンパスツアーなるものに参加してきた。

図書館をはじめ、各カレッジ、主要な建物を巡って説明を受けた。

敷地内は大きくCampus WestとCampus Eastの東西に分かれており、修士課程では、寮生活から授業まで、ほとんどはCampus Westで完結するようだ。


Speed Friend イベント

文字通り、「手早く友達を作ろう!」という趣旨のイベント。
5分~10分間、マンツーマンで会話をし、制限時間が来たらまた相手を変えて5分~10分間会話をする、というのを体感で10サイクルくらい(もしくはそれ以上)やった。

やはりいろいろな学生がいるもので、海外に出るのは初めてという人もいれば、中にはオックスフォード大学やケンブリッジ大学を卒業してきて、ヨーク大学でマスターをやるという人もいる。一人、日本人の学生ともお話しできた。

喋りっぱなしだったので、とても疲れた。
でも、友達は出来なかった。


【次週の予定】
18日(水)Department of PoliticsのInduction、その後、夕方に懇親会(?)
19日(木)Digital Security Induction、MPA(Master of Public Administration(行政学修士))コースの Induction


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