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【エッセイ】

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【エッセイ】をまとめたものである。
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#日記

【エッセイ】誰も読まないけど。

【エッセイ】誰も読まないけど。

——変わらない。何も変わっていないのだ。
卒業から4ヶ月も経てば、大学生は社会人もどき程度にはなるものだろう。それがどうだ、私は。働く時間が長くなったこと以外、何も変わらないのである。

 責任感は希薄、実力が無いのに志しと態度だけやたらデカい、仕事中は週末の楽しい予定のことで頭がいっぱい……。有り余るバイタリティは明後日の方向にふわふわ飛んでいく。業務にも上司にも全く目が行かない。という目も当て

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【エッセイ】二律背反に程がある

【エッセイ】二律背反に程がある

 いるのかいないのか分からない読者諸君、ご機嫌よう。
 本日は自宅で仕事に取りかかるよう指定された日なので、パソコンだけつけてひたすら寝ることに励んだ私だ。無論、その時間も給料に換金してもらう。こんなにも面の皮が厚いのは、ひたすら寝過ぎて顔がむくんだからであろう。生理的な現象なので許してほしい。

 さて、そんな私は最近、仕事の人間関係に悩まされている。とは言っても、職場の先輩、並びに上司のおじさ

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【エッセイ】モテるとは、アイスの美味しさに気付けること。

【エッセイ】モテるとは、アイスの美味しさに気付けること。

 読者諸君、今日も仕事に勉強にたいへん励んだ事だろう。わざわざ諸君ら一人一人に"たいへんよくできました"を捺印しにいく訳にもいかない。心を込めた労いを心の内に留めておく。冷淡な男と思わないでほしい。情に厚いが省エネな私だ。

 諸君らは気づいてるかもしれないが、私は陰湿かつ卑屈で友人が少ない。指を折って数えるなら両手はいらない。中学生の時などは一人もいなかった。友人ができる日を指折り数えて待ってい

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【エッセイ】上司が講釈を垂れている。私は真に受けていいものかどうか迷っている。上司は私よりも長いこと生きて、私が知らないライフイベントを乗り越えている。会社の中で私よりも地位が高い人でもある。ゆえに上司の言う事はある程度聞き入れるべきで、かつ上司という存在は敬うべきだ。しかし、このじじいの話は訳が分から、、。

【エッセイ】上司が講釈を垂れている。私は真に受けていいものかどうか迷っている。上司は私よりも長いこと生きて、私が知らないライフイベントを乗り越えている。会社の中で私よりも地位が高い人でもある。ゆえに上司の言う事はある程度聞き入れるべきで、かつ上司という存在は敬うべきだ。しかし、このじじいの話は訳が分から、、。

 読者諸君、お変わりなくお過ごしだろうか。最近、突如として寒くなってきた。くれぐれも風邪を引かないようにしたまえ。私はというと、夏を迎えた以降、電気代の節約を続けている。クーラーを使わず、扇風機の風を体へ直に当てながら寝ているのだ。すると、起床時に死ぬほど体が冷えている。風を浴び、風邪を引きそうな私だ。

 今日は手短に上司の話をしよう。優しいけれど能天気で愚鈍なおじさんの話だ。柔和な容貌の坊主頭

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【エッセイ】ガトーショコラ、サンドウィッチ、アップルパイ。君たちのことは忘れない。

【エッセイ】ガトーショコラ、サンドウィッチ、アップルパイ。君たちのことは忘れない。

 突如として冬の寒さが襲ってきた今日この頃。読者諸君は元気だろうか。是非、ご自愛いただきたいものだ。

 私はご自愛できないぞ。全くもって体調管理ができない。何故か? 朝は冷え込みすぎて体が凍りそうなのに、布団から出て会社に行かねばならない。夜はより一層冷え込む中、電気代節約のため極寒の部屋で眠らなければならない。誰にご自愛と言われようがどこ吹く風だ。きっと私はもうすぐ風邪をひく。

 加えて、2

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【エッセイ】過去の私を振り返る

【エッセイ】過去の私を振り返る

 さて、最近は読書感想文を毎日投稿し続けていた私だ。
 今日は残業だったうえに、帰ってからも予定があった。言い訳だ。しかし、今からではどうしても満足のいく新しい文章は書けない。
 そこでだ、過去の私に頼ろうと思う。過去の私が書いたエッセイを披露する。いかに、私が古来よりモテない人間を全うしてきたか理解してもらえるだろう。憐れめ、見損なえ、蔑め、この私を。それでも諦めないぞ。私はいつか絶世の乙女の手

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【エッセイ】臥薪嘗胆、ひげ脱毛記

【エッセイ】臥薪嘗胆、ひげ脱毛記

 読者諸君、年末年始の休みボケはさすがに治っただろうか。かくいう私は長期休暇中だ。年始明け4日から6日までの3日間をあくせく働き、その後に有給を利用して10連休を勝ち取ってきた。きっと今頃、私の不在に職場の皆様は悲痛の思いであろう。ふとした時に私を思い出し、涙する上司もいるはずだ。復帰した際には部長や副部長、全ての上席と熱い抱擁を交わしたい。会社が歓喜に湧き、私の胴上げ大会も始まると予想している。

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