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HKT48ヲタがボーイズグループOWVに沼ってびっくりしたこと8選

こんにちは。えむ・えーいちです。
OWV(オウブ)という4人組ボーイズグループのオタクです。
もともとは女子アイドルオタクが長くて、男子グループには全く興味がなかったのですが、2020年、急に、沼にはまりました。
初めてのnoteには「急に沼にはまった」ことだけを書いてます。
やむなし、オチなし、意味なし。

さて、自分はこれまで男子グループにはさっぱり興味がなかったので、
OWVのファンになってカルチャーショックを感じたことが多々あります。

とは言っても自分は男子グループはOWVしか知らないので、OWVで知ってびっくりしたことと男子グループでびっくりしたことが、結構混ざりあってしまっていると思います。
男子グループって言っても、ジャニーズ、LDH、スタダ、KPOPなどなど色々あって、それぞれだいぶ違いそうだ、ということはよくわかってきました。

そして、このエントリーも多分、女子アイドルオタクの方々に向けた文章で、男子アイドルが好きな方には、あんまり向かないかもしれません。
気に入らないなと思ったら「Not for me」だと思って回れ右してくださいね~。

①女性ファンが多い

これはまあ、そりゃそうでしょうね。っていう感じです。
ライブでも女性トイレが混んでいて、男性トイレは空いている。
まあ、予想通りです。
でも、ほんとに、圧倒的に、女性ファンが多くて、その風景にびっくりします。

②接触イベント前にヲタクは美容院に行く

中井りかさんの話題になった配信を思い出すような項目ですね。
知識として知ってたけど、ほんとにそうなんだ・・・!っていう衝撃がありました。

握手会前でもわざわざ美容院行ったりすることないと思うけど、今って接触イベントはオンラインなんですよ。髪が綺麗かどうかなんて、画面越しにそんなに見えないし、そもそも清潔にしてるのは最低限として、それ以上の美醜の違いで扱い変えるメンバーとか逆に嫌じゃない?

……とか言うのは野暮なのだなぁと思います。なぜなら、みなさん、そんなことはわかったうえで、気合いを入れているのだから。その心意気が、美しいのです。

あと、「そんなんじゃ推せない」系説教厨ヲタクもそんなにいない印象。
これはもしかしたら、OWVのメンバーの年齢がもう大人だからかもしれません。
いやあ、ほんとうに、めちゃくちゃ良いことですね!
お話し会あとのレポを見てても、ファンがメンバーを尊んでいる感じがするので、そのあたりもとっても好きです。

ちなみに中井りかさんの例の配信で、「女性は男性アイドルを好きな人として見てるけど」とあるのですが、それは多分正解ではなくて、鬼畜男ヲタは女性アイドルのこと好きな人として見てる。そして女ヲタで男性アイドルにガチ恋してるわけじゃない人も多い印象。
(ガチ恋のことはリアコって言うそうです。リアルな恋?)

③周りのヲタクを綺麗だと言う

ライブのとき「来場していたファンがすごく綺麗な人ばっかりだった」っていうツイートをたくさん見かけて、めちゃくちゃびっくりしました。

自分はライブに行って、周りの人の外見の美醜を気にした経験が全くない!
ライブの感想見てても、「イケメンが多かった」とか言ってるヲタクのツイート見たことないような。
「席の周りが若い人がわりといたなー」とか「隣に150キロくらいの人が座ってて狭かった」とか「ももクロのペンライト持った人がいてライブ人気あるのが嬉しかった」とか、周りを見てそう思うことはあったけど・・・
そして女子ヲタがいくら客観的に綺麗でも、(男女限らず)アイドルの主観的魅力に比べれば誤差の範囲なような…

ところで、自分は客観的な自分の容姿が下のうちの下であることを自覚してるのですが、そんな私もライブに来場しているので、冒頭の発言は、綺麗なものが良く目に入るという、人間の習性のなさるワザなのだと思っています。
その方が思い出が煌めきますからね。

