〈現在上映中〉ONE PIECE FILM RED〈レビュー〉※ネタバレ含む
皆さん初めましてREDレビューのなるみです。
今回はあの話題作!
ONE PIECE FILM REDを観てきたので、
レビューを書いていこうと思います!!
(追記 興行収入150億突破!)
・あらすじ・作品紹介
1997年より「週間少年ジャンプ」にて連載開始した『ONE PIECE』。
2021年、コミックスの全世界累計発行部数は”4億9000万部”を超え、単行本は”100巻”の大台に乗り、テレビアニメも”1000話”を突破。
漫画・アニメともに金字塔をうち立て続ける『ONE PIECE』が遂に2022年7月、連載開始”25周年”に突破する。
そんなアニバーサリーにふさわしく、『ONE PIECE FILM RED』は総合プロデューサー:尾田栄一郎で贈る劇場最新作。
谷口悟朗(「コードギアス」シリーズ)を監督に迎え本作のオリジナルキャラクター・ウタをボイスキャスト・名塚 佳織、歌唱キャスト・AdoのWキャストで担い、ウタとシャンクスの過去を知る謎の人物・ゴードンを津田健次郎が演じる。
さらに世界の歌姫・ウタの楽曲として、主題歌を中田ヤスタカが作詞、作曲、劇中歌(6曲)をMrs. GREEN APPLE、Vaundy、FAKETYPE、澤野弘之、折坂悠太、秦基博が担当し、総勢7組の豪華アーティストが本作の歌唱楽曲を提供する夢の企画が実現。
この夏、ウタの歌声が心揺さぶる物語を紡ぎだす。
<ONE PIECE FILM RED公式サイトより引用>
・感想
25周年にふさわしいお祭り感溢れるいい映画でした!!
なんといっても登場キャラクターの多さ、アクションの派手さ、その中で負けず劣らずのストーリーの内容全てが完成された映画だと思います。
個人的おすすめのシーンはラストバトルの麦わらの一味、赤髪海賊団の共闘シーンです!!
漫画やアニメで追っている人はもちろん、あまり触れたことない人も楽しめる作品になっていると思います。
個人的イチオシはやはり音楽です!!!
ウタ(Ado)が歌唱してる楽曲を映画館の音響で聴いた時は鳥肌が止まらないぐらい大迫力なので、是非劇場で観る・聴く事を強くオススメします!
・楽曲
今作の目玉の1つでもある歌唱楽曲について。
ウタの歌唱キャストでもあるAdoさんが歌う楽曲とその時のシーンを
紹介します!!
楽曲タイトルをクリック・タップしたらYouTubeに飛びます。
気になる曲がありましたら是非飛んで聴いてみてください!
※微ネタバレ注意!!!
『歌姫のウタのライブが始まるシーン』
主題歌【新時代】楽曲提供:中田ヤスタカ
『ウタのステージに海賊が襲い掛かるシーン』
劇中歌【私は最強】楽曲提供:Mrs. GREEN APPLE
『海賊をやめないというルフィをウタが止めるシーン』
劇中歌【逆光】楽曲提供:Vaundy
『海軍に襲われるウタが彼らを眠らせていくシーン』
劇中歌【ウタカタララバイ】楽曲提供:FAKETYPE.
