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伊藤【エッセイ、読書、日記】
2024年8月31日 19:47
注文してないアンハッピーセット「付き合ってくれないか」 私が告げ、彼女は泣く。それは出来ないと宣告される。幾度も見たような光景と、耳が腐敗するほど聞いた台詞である。複数の女性に、揃いも揃って用意されてきた同じ結末。手を繋ぎ、キスをして、体に触れても。告白すれば、泣かれて振られ。皮肉だが、もはや才能だろう。 どうして毎度こうなるか。未だに理解できない。どうやら、我が運命は稀代の悪戯好きである