one day photo_14
先日定期的に写真を見ていただいている方から、技術的には大分わかりやすくなったと言われた。画面内の線を整えることはとりあえず出来たので、次の問題としては言語化かなという感じになっている。写真は言葉というか、言葉があって写真があるというのは最近重々感じている。
前回の更新で、「輝く荒野へ」の感想を書いたけどもあの後思い返すと、表面的には情緒的に写っているけども、まとめてみたとき、俯瞰してみるとタイトルと最初に掲げられていた言葉の通りの内容だったと思う。
つまり僕は表面に引っ張られて、写真から言語を引き出すことが出来なかった、読めなかったということだと思っている。
思い返すと「若年層を取り巻く世界」的なものが凄くしっかりと表現されていたと僕は思う、会場で見ているときは一枚一枚に集中してしまい、全体を俯瞰して見れなかったんだなと思う。
という反省を得たタイミングで、組写真を作ったといわれる名取洋之助の著書「写真の読み方」がちょうど来たので読んでみた。まだ読み込んでないけどLIFE誌などから始まった写真の組み方、視覚言語の構成の仕方の話が乗っていて、ここをスタートとして複雑化していったんだなということがわかる。
何よりも、写真学科で最初に教わるような写真というメディウムに関しての基礎の基礎が書かれていて、非常に勉強になったと思う。個人的にお勧めの一冊。
先日秩父御岳山へ。
他にもいろいろ撮れました。写真うまい人が山に行けばどこでもある程度何か撮れる、そういう状態になりたい、景色の強さには頼らない、美をパッケージで買うようなものからは卒業したい。
■「重役気分」
オフピーク推奨になってから1年、弊社でもその取り組みにより人もまばらになった快適な時間に出勤することが可能となりました。
■「都市の覇気は抜けて久しく」
都内の昼休みといえばどこもかしこも多くの人でにぎわい、物流も盛んで大動脈には多くの車が走っていました。自粛以降都市はその覇気を失い、人々は隙間の空いた都市で憩いますが、かつての活況を知る身としては寂しさを感じるものであります。
■「飼いたい野生」
説明はなし。以下スナップ