令和4年度 筑波大学 研究型人材入試（医学群医学類） 学生募集要項
れどぺん！志望理由書メンター（＠RedpenKouko）です。
昨日に引き続き、今日は7月8日（木）に公開された筑波大学の特別入試「研究型人材入試」の学生募集要項を取り上げたいと思います。
🔻🔻🔻 前回の「国際科学オリンピック特別入試」 🔻🔻🔻
明日は「アドミッションセンター入試」の募集要項の予定です。
（志願者は、必ず大学の公式情報を確認してください。情報は裏を取りましょう。何かあっても当方は責任を負えません！）
〈PDFはコチラ〉 タイトル付けてください…
現職時代に最も困ったのが、生徒の志望校・志望入試形態は決まっているのに、前年度の情報がわからず、準備を始められなかったことです。（昨年度情報を残してくれている大学は本当にありがたい）
何について、どれぐらいの文字数を書くのか、見通しが立つだけでも全然違います。もちろんガラッと内容が変わる時もあるので要注意ですが、情報があるだけでもやはり違うものです。
塾に通っている人しか過去情報にアクセスできないのは、やはり違うと思うので、少しでも財産として残していけるよう、これから2022（令和4）年度入試の情報を残していきます！
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研究型人材入試について
筑波大学では、自然科学において自ら発見した課題に対し、主体的かつ継続的に取り組み、その結果、到達した高い成果を評価する新たな入学者選抜を実施します。
入学後は研究室演習、新医学専攻、ヒューマ二クス学位プログラム等に積極的に参加し研究者としての素養を養うことができ、卒業後は医学・生命科学を担う研究者として国際的に活躍することが期待されています。
筑波大学や本入試についてもっと知りたい方は、受験相談の窓口を開設していますので、気軽に相談してください。
募集学部
〈医学群〉
・ 医学類
出願資格
・日本学生科学賞：中央最終審査選出
・高校生科学技術チャレンジ：中央最終審査選出
・「科学の芽」賞：「科学の芽」賞、「科学の芽」奨励賞以上の賞獲得
・国際科学オリンピック：日本代表、国内本選において銀賞以上（日本数学オリンピック本選ではAAランク以上、化学グランプリでは金賞以上）
・科学の甲子園：全国出場
・学術論文の執筆・発表
・上記と同等、またはそれ以上の優れた理系研究実施者
出願期間
令和３年９月１日（水）〜 ９月６日（月）【必着】
※ 提出方法：郵送（速達・簡易書留郵便）
持参不可。
１次選考
書類審査アリ
出願時に提出された書類等により、第１次選考合格者を決定します。書類については、取り組んだ研究レポート等から、研究の成果、研究に対する主体性や継続性、大学で学ぶために必要な適応性（知識・技能、思考力、表現力、当該領域・分野への関心、目的意識を持って学ぶ意欲等）を評価します。
出願書類（大学HPよりダウンロード）
✅ 研究レポート
✅ 志願理由書
出願書類：書式
サイズ： Ａ４サイズ（片面印刷）
記入方法：パソコン等使用可
記入向き：ヨコ書き
字数：
✅ 研究レポート：
・活動報告書 Ａ４サイズ１枚
・研究レポート本文 Ａ４サイズ20ページ以内
✅ 志願理由書：800字以内（枠のみ、罫線なし）
課題内容
✅ 研究レポート
（１）表紙 ： 大学指定書式
（２）活動報告書 ： 研究期間、指導・サポートの状況、立案に至る経緯、先行研究との関係や独創的な点などをまとめてください。グループ研究の場合は、担当部分と貢献度を必ず説明してください。
（３）研究レポート本文 ： 研究の内容をまとめたレポート（図・写真・表を含む。ただし図・写真は10点以内とする）。グループで作成した論文は志願者本人の担当部分を中心にまとめ直し、志願者本人の担当部分や貢献度がわかるようにしてください。
✅ 志願理由書 ： 特に文言なし
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こちらの研究人材型入試は、もうゴリゴリの研究医志望の人向けの入試です。高校時代の環境や機会に恵まれた人のためのものです。（特別入試ってゴリゴリ業績を引っ提げて挑むスーパースター入試。そういう入試形態もあって良いですよね）
学問研究としての「医学」と「大学」の関係は、実は徹底的に「研究！！」です。専門職養成校として、臨床医を輩出するのはもちろんですが、やはり主軸は「研究」。大学は、骨太な研究医を増やしたいのです。（その結果、臨床を下に見る人もいるようですが…）
そのようなわけで、若いうちから研究志望かつ実力ある人がいるならば、是非とも来てもらいたいわけです。そのための研究環境やプログラムはいくらでも用意します、というのが入試の説明からも読み取れますよね。
研究者としての実力を示せる良いチャンス。
どうか納得のいく志望理由書、自己推薦書が書けますように！
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