④メンバー間で競うイベントがない

 これはもうね、最高です。自分にとっては。
箱推しが離れるイベント第1位=メンバー間の競い合いですよね。
まあ分かります、箱推しが使うお金、どうしたって単推しにどっぷり浸かっている濃いヲタクに勝ってないもん。
限られたイスが一つあって、誰でもいいなら、それをエンタメにした方がモチベになるし、お金も動く。
その理屈は分かるしお金が動かなきゃどうしようもないんだけど、メンバー同士が競うイベント、どうしても、どっちにがっつり手を貸すことができなかった、クソDDの自分は。ごめんなさい。

⑤SNSも生配信も頻繁にはやらない

SNSも、生配信も、毎日やったりしません。
自分は配信も個人SNSもプラメも、自分を表現する場が増えるという意味ではいいことだけど、いくつもツールがあるのにそれぞれで頻繁に配信しないと「やる気がない」って言われちゃう(し、アイドル側がそう感じてしまう)のは、なんだかなあ・・・と思っていて。
だいたい時間も取られすぎて、表に見せない「準備」ができないと思うんですよね。っていうかこんなことはヲタクがみんな思っているはずなんですけど。

OWVだと、CDの発売日、デビューの1年記念日、メンバーの誕生日、ファンネーム決定日とか、そういう節目プラス、ゲリラ的なインスタライブくらいしか生配信をしません。
今後もプラメの配信はやらないで欲しいって祈っています(ここまでやらなかったら、やらなさそうだけど)。

⑥作詞家にファンが感謝する

OWVは良い歌詞が多いです。
というか、今世に出ている曲の全部が、良い歌詞です。
例えば、4thシングル「Get Away」という曲は、行動がままならない世の中にあって、夏の過ごし方をこんな風に優しく、さわやかに、でもどこかドライに語りかけてくれています。

家にいたって外に出たって 
Gotta free your mind Now relax baby escape

3rdシングル「Roar」に収録されている「What you waitin'for」という曲は、不安もあって希望だけじゃない未来に向かう時に、こんな風に励ましてくれます。これはライブの定番曲なので、聞きたい人はライブ申し込むべしです。

どんな未来があったとしても 弾む感覚信じてこう
Everybaody get higher ココロ開け Fire 世界は君に味方する

1stアルバム「CHASER」に収録されている「PARTY」という曲は、辛くてしんどいことが山盛りな世界に生きていることを前提に、休んで楽しんでまた走りだそうと、気分をのせてくれます。

人生常にHigh&Low ゆえに揺らぐMotivation
生きてくって時に Hard work それならばまず Take a breath
燃料Chargeしたら もう一度走りだそう One more try


さて、三大「48Gヲタが世間に誤解されていること」のうちの一つが、
「ファンが、プロデューサーの作る歌詞の世界が好きである」
ということだと思ってるのですけど、どうでしょうか?

「あんなに嫌ってるのに?誤解されている?んなわけあるか」ってヲタクは思うよね。
「アテ書きしか出来ないから、自分が興味ないグループとかメンバーの曲は手癖でしか書けない」「自立した女性像が全然イメージできてなくて気持ち悪い」「歌詞だけじゃなくて、良い曲が候補にあがると、お気にのあの子のフォルダに入れて、こっちには回さないんでしょ」「せめて早く書けよ」って息継ぎなしで言いたいよね。いまだに新公演出来てないこと覚えてるよね(恨みの根の深いヲタク)。そんで48ではないけどガールズルールって曲はめちゃくちゃ良いけど歌詞はめちゃくちゃ気持ち悪いよね!

