用語集 : 総合型・学校推薦型選抜(前編)
れどぺん!志望理由書メンター(@RedpenKouko)です!
これまで記事を書いてきて「総合型・学校推薦型選抜の用語集をつくろう!」と思い立ちました。改めて、求められる書類や出願までに必要なことを2回に分けてまとめていきます!
出願までの時系列3ステップ
STEP1 | 志望校決定!
STEP2 | 募集要項ゲット!
STEP3 | いざ出願(次回)
基本的な用語しかまとめていませんので、不明なことがあれば先生や塾にも相談しましょう!
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STEP1 | 志望校決定!
まず志望校が決定したら、学校の入試情報を調べます。ホームページに載っているので、まずは「学校名」と「入試」と検索してみましょう。
まずチェックしたいのは「募集要項」です。募集要項は国公立大学では大体9月〜10月、私立大学では5月〜8月に公開されます。学校によってまちまちです。専門学校は募集期間も長く、試験日も選択肢が多いのですぐに確認しましょう。
✅ 募集要項(ぼしゅうようこう)
入試を受けたい人向けに入試情報が一冊にまとまっている文書。「募集要項」や「入学試験要項」など名称は学校によって違う。
要項には、
● 申込(出願)方法
● 申込(出願)書類
● 申込(出願)締切日
● 受験料
● 募集人員(合格する人数)
● 試験日
● 合格発表日
● 試験会場
● 試験科目
● 配点など
が書かれている。
入手方法は、ほとんどの学校はインターネットで公開している。ただし、募集要項には受験料の振込用紙や封筒・書類などが同封されているため、取り寄せる必要がある(有料・3〜5日かかる)。書き間違いとか汚れたりした時のために、2部注文する人もいる。
✅ 出願(しゅつがん)
出願とは、学校側に「入試を受けます」と意思表明をすること。近年はインターネット出願と郵送出願を併用しているところが多い。インターネット出願の方が郵送出願より開始期日が早い場合が多い。
✅ インターネット・Web出願(うぇぶしゅつがん)
インターネットで出願する。氏名や住所などの基本情報や、志願する学部・学科(コース)を指定されたページに入力する。ただし、インターネット出願で完了するケースはまだ少ない。もちろん完全インターネット出願の学校もある。
学校によっては、志望理由を入力する場合もあるから要注意。リンク先がわかったら、早いうちにアクセスしておこう。
また、完成したフォームを入学願書とするため印刷・郵送を求める学校もある。
(印刷はコンビニでもできるので、印刷環境がなくてもOK)
✅ 郵送出願(ゆうそうしゅつがん)
出願するために必要な書類一式を志願先の学校に送ること。基本セットは「入学願書」「調査書」「受験料の払込用紙」だ。「志望理由書(ほか課題など)」「推薦書」は、必要ない場合もある。
郵送方法は、募集要項に指定されたとおりに送ること。基本は「簡易書留」で送る。
✅ 専願・併願(せんがん・へいがん)
総合型・学校推薦型入試は、大きく「専願」と「併願」2種類に分けられる。
第一志望校が「専願」なのは問題ないが、第二志望校が「専願」だと悩むことになるので要注意。
〈出願の種類〉
専願 : 合格したら必ずその学校に入学するのが条件
併願 : 複数の学校・学部を受験できる
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STEP2 | 募集要項ゲット
募集要項をゲットしたら、熟読しましょう。特に「何を」「いつまで」が最重要です。学校が発行する書類はすぐに出来上がらないので、余裕を持って担任の先生にも相談しておきましょう。
✅ 入学願書(にゅうがくがんしょ)
名称は学校による。氏名、生年月日、住所や所属高校など自分の基本情報を書く書類。基本的には事実を書く書類のため、早く仕上げておくこと。
証明写真が必要な場合が多い。(学校が一律撮影するかな)
✅ 調査書(ちょうさしょ) ※ 高校で発行
すべての学校で提出が求められる。3年間の全教科の成績や出欠席、部活動や委員会などの課外活動を記した書類。学校が発行する正式な書類となる。
封筒に入れられ、がっちり糊付けされる(厳封)。開けてはいけない。
発行に数百円かかる。
学校によって発行期間が異なるだろうが、申請から発行まで1週間は見積もっておくこと。
✅ 推薦書(すいせんしょ) ※ 高校で発行
主に担任の先生が書く、あなたを学校に推薦する文書。指定の様式がある場合がほとんどなので、募集要項に入っている「推薦書(原本)」を担任の先生に渡そう。必要ない学校もある。
封筒に入れられ、がっちり糊付けされる(厳封)。開けてはいけない。
発行に数百円かかる(?)。
学校によって発行期間が異なるだろうが、申請から発行まで1週間以上は見積もっておくこと。
✅ 志望理由書(しぼうりゆうしょ)
受験生が自分で書く書類。その学校を志願する理由を書く。指定の様式がある場合がほとんど。募集要項を確認して、書類を隅々まで読む。文字数や注意事項、書き間違えた場合の対処法は必ずチェック。
✅ 自己推薦書(じこすいせんしょ)
受験生が自分で書く書類。自分自身を学校に推薦する文書。指定の様式がある場合がほとんど。募集要項を確認して、書類を隅々まで読む。文字数や注意事項、書き間違えた場合の対処法は必ずチェック。
✅ 事前課題(じぜんかだい)
受験生が自分で書く書類。出願するタイミングで同時に提出する(インターネット上で提出する場合や、試験当日に提出する場合もある)。
課題内容は募集要項やホームページ等で確認する。指定用紙の場合もあれば、原稿用紙を自分で用意する場合もある。
募集要項になにをどう書けばいいのか書いてあるので、熟読すること。
✅ 活動報告書(かつどうほうこくしょ)
受験生が自分で書く書類。高校3年間の特筆すべき活動をいくつか列挙する書類。活動内容や活動期間など概要を書く。志望する学部・学科(コース)への関心の高さをアピールできる。医療・福祉系はボランティア活動を書く欄があったりする。
✅ 受験料(じゅけんりょう)
学校を受験するために必要なお金。基本的には返金不可。出願時に「払込書の控え」を出願書類と一緒に送る必要がある。
受験料は35,000〜円。郵便局や銀行で振り込む場合がほとんど。
払い忘れていて、出願当日に慌てないようにしよう。ちなみに学校の大切な収入源。
✅ 出願期間(しゅつがんきかん)
学校が出願を受け付ける期間。短いと2日。長いと1週間ほど。基本、出願書類の到着順に受験番号が付与される。
✅ 出願締切日(しゅつがんしめきりび)
最も大事な「出願を締め切る日」。特に、出願締切日の条件を募集要項でチェックしよう。
〈出願締切日(郵送の場合)〉
⭕️必着:出願締切日までに学校に届いていること
⭕️〜時までに:出願締切日+指定時間までに学校に届いていること
⭕️当日消印有効:郵便物に押される郵便局のハンコ(消印)の日付が出願締切日であれば受理する(切手の上に押されるハンコ)
⭕️持ち込み:学校に直接出願書類を持ち込む(認めるか、認めないか書いてある)
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さて、「用語集 : 総合型・学校推薦型選抜(前編)」いかがでしたでしょうか? 明日は後編です。準備万端の書類たちを出願するまでが大事です!
それでは、今日はこのへんで!
納得のいく志望理由書&自己推薦書が書けますように!
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