各社ハイキャパ考察。どれが使いやすい?
こんにちは、サバゲー歴3年ほどの新参者でございますが、CQBではハンドガンメインで、それなりにHITもとってきたので、ちょっと うんちく を投稿させていただきます。
まず、そもそも、なんでハイキャパなんですかという話ですが。
手のサイズです。
わたくしは、身長177cmほどありまして、肩幅もあり、手がかなり大きいです。本当なら、グロックがいちばんカッコいいと思っているのですが、グロックのグリップが小さいというか、手になじまず。
かといって、デザートイーグルは重いので、ちょいどいいサイズを探していたら。 ハイキャパがたまたま手に馴染んだので、マルイの D.O.R が大人になって初めて買ったハンドガンでした。
ハイキャパってそもそもなんなの、という話になりますが。
Hi-CAPA が正式名称で ハイキャパシティ(高用量)という意味で。第2次大戦末期の米軍のガバメントのシングルカラムをダブルカラムにしたら、マガジンにたくさん弾が入るよねという発想で生まれた『架空の銃』で、マルイのハイキャパに実銃はありません。もし、実銃は何?ってなるとガバメントということになると思います。
ところがどっこい、もともと実銃でもそういう思想はあったようで、STIとかいう実銃メーカーが、ダブルカラムのハイキャパを製造したそうです。主にレースガン(競技用)に使用されているそうです。
ガバメントといえば、1911 にあるように100年以上前の銃なので、特許権みたいのが切れてるんでしょうね。ですが、現代でも通用する構造なので、カスタムされて生き残っているようです。
で、今回は、エアガンの話です。
左上から時計回り順に
DOUBLE BELL SAND VIPER
DOUBLE BELL PIT VIPER
マルイ ハイキャパ5.1
マルイ ハイキャパ D.O.R
ICS ハイキャパチャレンジー
です。
ハイキャパ語るくせに、WEもってないのと言われそうですが、アルミスライドになっちゃパターンがあるので、サバゲーでは使えないかなということで、購入したことはありません。
どの銃が一番使いやすいかなのですが
現在、使い潰ししてしまって存在していませんが。DOUBLE BELL の TTI 2011 コンバットマスターをカスタムしたものが一番使いやすかったです。
DOUBLE BELL 製のハンドガンは、エンジンが特殊なので、ブリーチの中身をマルイの4.3のものに変えて、使っていました。
TTI の コピーというだけあって、グリップ感がよく、サイティングもしやすく、エアガンとしても、かなりよかった、高評価をつけたい代物でした。
難点は、レシーバーの金属が重すぎたことでした。
ジョンウィック4 で、後継機の VIT VIPER が出たので、購入してみました。アルミスライドでないものということで、今回も DOUBLE BELL 製 を選択。
私は、昭和生まれの男の子なので、アルミスライド派の人に強く共感はするのですが、ひとりのサバゲーマーとして、ゲームにアルミスライドを持ち込むことまでは同意しかねるところがあることを書いておきます。
20メートルレンジで試射したところ、かなり良い弾道で弾が飛ぶので、購入しました。 エンジンを交換しようと試みましたが、おそらく取り外せるように製造されていません。
今回は、レシーバーが軽く、アルミマガジンで使うと、ほぼ重さがないので、使い潰したコンバットマスターの短所であった「重さ」を克服した TTIコピーということで、期待しています。
ただ、DOUBLE BELL の エンジンは 寒さに弱いので、季節的にまだ実践投入できていません。
ですので、評価は付けがたいのですが、レンジで試射した範囲では、かなり良いエアガンです。 おすすめです。
気温だけで言うなら、ハイキャパD.O.R が一番寒さに強く(エンジンが改良されている)のですが、これもまた特殊で、ライラクスの放出バルブにガスルートシールパッキンで運用すると。高出力にエンジンが耐えられないことが判明。 カスタムパーツも、5.1とほぼ互換性があるとはいえ、くせ者ではあります。
やはり、カスタムしてと考えるなら、ベースモデルの5.1が最も遊べるようでした。 5.1が長い間使われ続けている理由に納得が行きます。
4.3をこのまえ握らせてもらったのですが、CQBだと、4.3の方が、ポジション取りしやすいのかなと思いました。
次に、ICSのハイキャパチャレンジャーですが、グリップの握りやすさ、サイトが蓄光サイトであること、ドットサイトも載せれるなど、最初からカスタム済みの このエアガンですが。 発売されたときに、だったら最初からこいつ1個もってれば全部解決したのにと、他のハイキャパの存在意義が危うかったです。
気温、マルイよりは弱いですが、DOUBLE BELL ほど、寒さに弱いというわけでもない感じで、サイレンサーアダプタもあるので、こいつにほぼ決定しそうなわけなんですが。
まず、このアダプタは純正のものでないと、ミリ単位サイズが違うのかわかりませんが、少なくともマルイのアダプタは装着できませんでした。
そして、致命的な欠陥があります。
トリガーセーフティーが勝手にかかります(笑)個体差ではありませんでした。 ちょっとした振動で、セーフティーがかかります。
これ、ほんとに頭抱えてまして。 捨ててやろうかと思うほどの欠陥でした。 ゲーム中、ハンドガンでエントリー(突入)するわけなんですが、1人倒して、もっと奥まで侵入していって、2人ぐらいに囲まれたときに、セーフティーが勝手にかかってて、そもそも対応できなかったという、屈辱が何度も…。
プランジャーピンが緩いのが原因なんですが、市販されてるパーツと組み替えると、今度は、緩さがキツすぎて、スライドストップピンが刺せなくなり。ピンとトリガーセーフティが取り外しできなくなり戻せなくなります(笑) まじで、これ詰みかけたので、カスタムするときはご注意ください。
最終的に、なんか、床に落ちてた、出処不明のピンっぽい部品をプランジャーピンとして使用すると、良い加減の締め具合になったので、解決しました。
奇跡的に、欠陥を補うことができたので、チャレンジャーが主力のハンドガンになりそうです。 夏場は、PIT VIPER と併用する予定です。
考察というか、海外製エアガン全般に言えることなのですが、マルイ製だと、ほぼ必ずライラクスを皮切りに サードパーティが鬼のようにカスタムパーツを出しますが。
海外製の場合、コピー品ではあっても、マルイ製のカスタムパーツと100%の互換性があるわけではないのと、純正パーツも部品だけ手に入れるということができないため。カスタムおよびメンテナンスの面で難があるなぁというところです。
ユーザーのことを考えて販売してもらう場合、海外メーカーは自社だけで販路を展開せずに、KM企画さんとか、ライラクスさんみたいな、カスタムパーツのメーカーさんと、製品発表前にいろいろ話し合って、ある程度、部品供給できるようにして発売してくれたら嬉しいなと思います。
まぁ、でも、 マルイ&ファースト&ライラクス のズブズブの3強みたいなタッグ組むって難しいとは思います。 安牌とるなら、マルイ製をファーストさんにカスタム出すのがええんでしょう。
先日、ヘッドショット決めてくれたスナイパーさん ナイスショットでした!また、宜しくお願いします!ナイスゲームでした!!!!