うさぎ島に行ってきた!大久野島滞在記
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、大久野島に行ってきました。
この小さな島に、たくさんのうさぎたちが住んでいる、
通称「ラビットアイランド」として有名です。
今回はこちらの島唯一の宿泊施設、休暇村大久野島へ宿泊してきたので、
かわいいうさぎたちとともに紹介していきたいとおもいます。
瀬戸内に浮かぶラビットアイランド!
大久野島は、広島県竹原市に位置する、周囲4.3km、面積にして0.7k㎡の小さな島です。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島なので、ここへ訪れる方法はフェリーや客船に乗って向かいます。
フェリーは忠海港から30分から1時間に1本出ており、約15分の船旅で行くことができます。
この小さな島には700羽ものうさぎが生活しており、
様々な可愛らしい姿をみせてくれます!
今回は大久野島の宿泊施設、休暇村大久野島に宿泊して、1泊2日のうさぎ島を満喫してきました!
まずはフェリーに乗って。
忠海港にはうさぎ島のショップがあり、
こちらで切符を購入します。
お値段は1人往復700円。
とってもリーズナブルです。
フェリーには車も乗せることができ、
大久野島には舗装された道はありますが、
基本的には許可車両以外立入禁止になります。
そのため、車で来られる方はこの港の無料駐車場に停めて向かいます。
ハイシーズンなどはとても混雑して、
場合によっては車が止められなかったりするので、注意が必要です!
この小さい島に700羽ものうさぎがいるので、
エサが足りなくなります。
そのためたくさんのうさぎがエサを求めて人間の方に近づいて来ます。
この子たちは全て野生のハズですが、
ここでは人間からエサをもらっている子がほとんどですので、
とっても人馴れしていて野生を感じません!笑
生まれたばかりの小さい子については、まだ警戒心が大きいのか、
なかなか近づいて来ませんが、ある程度大きなうさぎは一目散によってきます。
忠海港にてうさぎのエサ(ペレット)が売っていますが、
事前に用意できるのであれば、野菜などを持ち込んで与えてもよいと思います。
ただし、ルールは守ってうさぎたちと触れ合ってくださいね!!
うさぎと遊ぶためのルール!
ゴミのポイ捨てはNG!必ず持ち帰る事
うさぎを追いかけたり、抱っこしてはいけません!
うさぎの口元に手を近づけない!
道路や道路脇、休暇村施設の玄関前でのうさぎの触れ合いは避ける!
うさぎにお菓子やパンなどの加工物は与えない!
島にうさぎは捨てない!
島のうさぎは持ち帰らない!
うさぎたちの安全を守るためにも、
上記ルールを守ってうさぎたちと触れ合ってくださいね!
休暇村大久野島での過ごし方。
島唯一の宿泊施設である休暇村大久野島では、ここで宿泊する事ができます。
和室で1泊夕食、朝食付きでだいたい12500円からとなります。
特に、夕食ではとっても豪華な瀬戸内や広島の幸が食べられてとってもおすすめです!
夕食と朝食ともバイキング形式での提供で、自由に食べたいものを食べられます。
12000円で夕食付き、そして豪華な内容で非常に満足でした!
大久野島のフェリーは最終便が18時ごろ。
それ以降の夜の大久野島を楽しむには宿泊施設に泊まる事がマストとなります。
夜のうさぎさんたちの触れ合いも楽しんでください!
宿泊者限定のイベントなども開催されているので、そちらに参加するのも楽しいかと思います!
大久野島のもう一つの顔、地図から消された島。
今はたくさんのうさぎたちがここ大久野島は、地図から消された事もあります。
それは1900年代前半、大日本帝國軍により秘密裏に開発されていた、
戦争に用いられる毒ガスを研究開発、製造する唯一の島でした。
そのため、明治時代初期には大久野島という名称で地図には載っていたのですが、
毒ガスが製造される頃には地図から消されてしまった島となります。
軍事機密が特に高い島となったので、日本国民にすら知らされてなかったのでしょう。
作られていたのは、血液剤、催涙剤、びらん剤、嘔吐剤の4種類で、
太平洋戦争末期には、爆弾を風船に乗せて敵国まで運ぶ風船爆弾の風船も作られていました。
敗戦後、毒ガスを隠蔽しようとした日本軍により、それらは遺棄されて、
のちに進駐軍により接収され、無毒化される処理がされて、当時の遺構も全て廃墟となりました。
現在でも島の至る所に、当時作られたコンクリートづくりの建物や基礎が見られます。
大久野島の飲水は上記の休暇村で使用される全ての水を含め、
本州から輸送されて使用されています。
島で取れた水は基本的には使用できません。
その理由は現在でも毒ガス施設が稼働していた際、
人間にとって有毒な物質が地層に染み込んで汚染してしまったからだとの事です。
本島には毒ガス資料館もあるので、そちらで戦争について勉強するのも良いかと思います。
たくさんのうさぎと戦争遺跡が見られる島
以上、この小さな島にはたくさんの戦争遺跡とうさぎたちが見られる島です。
こういった負の遺産から、真逆にあるうさぎたちとの触れ合い、
とっても魅力のある島なので、ぜひ今年のゴールデンウィークには
こちらの島を訪れてみてはいかがでしょうか??
下記の有料記事部分に、うさぎ島に住むうさぎたちの写真を色々撮ったので、
載せてみようと思います。
もしよろしければ、ご覧になってください。
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