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花束は毒

#花束は毒
#織守きょうや
#文藝春秋

罠、また罠。100%騙される、戦慄ミステリー!

「結婚をやめろ」との手紙に怯える元医学生の真壁。
彼には、脅迫者を追及できない理由があった。
そんな真壁を助けたい木瀬は、探偵に調査を依頼する。
探偵・北見理花と木瀬の出会いは中学時代。
彼女は探偵見習いを自称して生徒たちの依頼を請け負う少女だった。

――あの時、彼女がもたらした「解決」は今も僕の心に棘を残している。
大人になった今度こそ、僕は違う結果を出せるだろうか……。

背筋が寒くなる真相に、ラストに残る深い問いかけに、読者からの悲鳴と称賛続出の傑作ミステリー。

ーーメモーーーーーーーーーーーー
自分が正直者で素直な性格だと、他人を疑おうって発想すらなくなる。

今さら、無罪も有罪も証明することはできないだろうとわかっていた。ただ、誰を信じるかという問題だ。

ーー感想ーーーーーーーーーーーー
読んでる途中から結末を途中途中想像して読んでたけど、
犯人あたったー!その合間は想像と違ったけど。

ネタバレになるから内容は書かないけど、
最後の問いは究極の選択だと思う。
世の中には、知らなければお互い幸せで終わることってあると思う。
自分さえ口を紡いでおけば、何事もなく過ぎ行くこと。
果たして、自分の口から言うことが正しいことなのか。
全てを知ることがいいことなのか。
難しい選択です🫠

#読書記録 #萌本棚

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