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BON JOVI ベストアルバム収録曲投票考 “These Days"(1995)

全233曲から投票する5曲を選ぶ苦行に臨んでいます(倍率46.6倍)。アルバム毎に候補曲を選出中


⑦“These Days"(1995年)

この当時、CDを購入していたのは池袋や新宿、吉祥寺が多かったのですが、”These Days”は六本木にあったWAVEで購入したのを覚えています。六本木WAVEで購入したのはこれが最初で最後。なんで六本木に行ったんだろう?

“These Days”リリース後の来日公演は翌1996年5月(リリース前月の1995年5月の来日公演は前年リリースの”Cross Road”に伴なうもの)。関東は横浜スタジアム公演でした。土日月の3日連続で開催され、日曜日の公演はWOWOWで生中継されました(はじめてWOWOWに加入したのがこの時でした)。
土曜日と月曜日の公演は横浜スタジアムへ足を運び、3時間におよぶパフォーマンスに酔いしれました。

アルバム収録曲は以下の通り。日本盤には今作もボーナストラックとして2曲が追加収録されました。カッコ内は作曲者です

1 Hey God (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
2 Something For The Pain (Jon Bon Jovi, Richie Sambora, Desmond Child)
3 This Ain't A Love Song (Jon Bon Jovi, Richie Sambora, Desmond Child)
4 These Days (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
5 Lie To Me (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
6 Damned (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
7 My Guitar Lies Bleeding In My Arms (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
8 (It's Hard) Letting You (Jon Bon Jovi)
9 Hearts Breaking Even (Jon Bon Jovi, Desmond Child)
10 Something To Believe In (Jon Bon Jovi)
11 If That's What It Takes (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
12 Diamond Ring (Jon Bon Jovi, Richie Sambora, Desmond Child)
Bonus Tracks
13 All I Want Is Everything (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
14 Bitter Wine (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)

アルバム"These Days"の作曲者一覧は次の通り。

ジョン・ボン・ジョヴィ 2曲(前作6曲)
ジョン、リッチー・サンボラ 6+ボーナストラック2曲(前作3+ボーナストラック1曲)
ジョン、デズモンド・チャイルド 1曲
ジョン、リッチー、デズモンド 3曲(前作2+ボーナストラック1曲)

“Keep The Faith”時に半数を占めていたジョン・ボン・ジョヴィ単独で作った曲が減り、ジョンとリッチー・サンボラのコンビ作の曲が倍増しています。バンドに戻った印象ですね。



ここからファン投票楽曲の候補出しを行なっていきます(収録順にリストアップしています)。

Hey God (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
主人公が苦しい状況におかれているのは前作までの曲と同じですが、前作までは「いつかよくなる」「きっと大丈夫」と歌っていたのに対し、この曲では神様に救いを求めています。このアルバムは明るくない、と言われることもありますが、曲調だけでなく詞の内容も影響しているのかもしれません。個人的には2001年の来日公演でラッキーなことに”BON JOVI Bar”に当選し、ステージ横から見た思い出の曲です。

This Ain't A Love Song (Jon Bon Jovi, Richie Sambora, Desmond Child)
大人になったBON JOVIを印象付ける曲。このアルバムはアメリカ的な空気が少なく、その影響か日本やヨーロッパでよく売れたアルバムになりました。この曲や”These Days”のPVがアメリカ以外の国々で撮影されたシーンが多く使われているのは偶然ではない気がします。

These Days (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
自省・内省のアルバムと言われる中でもメロディーのよさが光る名曲。”Blood On Blood”、”In These Arms”、そしてこの”These Days”とアルバムの中盤にさしかかる4・5曲目でメロディーの良さで包み込む曲をもってくるBON JOVIに凄みを感じます。

Lie To Me (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
さらに大人のバラードが続きます。この曲はシングルカット時に制作された”A/C Mix”の方がよりキーボードの音が厚くなっていて魅力的です。

Damned (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
リッチーがギターを弾きまくり、ホーンセクションも加わる中盤以降は特に秀逸。BON JOVIらしくないと思うかもしれませんが、サウスサイド・ジョニー&アズベリー・ジュークスを聴いてあこがれてきたジョンを考えると自然な曲なのかもしれません。

“These Days“からは以上5曲をファン投票候補とします


選外
Something For The Pain
(Jon Bon Jovi, Richie Sambora, Desmond Child)
My Guitar Lies Bleeding In My Arms (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
(It's Hard) Letting You (Jon Bon Jovi)
Hearts Breaking Even (Jon Bon Jovi, Desmond Child)
Something To Believe In (Jon Bon Jovi)
If That's What It Takes (Jon Bon Jovi, Richie Sambora)
Diamond Ring (Jon Bon Jovi, Richie Sambora, Desmond Child)
All I Want Is Everything (Jon Bon Jovi, Richie Sambora) Bonus Track
Bitter Wine (Jon Bon Jovi, Richie Sambora) Bonus Track

選外とした曲の中にも、” My Guitar Lies Bleeding In My Arms” “Something To Believe In”といった好きな曲が多くあります。スタジアム向きではないはずなのに、横浜スタジアム公演で見た印象が強く残っています。

候補曲として5曲をリストアップしましたが、全体を通して聴きたくなる頻度が多いアルバムだったりします。アルバムの持つ空気感に浸りたくなるんですよね。

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