HKT48オタクだった自分がボーイズグループに沼ったことについて
みなさんこんにちは。えむ・えーいちと言います。
特に見出しも設けずに、タイトルどおりのことをダラダラ書いていきます。
このnote誰向け?と聞かれたたら、多分、女子アイドルオタクの方々に向けた文章なのかもしれません。
逆に、男子アイドルが好きな方には、あんまり向かないかもしれません。
気に入らないなと思ったら「Not for me」だと思って回れ右してくださいね~。
さて、これから書くことの概略だけ先に述べておきます。
【全国津々浦々のグループアイドル好きの皆様へ】
□アイドルはできれば箱で推したい
□みんなで打ってみんなで守る、全員野球が好き
□かっこよさ、かわいさと面白さなどのギャップが好き
□曲の良さが大事、アレンジまでこだわったものが好き
□メンバーの変化を目撃したい
□手抜きをしない運営を信頼する
□メンバーの意志が活動に反映されて欲しい
□アイドルの歌もダンスも、個性が表れている様子が好き
□ライブが好き!ライブが好き!ライブが好き!
□運動神経の良いorピアノが弾ける芸能人が好き
以上のうち、3つ以上当てはまる方には
「OWV」(オウブ)
をオススメします。
文字情報が好きな人⇒ファーストアルバム「CHASER」特設サイト
動画情報が好きな人⇒3分で紹介!ボーイズグループ “OWV(オウブ)”
文章はじめますけど、最後まで読んだところで、特に得られるものはないことは先に述べておきます。感動なし、豆知識なし、説明なし。
まず、自分の今までのアイドルオタク遍歴としては、
2007年〜2012年 Perfume(箱推し)
2012年~2013年 ももいろクローバーZ(箱推し)
2013年〜 HKT48(箱推し)
2020年〜 OWV
という感じです。
一番長いのはHKT48で、片道3時間くらいで行ける所ならライブに行ったり、時々九州に遠征したり、総選挙で何票か入れたりしたのもHKT48です。でも、イントロクイズで曲名から選抜メンバーから何でも分かるような濃いオタクではないし、クソDDだったこともあって、誰かに総選挙で票をドバッと入れたこともないし、握手会は未参加でした。
HKT48をそれなりによく追っかけていたのは2013年から2017年くらいだと思います。
賢明な皆さんにはお分かりいただけましょう。
そう、時は2020年。
自分は突然、男子グループの沼にはまったのです。
ジャニーズにも、LDHにも、KPOPにも、何にも興味がなかったのに。
ちなみに自分の男子グループへの興味のなさは、何年か前までは嵐のメンバーを全員は分からなかったほどです(今はさすがに分かりますが)(ていうか、これ、そんなに珍しいことではないよねって今でも思う)。
以下は、かつて自分が男子グループに持っていた、ネガティブイメージです。ネガティブさをザコシショウのモノマネくらい誇張してます。
(1)少年性を尊ぶのは性に合わない
(2)背格好が似た人が一つのグループに集まっていて、見分けがつかない
(3)上下関係が厳しそう。歌う人と踊る人がいる
(4)メイクがばっちりな上に髪色が頻繁に変わる
(1)と(2)を男女逆にすると、AKB48(と48グループ)が世間にずーーーーーーーーっと言われ続けていたことなので、実態がそればかりではないことは、本当は、自分もよくわかってます。苦笑。
(3)と(4)は本当に申し訳ない。きっとそんなグループばかりではないのでしょう。そして、(3)と(4)に魅力を感じる方がきっと沢山いるんだと思います。
(2)に関しては、「興味がないから見分けがつかない」のか「覚えられないから見分けがつかない」のか。卵が先か鶏が先か、みたいな話ですかね。
さて、私が2020年から沼にはまっている「OWV」(オウブ)というのはデビュー(2020年10月)当時で、もう23~25歳。
もう大人なのです。
4人しかいません。
4人とも、背の高さと髪の毛の色が違う。
4人とも、歌う、ラップする、踊る。
髪の色の系統は「しばらく変えるつもりがない」と言っている。
実は所属が吉本興業(Show titleですらない)本体、レコード会社はユニバーサルミュージックで、スタッフが大人できちんとしている、文章も粋。
そう、OWVは、「〇〇だから興味がわかない、」と思っていた理由を、かたっぱしから潰してしまっているのです。
そのうえで、
□アイドルはできれば箱で推したい
□みんなで打ってみんなで守る、全員野球が好き
□かっこよさ、かわいさと面白さなどのギャップが好き
□曲の良さが大事、アレンジまでこだわったものが好き
