「ゑ」の記録 〜浦和駅西口再開発の定点観測(2)2022年8月末~9月中旬
超不定期な浦和駅西口再開発の定点観測の2回目の報告です。
まるでLive解体キングダム
うかうかしている間にあっという間に1ヶ月以上経ってしまったのだった。お盆休みこそ、解体担当の方々はお休みを取っていたが、それ以外は本当にpunctual,所謂時間通りに来て、多分遅れがあってもそれを取り戻すべく、計画ラインに載って、作業をしているのだろうと思う。
上の写真は8月お盆休み明けの、時点。蔦の絡まる、かつて庄屋があったビルも、インターネットカフェがあったビルも、タイ料理屋さんや、スペイン料理屋さんが入っていた(どれも美味しくてリーゾナブルであった)ビルも残っている。
この時思ったのは、解体する前のビルは、ガラスをまず抜くのか・・・ということ。考えてみれば当たり前なのだけど、ガラスが入ったまま崩してしまうと、ガラスが飛び散り、作業をする人だけでなく周りも危険なんだなと。人間の知恵というのは果てしない。
エネルギー問題もそれくらいの知恵を使って乗り越えられないものかと、つい社会課題と結びつけてしまうのは私の悪い癖だ。
そしてこれが、9月17日時点の写真である。既にインターネットカフェの白いタイルビルも、蔦のビルも跡形もない。途中経過から言うと、この蔦のビルは見かけとは異なり相当の太い鉄骨が入っていて、かなり手強いビルだったのだと思われる。タイ料理屋等が入っていた茶色のレンガ模様のビルはあっという間に白布で覆われ、最後まで人が出入りしていた東進ゼミナールのビルは、足場が築かれている。
もし神様や天使がいて空から眺めれば、ブルドーザや人間はまるで蟻のようによく働き続ける生物として認識されるのだろうね。
名店や医者はどこに行ったか
この辺りでは有名な鶏そば一瑳は既に東口のローソンの斜め前にお店を構え営業。客席が11席しかないため、相変わらずの長蛇の列だ。でもその代わりの回転の速さだから、まずまず我慢はできるし、あの味が再度食べられるのは嬉しい限り。
イタリアンのアランチャデルソルは浦和一女に向かう女子高通りを駅を背にしてまっすぐ5分程度歩くと右手に見える。ここも健在だ。
スペイン料理屋さんは、鶏そばの道(前地通り商店街)をまっすぐに行った先にある。同様の道の鶏そばの斜め前には浦和整形が移った。高梨医院は既に救急病院を辞めて久しいが、一女方面の住宅街に、美容皮膚科と脳外科が同居する不思議な科目の医院になって瀟洒な建物になって鎮座しているが、先日ワンコを散歩していて、おばあさんに「新しい高梨医院はどこですか?」と道で聞かれ、全くランドマークがなく、本当に不親切な対応しかできなかった。
その他レッズの選手がよく行っていた、コーリアンBBQ伽耶の家は、未だどうなったかわからないし、同様にレッズの選手が通っていた、鉄板焼き屋さんも、どこに行ったかわからない。もう少し調査をしてみるが、浦和地区は最近相当に土地が高騰し、見合わないとの話はお店の人からも聞いた。
9月17日からは一本残っていた浦和駅との接続の信号から入る道(書道の我毛堂等があった商店街)も閉鎖されたそうである。また不定期ではあるが報告したいと思っている。
解体キングダムから建築ボーリングキングダム?
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