発見しました、運命の1本〜万年筆〜
万年筆、再熱。
先日、ガラスペンへの憧れをしたためた。
これでもう大丈夫……と思いきや、むしろぐつぐつと欲求は煮詰まるばかり。ついでに万年筆も気になってしまった。
いてもたってもいられず、翌日現金を握りしめて東急ハンズの文具コーナーへ。ショーケースの中をじぃ……っと見つめてきました。
ガラスペンもいいけど、試し書きができないのがネックだな……と思って(先日コメントで試し書きはした方がいいと教わりました。ありがとうございます！)、万年筆をメインに検討。
やはり憧れのセーラーか、それともペリカンか、カジュアルにラミーにするか……という中で目が合ったのが、この子。
PILOTのCAVALIR、ブラック&ブルーだ。
一目で気に入った理由は、そのボディの細さである。万年筆って流線型のボディをしているか、軸自体が太いかのどちらかが多いイメージがあったため、パッと見た時「ボールペンが紛れてる？」と思ったほど華奢だ。それなのにペン先はきっちり万年筆で、ブラックとブルーが綺麗に溶け合うメタリックなボディのなんと美しいこと。
突然金のペン先を使うのが怖かったのもあってペン先がステンレスなのもありがたかった。
正直この子が5本くらい買える予算を組んでいただけにかなり悩んだ。ちょっと背伸びすれば……と思ったのだけど、試し書きをしてその邪念は無事祓われた。
私には、軸が細いものの方が向いてると気付いたのだ。
元々アナログイラストを描いていた関係でシャープペンシルを握る機会が多い私は太めの多機能ボールペンなんかが少し苦手だった。握った感触に違和感がある、というか。
それに気付いた瞬間、私はCAVALIRに決めていた。偶然にも細字のブラック&ブルーが在庫にあったので、その場で購入。
あんまりにスリムなのでコンバーターが入るか不安だったのだけど、PILOTの物であれば普通に入るとのこと。
コンバーターとインクも合わせて購入し、ほくほく顔で家路についた。
ちなみに、購入したインクはこちら。
黒っぽいけど色味があるインクが欲しくて鉄(くろがね)色を購入しました。
渋い色味でとっても素敵。
さて、書き心地は？
元々店頭で試し書きはしていたので書き味の心配はしなかったのだけど、いざ自分でインクをつめていつものノートに書いてみたら。
試し書きの時よりするする書ける！？
試し書きの時はインクにペン先をつけるスタイルだったからなのか、紙との相性がいいのか……。ざかざかと抵抗なくかけてちょっとびっくり。
使用しているノートはデルフォニックス社のロルバーンだ。
好きな文具同士の相性がいいのは嬉しい。
おかげでいつもより余計に書いています。
さいごに
やっぱりアナログ文具ってサイコー！！！
久々にペン類を買ったのもあって幸せ気分だ。
今は出社の際も万年筆を鞄に入れて行く。
それだけで少し気分が上がるのだ。
おしまい！