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令和4年度 お茶の水女子大学 新フンボルト入試(総合型選抜) 学生募集要項
れどぺん!志望理由書メンター(@RedpenKouko)です。
今日は 7月7日(水)に公開されたお茶の水女子大学・新フンボルト入試(総合型選抜)の学生募集要項です。
⚠️ 受験生は、必ず大学の公式情報を確認してください。情報は裏を取りましょう。何かあっても当方は責任を負えません!
〈PDFはコチラ〉 タイトル付けてください…
現職時代に最も困ったのが、生徒の志望校・志望入試形態は決まっているのに、前年度の情報がわからず、準備を始められなかったことです。(昨年度情報を残してくれている大学は本当にありがたい)
何について、どれぐらいの文字数を書くのか、見通しが立つだけでも全然違います。もちろんガラッと内容が変わる時もあるので要注意ですが、情報があるだけでもやはり違うものです。
塾に通っている人しか過去情報にアクセスできないのは、やはり違うと思うので、少しでも財産として残していけるよう、これから2022(令和4)年度入試の情報を残していきます!
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新フンボルト入試とは
本総合型選抜は論理的思考力、探究力、コミュニケーション能力、独創性など、従来型のペーパーテストでは測定することのできない側面や、これまでの活動や学習の成果も含めて受験者の潜在的な力(ポテンシャル)を丁寧に見極めるユニークな入試です。
文系学科志願者は「プレゼミナール」で大学の授業をじかに体験し、レポートなどにより第1次選考を行います。(理系学科志願者にはプレゼミナールは課さず、出願書類にて選考。)
続く第2次選考は、文系の「図書館入試」、理系の「実験室入試」により単なる知識量の多寡ではなく、その知識をいかに「応用」できるかを問います。多くの人に、この風変わりな、しかし受験することで「何かをえられる」入試にトライして欲しいと願っています。
教育理念と総合型選抜アドミッション・ポリシー
お茶の水女子大学では、グローバル女性リーダーの育成を教育目標に掲げ、さまざまなプログラムを設けています。専門的な知識を多様な場で使いこなせる土台を育成するための「21 世紀型文理融合リベラルアーツ」科目群を平成 20 年度から新設し、さらに創造性と実践性を備えた専門基礎力を持つ女性の育成を実現するために、平成 23 年度から学生主体の「複数プログラム選択履修制度」を専門教育課程に導入するとともに、総合学修支援センターを新設して主体的な学修プロセスの実現をサポートする体制を整えました(教学 IR・教育開発・学修支援センターに名称変更)。平成 24 年度からは、グローバル人材育成推進事業において、大学教育のグローバル化を目的としたカリキュラム整備を行い、国際的な場で活動する人材を育成するための語学教育、国際学、多文化交流などのプログラムをいっそう強化し、海外の交流協定校への留学を推奨しています。平成26 年度からは在学中に海外で学びやすいように、四学期制も導入しました。
こうした本学の教育システムで学ぶことを志す意欲的で可能性に満ちた学生を受け入れるため、平成 29 年度入試から新たな総合型選抜を導入しました。この新フンボルト入試は、第1次選考を兼ねるプレゼミナールと第2次選考の図書館入試・実験室入試という二段構えの、受験者の資質を丁寧にじっくりと見極めるユニークな入試です。
まずプレゼミナールで志願者に大学の授業をじかに体験してもらい(文系学科志願者のみ受講を必須とします)、そこでのレポートや他の提出書類を評価して第1次選考を行います(理系学科志願者にはプレゼミナールは課さず、出願書類にて選考します)。第2次選考では、文系は本学附属図書館の文献や資料を駆使しつつレポートを作成してもらいます。また、グループ討論や面接を通じて論理力や課題探究力、独創性などを評価します(図書館入試)。理系は各学科の専門性に即した実験や実験演示、データの分析等の課題を課したり、高校での学びを活かした課題研究発表などを行ってもらい、探究する力を見ます(実験室入試)。その成果やプロセスを評価することで、いわゆるペーパーテストで測れない潜在的な力(ポテンシャル)を丁寧に見極めたいと考えています。単なる知識(暗記)量の多寡ではなく、その知識をいかに「応用」できるかを問う入試です。
