ロードバイクレビューNo.1「アレースプリント」

最近どっぷりハマってしまったロードバイク。
今まで乗ったバイクの印象をここに書き記す。

アルテC50、タイヤはアジリスト仕様

最初に買ったロードバイク。
スペシャライズドのエントリーロード「アレー」シリーズのラインナップのひとつ。
ジオメトリーは同ブランドのターマックSL7を使用し「世界最速のアルミ製ロード」を目標に、レースバイクとして誕生した。
乗ったら分かるガチッとした剛性溢れる乗り味、しかし過剰に硬いわけではなく(とはいえスニーカーで乗ったらペダルから足が振り落とされるくらいには振動がくる)ある程度角が丸められている。
エアロ性能はほぼターマックなので、平地巡航とダウンヒルは速い。特に下りは頭を下げただけで5〜6kmは平気で加速する。これはきっとフレーム重量にも起因しているだろう(約1500g)
特筆すべきはダンシング時の挙動で、レスポンス良くシャキシャキ動いて加速していく。入力した踏力が即座に速度に反映されている感覚が強い。乗り手としては踏んでいて非常に楽しいのだ。

フィッティングを受けて更に速くなった仕様。

しかしやはりというか、履くホイールでかなり印象が変わる。硬いアルミホイールはよりレスポンスに磨きがかかり加速の鋭さが増す。
柔いカーボンホイールだとシャキシャキが薄くなる代わりに、40km以上の高速域でも粘り強く加速していく。
平坦での速さは他のアルミフレームより頭一つ抜けている。巡航速度を強化・安定させるため、重量が軽く硬くてリムハイトの高いカーボンホイールが合うだろう。

カスタムや乗り手次第ではあるが、同じ価格帯のエントリーカーボンくらいなら一蹴してしまえる速さがこいつには宿っている。
最近はラインナップが増えて買いやすくなっている点も含めてオススメしたいバイクだ。

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