□メンバーの変化を目撃したい
□手抜きをしない運営を信頼する
□メンバーの意志が活動に反映されて欲しい
□アイドルの歌もダンスも、個性が表れている様子が好き
□ライブが好き。ライブが好き。ライブが好き。
□運動神経の良いorピアノが弾ける芸能人が好き
・・・・実はこのニーズ、OWVは全部満たしちゃうのです。
何をどんな風に満たすは、次かその次くらいに書きます。
さっき、「HKT48をそれなりによく追っかけていたのは2013年から2017年くらい」と言いました。もちろん今も好きなんですけどね。「君とどこかへ行きたい」の「会場でおしゃべり会」も参加したし。
※ここから懐古タイムにつき注意
2013年の東京ガールズフェスティバル(TIF)、真夏の野外のステージ。超アウェイの現場で、良く知られているAKBのシングル曲とアップテンポなHKTの曲でセットリストを固め、MCも外向けにした中に、「そばかすのキス」が入っていて、アイドルフェスという場で(おそらくAKBを卒オタした人も多い現場だと分かったうえで)昔のチームBを知っているアイドルオタクを刈り取りにくる聡明さと獰猛さに感心したこと。
2014年の九州ツアーの1曲目がモーニング娘。の「ザ☆ピ~ス!」で、水兵の服を着たまま2曲目の「水夫は嵐に夢を見る」に移る構成に唸ったこと。企画パートが前の公演を受けたストーリー仕立てになっており、当時全盛だった「まとめサイト」によって前の公演の内容が自然と拡散される仕組みになっていて、ライブのセトリネタバレを逆手にとった演出になっていたこと。
2015年の東京ガールズフェスティバル、1曲目は被せが大きい状態だったのに、観客の熱気とステージの雰囲気を敏感に感じ勝負に出る必要を感じた指原莉乃が、曲の間奏で死角になる一瞬のタイミングで後ろを振り向いて、音声スタッフに
「(マイク指さす)マイクの音量を
(首を振った後に、全員を指して手を回す)自分だけじゃなく全員分
(上を指さす)上げて!」
とジェスチャーで指示をして、そのあと被せ最小の生歌になったこと。
指原がこの指示をした時に、すぐ後ろにいて、そのジェスチャーを見て一瞬で意図を理解した多田愛佳の表情が引き締まり、ノールックで腰の受信機を片手で触って確認したこと。
宇井真白がMake noiseで選抜に入った時に他のグループのオタクたちから「HKT全員野球だな、うらやましい」ってたくさん言われたこと。
それまで選抜に入ったこともなく、選抜メンバーのアンダーとして劇場を支えてきた上野遥が、映画「尾崎支配人が泣いた夜 Documentary of HKT48」で主題歌「Chain of love」のセンターに抜擢されたこと。
ライブではこの曲のイントロがかかると客席のファンが一斉に自分のペンライトを彼女のイメージのカラーであるピンク色に変えること。
尾崎(元)支配人が、大人としてメンバーの子ども達に向き合って、きちんと説明をして、信頼関係を築いていたこと。
ツアーの曲に盛り上がりがかけるとなったら、すぐに指原莉乃がテコ入れしたこと。指原(元)支配人が、ライブアイドルとしてのHKT48の価値を限界まで高めてくれたこと。
「HKTのライブは楽しい」っていう口コミが広がって、48の他のグループのファンだけじゃなくて、ももクロやジャニーズのペンライト持った人たちもライブに来ていたのを見たこと。
ツアーで、いつもはセンターどころか選抜入りもしないメンバーも含めて、全員がセンターになる曲を一曲ずつ披露したこと。
そのツアーのサブタイトルが「これが博多のやり方だ!」だったこと。
これらのこと、当時は、「うちの推し、すごいでしょ!ほんとにすごいでしょ!」って、とても誇らしかったし、今も思い出しても多幸感に包まれます。
今、自分は、心の琴糸に引っ掛かかることを、OWVがやってくれているし、これからもやってくれるに違いないって、思えて仕方がないのです。
OWVは、2020年4月結成、9月デビューなので、コロナ禍に巻き込まれすぎてるんです。
くじけたって、しんどくたって、仕方ない。
でも、そういう瞬間があって、迷って、自問自答しながら、前を向くのです。
そういう、青年たちなのです。
ライブでアウェイなら、アウェイなりに戦うこと。
ライブでホームなら、ホームであったかいこと。
勝負に出るべきタイミングで勝負に出ること。
ファーストアルバム「CHASER」で、これまでの軌跡とこれからの展望を、これでもかと見せてくれたこと。
これがOWVのやり方だ。
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