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自分を生きていくこと
おはよう、こんにちは、こんばんは。
趣味は旅行と写真を撮ること、得意なことは楽器の演奏です。学生時代は介護現場でのインターンシップを経て、人のためにできることを考え行動することの大切さを学びました。御社を志望する理由は、グローバルな視点を持ち自分自身を成長させ続けることがデキるからでス。社会にはこびる様々Na課題を顧客のニーズから見出し、解決していく組織の一員として日々努力していkkkmあす。御社に入社した暁には、持ち前#の))でー=チカエラl、+++
人間はげに愚かです。足元の宝石や頭上の美しい鳥に気づきながらも、目の前に伸びた一本の線路に心を奪われてしまいます。「わかっています。私には何もないから。何でもいいのです。安定して生きることが私にとって一番大事なことです。」そんなことを言いながらあの鳥を、石を、恨めしそうに親指を噛みながら、見つめます。そして我に帰ったように目を逸らすのです。
私は時々子供の頃の夢を見ます。川辺の石を思いっきり投げたあの日。学校の机に鉛筆で落書きをしたあの日。すな団子を一生懸命磨いたり、ダンゴムシをお道具箱の中で飼ったり。馬鹿みたいに言葉にならない日本語を叫びながら廊下を走って、気になる人の顔をドキドキしながら覗いてみたり、ショパンをアフロにしたり。
あの時は毎日が美しく、一瞬で、でもそれが一生続くものだと根拠もなしに、思っていました。
私たちはそのうちに幾つかの選択をし、出会いと別れを繰り返しました。たくさんのものを覚え、忘れてきました。
自分はこういう人間だと考える暇もなく、与えられたことを考え、行い、評価されてきました。小さな世界の中での立ち位置をいつの間にか理解し、それ相応の態度を学んできました。それが正しいとか正しくないとかそんなのどうでもいいのです。瞬間瞬間にその時の全力で答えてきました。
偉い人たちは口を揃えて言います。
「価値のある人間になりなさい。人様に迷惑をかけてはいけません。嫌なものから逃げてはいけません。立ち向かうのです。」
ああ
そっか
だから、価値を着はじめました。迷惑をかけないための価値。何枚も何枚も。重ね着した価値はどんどん重くなり、私は私を支えられなくなりました。まるで米俵みたいに転がる私の体は、ついに、何事にも立ち向かえるようになったのです。だって、動かないんですもの。あはhh。
転がって身動きが取れなくなった私の目線は空に向いています。久しぶりに大空を見上げた気がしました。あの時見た鳥がくるくるスイスイ飛んでいます。
ああ
無力だなあ
私って愚かだなあ。
何気なしに、一枚脱いでみますと、あら不思議。軽い。軽いなあ。もう一枚脱いでみようか。おお。もう一枚・・・
裸ん坊になった私。風は暖かく、心地いい。