自分がOWVを好きになり、その際に48グループに興味のなさそうな方が48とかあの作詞家の話をしているのを耳にすることがあって、その時に「ああいう歌詞をすきなひとって~」みたいな言い方をされているのに接するのですよ。「マ、マジか・・・そんな風に思われてんの?」って思いました。

いや、いい曲はあるんですよ。「ワロタピーポー」って、「w」と「草」と「草枕」をかけて風刺にするのすごいなって思う(草枕に出てくる女性のことを好きそうだなあと思う)、「重力シンパシー」「12月のカンガルー」「桜、みんなで食べた」とか、情景を切り取るのは上手いと思う。

⑦KPOPはほんとに用語が分からない

OWVはProduce101 Japanという韓国発のオーディション番組出身なので、KPOPファン出身の方も多いように思います。
自分は自分以外のファンの方がどう思っているのか言葉で知りたい系ヲタクなので、KPOPファン兼OWVファンの方が、聞いたことないカタカナで感想を表現しているのを見かけたら、Googleで調べ、カタカナの並びをすぐ忘れ、また見かけ、調べ。
外国語とはいえ、自分の記憶力はミジンコです。

「マンネ」は覚えました。年下という意味らしくて、よくOWVの浦野秀太さん(金髪の人)がネタで自分のことを「マンネ」って言ってるので。
ただOWVは学齢期で例えると、3年生、2年生、1年生×2の4人組なので、年下はもう1人いるので、そのもう一人の佐野文哉さん(青い髪の背の小さい人)に「誕生日、3週間しか変わらないじゃん!」って言われるのが鉄板。

カタカナだけじゃない聞いたことない用語もけっこうあります。もしかしたらオーデション番組由来の用語なのかもしれないけど、「コンセプト消化」「表情管理」とか。聞いたことないでしょ?
「その曲ごとにあった表現ができる」「表情つくり」の意味のようです。
こういう、聞いたことない言葉が、当たり前のように行きかっています。

・・・・・・・あ、Produce101Japanって、聞き覚えのある方いらっしゃいますよね。博多ヲタが名前を聞くと複雑な気持ちになる(あるいは「特に何も思わない」と強気に出る)例のオーディション番組の日本男子版です。自分も見たのですが、我ながら良く見る気になったなぁと思う。でもね、ほんとに面白かったですよ。青年が一生懸命に挑むドキュメント番組。高校野球とかスポーツ見るの好きな人はハマるだろうなあと思いました。
確か16歳以上の子しかいなくて、中学生の年齢の子達がいなだけでこんなに安心して楽しめるんだって思いました。子どもを深夜に働かせてそれをエンタメにするの、本当に良くない。

⑧ペンライト

OWVのペンライト、形が独特です。こんな感じ。 手動16色。色の順番は変えられません。
ちょっと太いのでこれを2本持ちにするとさすがに指が死ぬので、これとキンブレ2本持ちにしています。

OWVのペンライトの形が独特、というより、このくらいの価格帯で、ライブごとにペンライトを販売する界隈もあるようです。グッズ代が嵩みますね・・・今のところOWVはこれ1本持っていれば大丈夫だし、これ以外のものを持って入るなという注意もありません。ありがたいし、嬉しい。ペンライトはステージ上と観客席をつなぐ、コミュニケーションツールですからね。特に今はライブで声を出せないところが多いので。

と、ここからはどこかの界隈のライブ演出を批判することになるので、見たくない人は回れ右してね。


どうやら現場で、自分では色を変えられないペンライトが存在する界隈もあるようです。物理ボタンがなく、運営が一斉に特定の色を光らせるシステムのよう。
ええええ???客席のペンライトの色が曲ごとにバーーーって変わったり、メンバーの色に一斉に変わったりするのは、ファンがそれぞれ自律的にやるから感動するんでしょ!
「運営が操作してこの色になりました」って「ファンも演出の一つです」って言われているみたいであんまり気分が良くないなあと、私は思います。
私は私の楽しみ方をしたいし、人は人の楽しみ方をしてほしい。
(ちなみに、このことについては、当該界隈のファンの方でも批判的に書いている方を多く見たので、賛否両論なのかなと思いました)


さいごに

本編には入れませんでしたが、実は一番のカルチャーショックだったことがあります。最後にこれだけ言っておきます。

接触イベントの抽選に外れた分のCDも買わなくちゃいけない

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