Wリーグをもっとたくさんの人に見て欲しい
まず最初にバスケファンならいろんな形で記事を見た方が多いと思います。私も共感する部分が多くありました。
https://number.bunshun.jp/articles/-/846960
ミムラユウスケさんというスポーツライターで、この方の記事は読んでて不思議とほっこりする。まだの方は是非。
さてさて、本題に入ります。女子バスケのwリーグは先週末から東地区も再開し、レギュラーシーズンも残すところあと2週。コロナウイルスの感染拡大で観客動員が難しい状況ではありますが、これからの女子バスケをもっと盛り上げて行くには何が必要かを改めて考えてみたいと思います。
何と言ってもスポーツ観戦の醍醐味は
「会場での生観戦!」
ですが、まずはバスケ未体験の方がバスケに興味を持ってもらうためにやって欲しい事がいくつかあります。
1.ルールをわかりやすく解説して欲しい
バスケは3m5cmの高さに置かれたカゴにどれだけボールを入れられるかという単純なスポーツではありますが、そのルールは非常に細かく、見慣れた人でも今の審判の笛が何だったかわからない事もあります。何が起こっているかわからないほどつまらない事はないと思います。
会場アナウンスでファールやバイオレーション、その時起こった状況を観客に説明する事。
これ、私もお願いしたいです(笑) 会場にいても「今の何??」って事がよくあります。欲を言えば会場でリプレイが見たいです。バスケはスピードが速すぎて見えなかったり、ボールのない所でのファールは全くわかりません。初心者にわかりやすく!これ大事です。。
⒉配信に実況をつけてカメラを複数台入れて欲しい
今シーズンはいろんな事情で私も会場に行けず、配信で観戦する事が多くなっています。私はバスケットライブがメインですが、無料のw-tvもやってくれています。基本映像は同じです。全体を映すカメラが1台。タイムアウト時は各チームのベンチのカメラでも若干映ります。
カメラをコートエンドにも据えられれば迫力はかなり増します。普段コートサイドの席で見ているコアなファンもたまにエンドに座るとその迫力に圧倒される事もあると思います。
また実況がある事でより試合の流れを理解できます。できれば解説もしてくれたら選手の事やプレーの事をより知る事ができるなって思います。個人的には私は中川聴乃さんの解説が大好きです。
配信してくれる事は非常にありがたいし、感謝しかありません。ただ、現状の配信では選手の表情もわからないし、会場の空気感とは程遠いです。
またBリーグとWリーグの配信では天と地ほどの差があります。そのあたりは誰にお願いすればいいのか分かりませんが、ソフトバンクさんよろしくお願いします。(笑)
3.好きな選手を見つける
一般的に
「日本のファンはチームではなく、人につく」
と言われるそうです。確かにそれはあると思います。一人の選手のファンになって、そしてその選手が所属するチームを応援するようになって、さらにリーグ全体や日本代表を応援する。ごくごく自然な流れです。現に私もNHK-BSで2015-16のファイナル「富士通vsJX」で富士通の山本千夏選手を見た時から始まってますから。
まず知ってもらうために選手のメディアへの露出は必要不可欠だと思います。
バスケに詳しくない人でも「田臥選手」や「河村選手」女子では「渡嘉敷選手」は知ってるよという人も多いと思います。
ただ「美女アスリート」や「美しすぎる〇〇」なんていう容姿をクローズアップする紹介は論外です。理想はやはり「情熱大陸」のような一人の選手を深堀りしてくれる番組ですかね。あ、あと「グラジオラスの轍」も良かったですね、、、でもああいうの見ちゃうと、私は全部の選手を好きになっちゃうんだろうなぁ・・・善し悪し(笑)
次は配信でバスケを見て、次のステップ「会場で観戦したい!」って思ってもらえたら。
4.会場で生で観戦する
楽しむには生観戦が一番。選手の声、ゴールが決まった時の観客のどよめき、ベンチの盛り上がり。すべてにおいて配信とは違った楽しみがあります。いろんな世代の方が会場に来やすいように例えば会場へのアクセスや会場内での飲食、トイレ、子供も楽しめるような空間作り。たくさん努力しなければ行けない部分があると思います。
Wリーグのいい所でもある「地方開催」は是非また落ち着いたら再開して欲しいです。少年少女が目を輝かせて必死に声援を送る姿は必ずこれからのバスケファンの獲得に繋がると思います。
ただ、地方開催でありがちな「協会関係者席」が一番いい場所を陣取っちゃってるケース。あれはいただけないですね。ファンは興ざめです。。
5.会場で楽しむ方法
会場に行く時、応援したいチームのグッズを身につけましょう。グッズでなくてもチームカラーの物でもいいので自分がどのチームを、どの選手を応援しているかアピールしましょう。
自作するのもすごくいいと思います。市販の無地Tシャツにマジックで描いてもいいんです。チームや選手への愛情がこもっていればいるほどいいです。選手達は見てくれています。そのうち気持ちが伝わったと感じる瞬間が出て来ます。
こんなのとか(笑)↓
青のTシャツにビニールテープで作ったやつ
↑これは全体の写真が見つからなかったけど愛知学泉大学のインカレの応援のときにマジックで書いたやつ(笑)
とか。
選手達は応援してくれる人が多ければ多いほどいいプレーができます。自分の強い気持ちがコート上の選手に伝われば、その力で勝つという事もありえると思ってます。
実際2018-19シーズンのプレイオフで富士通が羽田に負けてしまった試合。秋田での開催でしたが、会場には羽田のファンがたくさん来ていました。ファンは試合中ずっと選手達に熱いエールを送り続けていましたし、ゴールが決まった時のあのどよめきは今でも鮮明に覚えています。結果、富士通は終始自分たちのペースに持ち込めず、敗退しました。あの時は「応援の力」って絶対あるなってひしひしと感じました。私の最も思い出したくない試合です。。。それ以来、羽田のファンはファンとしての最強のライバルだと思ってます。
6.憧れの選手だけど、雲の上の存在ではなく身近な存在である選手達
私、山本選手のファンになった翌年、すぐに富士通のホームであるとどろきアリーナに観戦に行きました。その時すでに山本選手の背番号の入ったユニフォームを自分で作って、出待ちでサインをしてもらいました。すごく嬉しかったですし「Tシャツすごいですね」って言ってもらえました。その時の📷↓
コートの上で戦っている選手が出待ちで優しく接してくれる事ってファンにとってはたまらない瞬間かなと思います。
現状では感染予防のため、出待ち行為は禁止されていますが、今だからできる事、オンラインで選手とファンが触れ合える場を作ったり、一部のチームが始めているSNSやyoutube配信などはもっともっと積極的に行って欲しいと思います。
私の5年のまだまだ浅ーいファン歴で思うところはこんなところです。とはいえすでにどっぷり浸かっちゃってるので広い視野で考えられてない部分も多いと思います。
ぜひいろんな視点の方と語り合ってこれからの女子バスケを盛り上げていければ嬉しいです。
私はアイホーンを持ってないので今話題の「クラブハウス」には参加できません。。なのでnoteからのツイートという一方通行での発信になりますが、いずれ双方向でいろんな方の意見が聞きたいなと思ってます!
今後ともよろしくお願いします!
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