#2検索ボリュームほぼゼロキーワードの記事を作るメリットを考える
期間工・工場派遣ブロガーの「だつ帽」です。『工場と副業と資格(https://da-bo.blog/)』を運営中。
当noteは"ひよっこ"アフィリエイターだつ帽"がサイト運営を通じ、SEOアフィリエイトやGoogleAdSenseを実践して得た経験や考察、知をメモする場として利用しています。
今回は検索ボリュームが少ない記事コンテンツを作る意味について実体験を交えつつ考えます。
突然ですが、あなたはどんな時に検索行動を起こしますか?何かを知りたい・調べたい・解決したいときに検索窓に入力するのではないでしょうか?
例えば、期間工に興味があるけど寮環境はどんな感じか知りたいと思ったら
「期間工 寮」
「期間工 寮 評判」
「期間工 寮 条件」
など、答えをくれそうなキーワード(以下KW)を入力しますよね。検索者が解決したいKWの"こたえ "をまとめ、解決するのがブロガーの仕事・存在意義です。
前提として副業ブログで稼ぐならKW選定は重要なタスクのひとつ。
検索ボリュームを調べ、競合を調べ、検索者の悩みや困りごと、知りたいことを解決する記事を公開し、検索上位を狙うのが王道中の王道。
もちろん、だつ帽も記事コンテンツを作成するうえで必ずKW選定を行いますが、日々工場の生産ラインで働くなかで、
「これはブログネタになりそうだ」
と、その場のひらめき、思いつきでテーマを決め、KWリサーチを全く行わず記事を書く場合もあります。
自分でブロクネタをひらめいた場合はニッチな情報で検索ボリュームが低い場合が多く、ボリュームほぼゼロの記事も積極的に書いています。
一般的に、検索ボリュームが低いKWは「ロングテールキーワード」と呼ばれていますが今回はさらに検索ボリュームが低い"ほぼゼロKW"の記事作りがメインテーマ。
検索ボリュームほぼゼロKWの記事は短期的に稼ぐという意味では効果薄かもしれませんが、実はメリットもあるという立場をとっています。
検索ボリュームほぼゼロ記事公開のメリット
私が感じる主なメリットは概ね以下の通り。
信頼性・独自性の獲得
検索需要の発掘
サイト回遊率増
各項目を深堀りします。
信用性・独自性の獲得
私が一番メリットを実感するのが信用性・独自性の獲得につながることです。
そもそもの前提として、アフィリエイトサイトは信用されません。
理由はいくつかあるでしょうが、“未経験なのに経験豊富なふり”をしてアフィリンクへ誘導するエアプアフィリエイターも一因ではないでしょうか?
いわゆる自称専門家が発信する、エアレビューやエアプ記事。
経験者なら「この執筆者、知ったかぶりだな」とすぐに見抜けますが、未経験の読者だと見抜くのはなかなか難しいのが現状です。
自分が精通している業界のことなら見破れますが、全く知識がない業界のことは嘘を書かれても初見では見破れません。
その弱点をつくアフィリエイターは残念ながらいます。
記事冒頭でふれましたが、副業ブログは検索KWボリュームを調べて記事コンテンツを作ります。基本的に検索ボリュームがゼロのKWのコンテンツを磨いても検索エンジンからの流入が見込めません。
流入がない(集客力のない)記事を作る労力を考えると“割に合わない”と考えるのが一般的。
しかし、工場ワークに関する超ニッチな内容の記事コンテンツを公開し続けることで、サイト全体的に説得力が生まれます。
「このブログは信用できそう」
と思ってもらうための施策として有効です。
検索ボリュームほぼゼロKWの記事は流入数には寄与しませんが、サイトの信頼性・独自性に好影響が期待できるのではないでしょうか。
検索需要の発掘
検索ボリュームは少ないけどニッチな情報の需要は確かにあります。
リサーチツールで検索ボリュームがほぼ無いテーマでも、記事を書き、公開してみると、多少の流入がある場合も珍しくありません。
検索エンジンからの流入もありますが、SNSで検索需要の発掘も可能。
記事コンテンツ公開とともに、X(旧Twitter)でURLリンクをポストするのですが、Xからの流入数で想定読者層からの反応を測ることができます。
Xのpostに“いいね”をつけてくれなくてもリンクをクリックしてWEBページへの来てくれる方がいます。
この記事は反応が薄そうだなとXにポストした記事でも想定の2~3倍クリックがあることもあります(もちろん逆もあります)
また、SearchConsoleで想定外のクエリで流入がある場合、どの記事か確認すると検索ボリュームほぼゼロ記事のときもあります。想定できなかったKWでSERPsへ反映されていることも珍しくありません。
よく言われることですが、コンテンツは出してみないと反応がわからないなと改めて実感する日々です。
ツールでは測定できない需要を把握し、そこを剃り下げることで記事コンテンツに磨きをかけることができます。これは大きなメリットではないでしょうか?
検索ボリュームがほぼゼロ記事を公開する事で、まだ未発見の検索需要を掘り起こすきっかけになり、さらに信頼性・独自性を深めることができます。
サイト内回遊率増
公開した記事コンテンツが増えてくると、記事同士の関連性の高い記事も増えます。
関連性の高い記事を適切に内部リンクでつなげることで、サイト内の回遊率が高まります。検索ボリュームほぼゼロの記事はかゆいところに手が届く、絶妙な関連情報になるのでブログ読者の方が満足感を得られやすいのではないでしょうか?
サイト内回遊率が増えるとGoogle AdSense広告インプレッションも正比例するため、結果的に広告収益も上がります。
実例紹介
最後にだつ帽が運営するブログ『工場と副業と資格』で公開している検索ボリュームほぼゼロ記事を紹介します。
※ちなみに検索ボリュームは「UberSuggest 」での測定値。
実例「派遣日記」シリーズ
派遣日記シリーズはだつ帽が工場派遣を通じての経験談や考察、日々の暮らしのことを書くシリーズ。
派遣日記シリーズは2024年5/18現在、9記事公開中です。
工場派遣日記シリーズは記事によってKW選定をする場合もありますが、基本的に思いつくまま記事構成し、文章を書いています。自然検索流入でのアクセスは見込めませんが、専門性や信頼性を高めるためにはじめたコンテンツ。
派遣日記シリーズで検索ボリュームほぼゼロ記事をいくつか紹介します。
よかったら目を通してみてください。
1.『【派遣日記9】久しぶりの組立ラインに配属!きついけど人間関係良好で楽しい』
2.『【派遣日記6】「貧すれば鈍する」はマジ。金銭的な余裕を作るための手段としての期間工・製造派遣』
3.『【派遣日記3】工場派遣応募前に健康診断を受けた結果【延期します】』
紹介した記事は想定よりも、各記事の流入が多く(ほんの少しですが)思わぬ検索クエリで上位表示されるなど流入にも多少寄与しています。
Xでからの流入も好調です。こうして振り返ってみると、検索ボリュームがあるクエリをリサーチできていないケースも多い感じかもしれません。もうう少しリサーチ力を磨く必要性を感しました。
今回は検索ボリュームほぼゼロ記事のメリットを中心に記事を組み立てましたが、近いうちにクロールバジェット問題やデメリットも記事にまとめます。
しかし、SEOアフィリエイトはやることが多いですね。
当noteは週一目安で更新予定。
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