【第3回BLUE League】優勝 やくふぁん選手インタビュー!自身が絶対使いたいカードを入れ込んだラビュティアラメンツ!
2023年8月4日、第3回BLUE Leagueが開催された。
新たなメンバーを実況解説に据えた今大会、優勝したのはその実況解説と縁のある「やくふぁん」選手だ。
使ったデッキは現環境で猛威を振るっているティアラメンツだが、そこに組み合わせたラビュリンスには彼の熱い思いが込められていた。
その一部始終をお届けする。
――大会に参加した感想を教えてください。
やくふぁん選手(以下やくふぁん):スタンダードルールの大会では初優勝なので嬉しいですね。ティアパワーに助けられました。
――最近ではずっとティアラメンツが猛威を振るっていますよね。やくふぁんさんが考えるティアラメンツの強みを教えてください。
やくふぁん:ぼく自身あまりティアラメンツの知識はないんですけど…やっぱり手数の多さですよね。墓地に何体もチェーンすることで相手の対策を上回る速度で乗り越えたりもして。メタがメタにならないっていう試合はこの大会でも結構見られたと思うんですよ。
――使われていたデッキはラビュティアラということで、ラビュリンスを加えた理由や強み、特徴などもお聞きしたいです。
やくふぁん:ちょっと遡るんですが、ぼくはNRレギュレーション(ノーマルとレアのみ)の大会によく出ていて。ちょうど今大会の実況の真佐まつりさんが主催で、解説のKnoxさんがその大会の第一回の優勝者なんですよ。
――そんな繋がりがあったんですね。
やくふぁん:その大会で「サブテラーの継承」というカードを使っていたので、まずこのカードを使いたいという思いがあって、スタンダードで使うならどうなるかって考えた結果、やっぱりこれを生かせるのはラビュティアラメンツかなとなりました。
――なるほど、使いたいカードが先に決まっていたんですね。
やくふぁん:まずティアラメンツで採用されることのある「シャドール・ビースト」や「シャドール・リザード」を「サブテラーの継承」でサーチできる。そこに加えてラビュリンスの家具で一回捨てたリソースを回収するという効果を組み合わせると、「サブテラーの継承」から能動的にティアラメンツを発動しつつ戦えるので、すごく面白いなと。
――遊戯王を遊び始めたのはいつ頃からですか。
やくふぁん:中学生くらいの時に3DSの無料ソフトで「遊戯王デュエルモンスターズ 最強カードバトル」というゲームがあったんですよ。それがきっかけで遊戯王ってめっちゃ面白いなと思って、そこからOCGを触ってって感じですね。
――マスターデュエルはどういったきっかけで始めましたか。
やくふぁん:元々デュエルリンクスも遊んでたんですけど、なんかちょっと物足りないなって感じてて…あれはあれでもちろんいいんですけど…そんなところに来たマスターデュエル、マジで革命だと思って、大いにハマりました。先にPC版が来たので、親のPCを借りていち早く遊んでました。
――BLUE Leaugeはどのように知りましたか。
やくふぁん:確か第2回BLUE Leaugeの情報がTwitterのタイムラインに流れてきて、最初はRED Leauge関連(レジェンドアンソロジーレギュレーション)かと思ったらスタンダードの大会なんだと思って、でてみようかなと思いました。第2回は埋まっちゃったんで第3回目に出ました。
――やくふぁんさんが特別好きなカードなどがあれば教えてください。
やくふぁん:ぼくが一番好きなカードは「シー・ステルス・アタック」ですね。海がある時に効果を付与するカードなんですけど、(ざっくり言うと)属性モンスターを除外して表側表示のカードを破壊されなくする効果と、水属性モンスターが戦闘を行うと相手を絶対破壊するっていう効果で、このカード自体も守られるんですよね。
――表側表示の罠カードですもんね。
やくふぁん:そうなんですよ。だから「ハーピィの羽箒」とか使われても対応できるカードだからすごい面白なって。あと除外がコスト扱いなので絶対に戻ってくる、相手の除去を打たせる隙もないよ、つまり相手の除去から表側表示のモンスターも守れるカードなんで、実質効果が3つあるんですよ!そのあたりもすごく面白いカードだなって思ってます。
――サブテラーの継承しかり、いろいろ面白いカードが好きなんですね。
やくふぁん:そうですね。面白いカードを探すのが好きですね。
――BLUE Leauge含め、今後も大会に参加したいなという思いはありますか。
やくふぁん:どんどん参加していきたいですね。僕自身、プレイングが割とまだ未熟な部分もあるのでもっと鍛えたいですね。
環境上位のティアラメンツ、しかしその中でもどれだけ自分の好きなカードを入れられるのか。様々なカードがあるなかで選手の個性が光る大会となった。
今後の大会で皆が驚くようなカードが使われるかどうか、注目していきたい。
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(取材・文 長谷川 優貴)
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