非デザイン専攻の学生必見!デザイナーを目指す学生の多くが就活で体験する道のり
デザイナーを目指していく上で就活に不安を抱えている人は多いと思います。特に非デザイン専攻からのデザイナーを目指している学生は、周りにデザイナーを目指している仲間やデザイナーになった先輩が少なく、より大きな不安を抱えているのではないでしょうか。
今回はそんな不安を和らげるために、デザイナーを目指す学生の多くが就活で体験する道のりをまとめました。
多くの学生が就活で体験する道のり
デザイナーになるための就活の道のりは、学生によって開始や終了の時期が異なります。2年生や3年生の時点で動き出している学生もいれば、4年生になってから動き出す学生もいます。そのため、ここでは具体的な時期などの説明ではなく、多くの学生が就活で体験する道のりを紹介します。
デザイナーになるための就活は作品をポートフォリオにまとめることから始まります。ポートフォリオはデザインの実績や力量を評価してもらうために必要不可欠な資料です。
新しい作品を加えていくことはもちろんですが、どうしたら見る人に伝わるのか試行錯誤し、ポートフォリオのブラッシュアップは常に行います。
ポートフォリオを作成した学生の多くは、その後インターンシップに参加します。インターンシップでは企業について知り実務を体験できるだけでなく、自分自身と向き合うこともできます。
自己分析が終わり、目指したいデザイナー像が見つかったら企業の募集にエントリーします。ここから選考が始まります。
以上がデザイナーを目指す学生の多くが就活で体験する道のりです。ここからは、道のりのそれぞれの段階について説明していきます。
まずはデザインをアウトプットしよう
デザイナーを目指す時にもっとも必要なことは、デザインのアウトプットをすることです。デザインをアウトプットしなければ、デザインのスキルを身に付けることも、就活に必要不可欠なポートフォリオを作成することもできません。
デザインのアウトプットの方法はさまざまです。自主制作や大学の授業で制作をしたり、ハッカソンやインターンシップに参加したりするなどの方法があります。インターンシップによっては、選考でポートフォリオの提出が求められる場合もあります。もし参加したいインターンシップを見つけた場合は、それよりも前にアウトプットをしなければいけません。
デザインのアウトプットで作品を制作する場合は写真や考えたことのメモを取るなど、必ず記録をつけるようにしましょう。ポートフォリオに作品の制作過程をまとめる際、必要になります。
作品やスキルをポートフォリオにまとめる
デザインのアウトプットとして制作した作品はポートフォリオにまとめましょう!
ポートフォリオとはいわゆる作品集のことです。作品の概要や動画をまとめるだけでも、何を作ったかは伝わります。しかし、ポートフォリオは作品の説明や制作フローから自分がどんな人物で、何ができるのかを伝えるものです。
作品の目的や意図、用いたスキルや制作期間、どんな姿勢で取り組んだかがわかるように工夫しましょう。
ポートフォリオの作成の形式にはWebやPDF、紙媒体の冊子などがあります。企業によって提出の形式が決められている場合もありますが、まずは作ってみましょう!
こちらの記事では、Goodpatchのデザイナーと新卒採用担当者にどういった視点でポートフォリオを見ているのかインタビューしています。ポートフォリオ作成のヒントになるので、ぜひ参考にしてください。
企業を知る、自分を知るためにインターンシップに参加
ポートフォリオを作成したら、インターンシップに参加しましょう!
インターンシップとは就業体験のことです。実際に企業のオフィスで社員さんたちと働くことができるため、企業説明会やWebサイトではわからない企業の業務内容や雰囲気を知ることができます。
また、インターンシップを経験することで、自分ができたことやできなかったことなどから自己分析ができます。そこから自分の目指したいデザイナー像や業界、業種なども見つけることができます。
1日から2日間の短期で行われるものが多いですが、1ヵ月以上の長期のインターンシップもあります。短期のインターンシップは企業説明が中心ですが、企業ごとに工夫されたプログラムを体験できます。長期のインターンシップは、アルバイト収入をもらいながら実務に関われる、貴重な体験ができます。
短期と長期のどちらのインターンシップに参加する場合も目的意識を持ち、学びの多いものにしましょう。
インターンシップだけでなく、企業説明会やミートアップイベントでも企業や業界、業種について知ることができます。気になる企業や業界などが見つかったら、どんどん参加しましょう!
新しい作品を加えポートフォリオをブラッシュアップする
インターンシップやイベントに参加し、デザインのアウトプットや自己分析をすることで新しい考え方やなりたいデザイナー像が見つかるはずです。そこから生まれた新しい作品や考え方を加えて、ポートフォリオをブラッシュアップしましょう。
ポートフォリオのブラッシュアップはなりたいデザイナー像を見据え、より良くなるよう何度でも行い、エントリーしたい企業に応じて最適化しましょう。
ポートフォリオは、自分以外の人に自分を紹介するためものです。機会があれば、他人にみてもらいフィードバックをもらいましょう。そうすることで、相手にうまく伝わっていない部分が見つかるかもしれません。
ポートフォリオが完成したら、企業の募集にエントリーしましょう!
さいごに
今回の記事では、デザイナーを目指す学生の多くが就活で体験する道のりの紹介しました。
エントリーまでの道のりを通して、なぜデザイナーになりたいのか、何ができるのか、これから何をしたいのかなどを言語化して伝えられるようになりましょう。しっかりと自己分析をして選考に進むことが大切です。
非デザイン専攻からデザイナーを目指すことは、大変なことや不安なことがたくさんあるはずです。ReDesigner for Studentでは、デザイナーになりたい全ての学生を応援しています。ReDesigner for Studentを活用して、デザイナーを目指しましょう!