『ウタが禁断の歌で魔王を呼び出すシーン』
劇中歌【TotMusica】楽曲提供:澤野弘之
『ウタが眠ってしまったみんなを目覚めさせるシーン』
劇中歌【世界のつづき】楽曲提供:折坂悠太
『ルフィがウタと過ごした子供の頃を思い出すシーン』
劇中歌【風のゆくえ】楽曲提供:秦 基博
Special Track【ビンクスの酒】※アルバムに収録
New Album『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』
・ストーリー
世界で最も愛されている歌手、ウタ。
素性を隠したまま発信するその歌声は”別次元”と評されていた。
そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。
色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味、ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。物語は、彼女が”シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出す。
「世界を歌で幸せにしたい」とただ願い、ステージに立つウタ。
ウタの過去を知る謎の人物・ゴードン、そして垣間見えるシャンクスの影。音楽の島・エレジアで再会したルフィとウタの出会いは12年前のフーシャ村へと遡る。 〈ONE PIECE FILM RED公式サイトより引用〉
※以下ネタバレ注意
ウタはシャンクスの娘ではあるが、実の娘ではありません。
そして、ウタは【ウタウタの実】の能力者です。
ウタウタの実の能力とはウタの歌を聴いた人々を精神世界【ウタワールド】に導くことが出来ます。(肉体は睡眠状態)
そして、ウタが眠ってしまうとウタワールドは消えて、人々は現実世界に戻ります。
そんなウタの計画は世界を巻き込んだライブでウタの歌を愛する人々を過酷な現実から救い出し、ウタワールドという平和な仮想世界で永遠に一緒に生きるというもの。
しかしウタワールドにあるのは精神のみです。
ウタは眠ってワールドを閉じさせないために、ネズキノコを食べ続けていました。
それは現実のウタにとっては死を意味しますが、彼女は精神が生き続ければ死ではないと考えています。
現実のウタが眠らないまま死ぬとウタワールドは閉じず、そこにいる人々の精神は永遠にそこで生き続けることに。
また、世界中が注目するライブを行うことで、シャンクスが気付いてくれる可能性にも賭けていました。
ウタは最期にシャンクスに「ありがとう。ごめんなさい」と伝えたかったのです。
そして、時系列はワノ国編後のお話だと思います。
理由としてはジンベイが麦わらの一味として参加していること、
ゾロがワノ国でもらった刀「閻魔」を持っていること、
ナミがゼウスを引きつれていたりと、
ワノ国編の後である要素が見受けられました。
ただあくまでも「パラレルワールド」の設定だと思います。
次にウタは死んでしまったのかについてですが、
結論から言うと、ウタ自身は死んでしまったと考えられます。 ネズキノコを食べ続け血を吐くウタに、シャンクスは赤髪海賊団の船医ホンゴウから受け取った薬を飲むように言いますが、彼女はそれを拒否。「世界のつづき」を歌うことで、人々をウタワールドから解放することを選択したのでした。 ウタは最期、消えゆくウタワールドの中でルフィに「麦わら帽子が似合う男になってね」と言い残します。海賊王を目指すルフィに、“新時代”への意志を託したということでしょう。 さらにエンドロールでは、世界中の人がウタのアルバムや歌を楽しんでいるシーンが流れます。そこには今までルフィたちが出会ってきた懐かしい面々も。 とにかく現実世界に苦しむ人々を、自分の歌で解放してあげたいと思っていたウタ。エンドロールを観る限り、彼女の目指していた“新時代”は、違う形で実現出来たとも考えられます。 ウタの歌を愛する者、そして“新時代”への思いを継いだルフィがいる限り、彼女の意志は死ぬことはないと言えるでしょう。
そして、最後にシャンクスの育ての親はロジャー(ゴール・D・ロジャー)だとわかりました。
赤髪海賊団の船で、故郷を海賊に襲われて両親を失った赤ん坊のウタを、シャンクスが見つけます。
その時、自身がロジャーたちに拾われた時の景色を思い出し「これも何かの縁か」とつぶやいていました。
まるで同じ境遇だったウタとシャンクス。
ロジャーがシャンクスの育ての親となったように、シャンクスもウタの「父親」として7年間ウタを育てました。
最後に、ラストバトルでもある歌の魔王「トットムジカ」戦で一瞬ニカ(ギア5)の姿になります。
ギア5とはワノ国編のカイドウとの戦いで覚醒し、ギア5を発動させました。
ニカとは、太古の昔に奴隷を解放すると信じられた伝説の戦士「太陽の神ニカ」のこと。眉や後ろ姿にその様相が現れており、どうやら魔王との壮絶な戦いの中で無意識にその力を解放させていたようです。
※上記ネタバレ注意
・最後に
オールスターといっても過言ではないくらいのキャラクター、豪華キャスト陣、楽曲提供の錚々たるアーティスト、そしてAdoさんの歌唱。
どれを取っても完璧に近い作品になってると思います。
あまり最新を追えてない僕から見ても分かりやすく飽きずに最後まで楽しむ事ができました。
超個人的意見はストーリーも楽しみつつ、音楽の迫力を是非お近くの映画館で味わって欲しいなと思いました。
・おまけ
この度はご覧いただきありがとうございました。
普段は映画のレビュー以外にもゲームのレビュー記事やレビュー動画を投稿しています。
駆け出しの新参者なので是非見て頂ければ幸いです!!
【YouTube】https://youtu.be/oWE5Ozr6HuE
【前回の記事】https://note.com/redreview/n/n31330c373477