この入試を通して、基礎学力をしっかり身につけたうえで広く深くものごとを探究することのできる人、入学してからの学修で、さらには社会に出てから、あるいは大学院に進んで研究を続けていくなかで、ますますその才
能を磨き伸ばしていけるような、豊かな可能性を持っている人を迎え入れたいと考えています。今高校で学びながら育んでいる力をそのままこの入試にぶつけてみてください。
募集学部
〈文教育学部〉
・人文科学科 (文系)
・言語文化学科 (文系)
・人間社会科学科 (文系)
〈理学部〉
・数学科 (理系)
・物理学科 (理系)
・化学科 (理系)
・生物学科 (理系)
・情報科学科 (理系)
〈生活科学部〉
・食物栄養学科 (理系)
・人間・環境科学科 (理系)
・人間生活学科 (文系)
・心理学科 (文系)
出願期間・方法
✅文系学科
令和3年9月1日(水) ~ 9月2日(木)【必着】
※ 9 月 1 日(水)以前の発信局消印のある書留速達に限り、期限後に到着した場合でも受理
文系学科に出願するためには、プレゼミナールの申込が別途必要となる。
✅理系学科
令和3年10月25日(月) ~ 10月27日(水)【必着】
※10 月 26 日(火)以前の発信局消印のある書留速達に限り、期限後に到着した場合でも受理
プレゼミナールの参加は任意
■ 郵送: 簡易書留郵便・速達
1次選考
✅文系学科:プレゼミナール(2021/9/25 (土)実施)
申込期間:2021年8月18日(水曜日)~9月2日(木曜日) 17時
申込方法:専用フォーム
✅理系学科:書類選考
出願書類
⭕️ 志望理由書
⭕️ 活動報告書 及び 関連資料
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⭕️物理学科 志願者:レポート
⭕️生物学科 志願者:自主研究ポスター(ポスター、口述試験希望者のみ)⭕️食物栄養学科 志願者:自主研究発表ポスター
● 物理学科
自分で探究した物理現象・理論・実験などについての PDF 電子ファイルと、それを A4 判に印刷したものの提出を必須とする。
● 生物学科(自主研究ポスター発表・質疑応答と口述試験を選択した者のみ)
出願時に自主研究発表のポスター(A4 判に縮小印刷)の提出を必須とする。
● 食物栄養学科
出願時に自主研究発表のポスター(A4 判に縮小印刷)の提出を必須とする。
書式(大学HPから指定書式をダウンロード)
記入方法: 横書き・自筆(黒ボールペン)
ファイル形式:PDF
サイズ:A4(片面印刷)
課題
高等学校入学以降のさまざまな活動(学習や研究、生徒会やクラブ活動、留学やボランティア経験等)のなかで、あなたが何を経験し、そこから何を学び取ったのか、別紙の活動報告書に記載した内容と関連させて説明してください。また、大学に入学してからの 4 年間で何を学び、何を身につけたいのか、そして大学卒業後それらを活かしてどのような進路・将来像を描いているのかを具体的に述べてください(1200 字以内)。(20字 × 60行 = 1,200字)
※ 志望理由書で、活動報告書に記入した活動を説明し、その活動を通じて学んだこと、また今後の勉学や自分の将来にどう活かしたいかを、述べる。
すべての項目に対して実績が必要であるということではありません。
あなたの高等学校入学以降の学びや活動のうち、
本学を志望するに至った理由や
本学で学んだあとの将来構想において
重要だと思う成果を記入してください。
1. 受賞歴(3枠)
2. 生徒会活動、部活動等(3枠)
3. 自主研究発表、研究業績等(3枠)
4. ボランティア、国際交流等(3枠)
5. 外部外国語検定試験のスコア・級、資格等(3枠)
※ 今後の勉学や自分の将来において重要であると思うものから順に記入する。(各項目最大 3 件まで。複数の項目に該当する場合には、自身が適当と判断する項目ひとつに記入する)。
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わくわくするようなお茶の水女子大学の新フンボルト入試。すごくオススメしています。大学が「何かをえられる入試」と宣言するとおり、本当に学びの多い入試であることは間違いなしです。
文系のプレゼミナールにせよ、2次選考の「図書館入試(文系)」「実験室入試(理系)」もエキサイティングな経験にならないわけがないです。
プレゼミナールもタイミングが合えば、ぜひ多くの受験生に受講してもらいたいです!
どうか納得のいく志望理由書、自己推薦書が書けますように!
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