[コラム]志望理由と学校満足度はつながりあり!?
れどぺん!志望理由書メンター(@RedpenKouko)です。
先日、このような記事を拝見しました。
記事は、平成29(2017)年から文科省が行なっている「21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児) 第19回調査」の調査結果についてです。(2017年以前は厚労省)
■ 調査の概要 ■
全国の2001年(平成13年)1月10日から同月17日の間及び同年7月10日から同月17日の間に出生した子とその保護者。双子,三つ子についてもそれぞれの子を対象とする。
学校選択の理由 と 進路選択の満足・不満足の関係
先ほど挙げた記事では、調査結果をもとに以下のように述べられています。
大学・短大などの学校選択理由と進路選択の満足度を調べたところ、「合格できそう」を理由とした人は選択した進路に「不満」と回答した割合が21・5%に上った。「友人が選択していたから」も、不満の割合が18・3%だった。
これに対し、「授業内容に興味があったから」を理由とした人は、満足と答えた割合が93・9%に上った。「他校よりも入試の難易度が高いから」(93・1%)、「学校の雰囲気が良かったから」(94・3%)とした人も満足度が高かった。
この調査では、選択肢を選択するスタイルだが、大学・短大などの学校を選ぶ理由は大学に提出する志望理由書よりは、本音に近いだろうと予測が立ちます。
とはいえ、あまり結果には驚かないでしょう。
「合格できそう」だという理由で入試に挑むと、どうしてもその他の理由がおざなりになる可能性が上がります。限られた時間の中や選択肢の中で、なんとか進学先を確保したいと思うのは自然です。
ただの集計だけの結果なのでもう少し分析する必要はありますが、「納得のいく選択」が、その後の学生生活において重要であることは間違いなさそうです。
学校なんてどこも同じ?
今日はあまり言いたいことがあるわけではないのですが、「学校なんてどこも同じ」と考えている人がいれば、それはもったいないことです。
そこに集まる先生たち、学生たち、キャンパスの環境すべてから大きな影響を受けることは間違いないからです。
たしかに「経済学部」とか「法学部」とか、それこそ「医学部」とかカリキュラムはほとんど変わりはないでしょう。
しかし学校も自らの独自性を発揮しようと日々試行錯誤をしています。
どうせ2年間4年間お世話になるなら、自分が「良い!」と思った学校を選択できるよう、色々なリサーチと準備をしてみてはどうでしょう。
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