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osさん:和歌山大学観光学部

osさん、投稿ありがとうございます!
2,400字とボリューム満点ですが、がんばりましょう!

基本情報

■ 志望先:和歌山大学観光学部(総合型選抜)

■ 字数:(1)600字以内、(2)1,200字以内、(3)600字以内

■ 課題:
(1)あなたが本学部総合型選抜に出願した理由を説明してください。

(2)観光学部で学ぶ(研究する)にあたって、あなたの関心事は下記の項目のうち、何番目に該当していると考えていますか。(理由も含めて記述)

(3)あなたは大学で学ぶ(研究する)ことによってどのような能力を身につけたい、あるいは、伸ばしたいと考えていますか。(理由も含めて記述)

全体へのコメント

✅ 課題(1):総合型選抜を選んだ理由を聞かれた場合には、総合型選抜の特徴(入試実施時期、選抜方法など)をふまえた「ポジティブな」理由が求められます。入試の内容が「自分にとって役立つ」「自分の強みを活かせる」はもちろん歓迎すべきことですが、大学側にとっての魅力にはなりにくいでしょう。ポイントは受験生本人だけでなく、” 大学にとっても ” ポジティブな理由であると良いです。

✅ 課題(2):学問的な学びへの興味・関心を問う課題ですね。志望先に関係する経験や知識をもとに書けているのは素晴らしいです。もったいないのは、「どうしてそこに関心があるのか(理由)が見えにくいところ」と「学びの動機がちょっと後ろ向きなところ」です! もちろん自分の課題(足りないところ)を真正面からキャッチできているのは大事なことです。一方、ポジティブであってもほしいです!

✅ 課題(3):スッキリとよくまとまっています!ただ、おそらくosさんも書いてみてお感じになっているかもしれませんが、「無難」というところでしょうか。誰でも書けそうな内容になってしまっています…。もっと具体的な話が読みたい(知りたい)ので、これからの掘り下げに期待します!

✅ Q&A : 文章の冒頭と締めくくりの内容の重複が気になるがどうしたら良いか、にお答えすると「意味は近似、表現は変える」が理想です。ただ400字〜600字の場合は、冒頭(の結論部分)を省略し、終わりに集約させてもOKです。言い換え方法は詳細で少し触れます!

✅ Q&A : 課題(2)の末尾と課題(3)の冒頭で、表現が同じになっているけど大丈夫か、という不安にお答えします。これはOKです。より良くするなら、課題(3)の冒頭の「具体性」を上げていくといいですよ!

✅ 文章は大変読みやすく、丁寧に見直しされながら書かれているのがわかりました。読みやすい文章が書けているのは高評価です。一方、読みやすい文章だからこそ内容の深さを評価してもらえますので、しっかり中身を詰めていくのが大事になります!

〈入学者選抜の基本方針〉
 総合型選抜では,入学後の学修に必要な思考力・判断力・表現力・主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ意欲や態度を書類審査,指定された課題のプレゼンテーション,出願書類等に基づいた面接により多面的に評価し,入学者を選抜する。

〈観光学部の特色〉
① 観光学は人間の生活・文化に関わるあらゆる分野を総合した学問であることから,人文・社会科学から自然科学までの幅広い分野を融合的・横断的に学ぶことのできる充実したカリキュラムを用意しています。

② 最先端の観光理論を学ぶことはもちろん,教員と学生が自治体と連携して地域課題の解決に取り組むプログラムや海外の連携大学等と共同で取り組むエリアスタディ等の機会を通じて,社会の各方面から即戦力として期待される実践力が身につきます。

③ ハイレベルな観光人材に相応しい教養の醸成を重視し「観光プロデュース論」「日本文化演習」などユニークな実践科目を配置するほか,グローバル・プログラムの導入を通じて国際化時代における言語面でのバリアフリー化を進めます。

詳細コメント

 段落ごとにまとめながら細かいところにコメントを入れていきます。

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