あなたが残した「跡」は あなたにしか残せない
「60年の間には本当に色々あったわよ。ほんといろいろあったわ。」
昨日、お花の先生から言って頂いた一言。
先生は中学生の頃から池坊を始めてそこからずっと華道の世界に携わっている。
先生が歩んできた道が60年という「跡」を残している。
僕たちは、まずは自分自身という大きな道を歩んでいる。
そこから、妻や母、○○会社に勤めている会社員、自営業、会社経営者といったオリジナルの道を歩んでいく。
途中で終わる道もあれば、現在進行形の道もある。
自ら歩んだ道にはどれも「跡」がある。
いいこともあれば、悔しかったこともある。
幸せなことがあれば、裏切られたこともある。
あなたが歩んできた「跡」がすべて統合されて今この瞬間がある。
だから、この瞬間のあなたが存在する。
つまり、過去があったから今があって、今のあなたは完成されているってこと。
この瞬間、完璧に完成されているんだ。
だって、1つでも過去の出来事がなかったら、今のあなたは存在しないのだから。
僕たちが歩んできた道はすべて完璧であり、今も完璧だ。
そして、未来も完璧だ。
この世界に1つとしてない完璧な存在が自分自身。
だから、なにも恥じることないし、後ろめたいと思わなくていい。
あなたが残した「跡」はあなたにしか残せないのだから。
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