【Vtuberレビュー】委員長初出勤!?新人キャバ嬢“希望ちゃん(月ノ美兎)”とかいう特級呪物爆誕!!
ANYCOLORが運営するVtuberグループ「にじさんじ」で2024年6月15日から大型箱企画、「にじさんじGTA」が開催された。
この企画に参加したにじさんじのライバーはおよそ110名。
多種多様な大勢のライバーが集まれば至る所で事件が起こったり奇跡が起こったりと、
ほぼ見どころしかない企画だったのだが、
その中でも私が注目したのが、委員長こと「月ノ美兎」が生み出した新人キャバ嬢の「希望ちゃん」である。
この希望ちゃんとかいう化け物を誕生させてしまった彼女は、
控えめに言って天才である(褒めすぎか?)。
ということで今回は、
Vtuber好きで委員長を知らない方はほぼいないと思うが、
念のために彼女の簡単な紹介と、
「希望ちゃん」がいったいどんな化け物女性だったのかをみていこうと思う。
◆ 月ノ美兎ってどんなVtuber?
この清楚な女子高生が委員長こと“月ノ美兎”。
誰がどう見ても清楚なこの女子高生は、
いったいどのようなVtuberなのか、
見た目どおりの清楚感溢れる女子高生か、
はたまたこの見た目からは想像できないほどの癖のある女子高生なのか…、
Vtuber業界では後者を簡単に想像できるから面白いのであるが、
とりあえずプロフィールからみていこう。
-月ノ美兎のプロフィール
にじさんじ公式HPの紹介文は以下のとおり。
そう、高校2年生の16歳の少女なのである。
しかし年齢に似合わず多彩な語彙と豊富なサブカル知識の持ち主で、
たまに女子高生らしからぬ話のネタをぶち込んでくるが、
誰がなんと言おうと“16歳で清楚な”女子高生。
Youtubeチャンネル登録者数は124万人(2024.7.31現在)
キャラクターデザインは「ねづみどし」氏。
私の記憶ではVtuber黎明期(だいたい2016年~2018年ごろ)を支えた1人で、
現在にじさんじで活動しているライバーで「月ノ美兎」を見てVtuberになりたいとオーディションを受けたという方は少なくなく、にじさんじ内に限らず他事務所や個人で活動しているVtuberにも多大な影響を与えてきた存在。
-配信スタイル
主にYoutubeで雑談やゲーム実況を行っており、頻度は少ないが動画投稿もしている。
雑談配信は長くはないものの毎回トークテーマがしっかり決まっており、
その中でも私は自作のイラストを交えた体験レポ雑談が好きでよく聴いている。
まだまだ委員長の事を紹介しきれていないが、
結論、委員長は清楚風な一癖も二癖もあるライバーで、
業界最古参のライバーであるにもかかわらず率先してやばいムーブができ、
にじさんじだけにとどまらず、
様々なVtuberから尊敬を集めるなんかすごいやつなのである。
委員長の紹介は本当に長くなってしまうためこのくらいにしておき、
にじさんじGTAの内容にさっそく触れていこうと思う。
◆ 「にじさんじGTA」での月ノ美兎
今回の記事のメインである6月に開催されたにじさんじの大型箱企画「にじさんじGTA」の委員長の本気をみていこう。
-にじさんじGTAとは?
にじさんじGTAは、総勢110名のにじさんじライバーが、ゲーム「Grand Theft Auto」内でお店を開いてお金を稼いだり、ギャングになって強盗したり、警察になって犯罪者を取り締まったり、となかなか治安の悪いことをしつつ、
いつもの顔ぶれの絡みから、
普段は話すことがほとんどないライバー同士の交流が見れるファンにとっては本当に楽しい企画ある。
詳しいルールなどはこちらの動画で内容を確認していただきたい↓
-ホスト&キャバクラ「CLUB HOZUKI」
上記のとおりにじさんじGTAではそれぞれのライバーたちが、
警察やギャング、救急隊や飲食店、タクシー会社や無職と様々な役職を全うしてゲーム内のロスサントスで生きていくのだが、
その中の一つに竜胆尊がボスを務める組織「鬼灯組」のフロント企業として開業されたホスト&キャバクラ「CLUB HOZUKI」が今回の化け物を生み出したお店である。
-希望ちゃん初出勤
初出勤日は月ノ美兎Youtubeチャンネルの2024.6.23の配信内。
衣装を服屋さんで調達したのち走ってお店へ出勤。
最初は成り行きで働くことになったと言っていたがすぐにお父さんが病気で働くことになったと変更。
ちなみに出勤してすぐに歯抜け声に変わって希望ちゃんロールプレイ開始である。
ここで源氏名を「希望」に決める。
希望ちゃん誕生の瞬間である。
-希望ちゃんVSパン屋のクソ客レオス・ヴィンセント
最初の接客相手はパン屋のレオス・ヴィンセント。
とりあえず百聞は一見にしかずということでこの切り抜き動画を見てもらいたい。
何故かキャバクラのシステムに詳しいレオスも面白いのだが、
とにかくこの2人のクソ客とクソキャストの解像度が高い。
希望ちゃんはまだキャラが固まっておらず話し方が途中少しずつ変わっていくのだがお構いなしにゴリ押していくところ、
そして写真とムービーを撮っていいかというレオスに対し、
「動画は1秒30フレームの連続的な写真と言えるのでは!?」
と、写真1枚の料金が10万円なのをいいことにムービーで金をぼったくろうと無駄に豊富な知識を駆使しして接客するところがさすが委員長である。
-希望ちゃんVSメカニック渋谷ハジメ
次の接客の相手はメカニックの渋谷ハジメ。
メカニックはお金を持っているということを小耳に挟み、
ゴリ押しの接客をしていくうちに化け物に変わっていく様子がもう恐ろしいので是非視聴していただきたい(0:20:08〜)。
横に座ったら妊娠したと言い出した時は恐怖すら覚えるレベルで面白く、渋谷ハジメが本当に気の毒に思えてくる。
それにしてもここまで“希望ちゃん”というキャラクターを即興で演じきれるのと配信を面白くするムーブ、言葉チョイスセンスはやはり素晴らしい。
この切り抜き以外にも、希望ちゃんの接客を見た他ライバーの反応切り抜きもあるので是非こちらも視聴をお勧めしたい。
◆ 希望ちゃんとかいう化け物の感想
希望ちゃんが誕生してその犠牲となったライバーたちはさすが配信者、
どちらもエンタメに全振りしてとても面白い。
にじさんじのライバーは突出した個性が集まった集団であるため、
その個性と個性がぶつかれば面白くなるのは当然と思う方もいるかと思うが、
私はそうは思わない。
強い個性と個性がぶつかると打ち消しあってしまう場合もあるからだ。
各々が流れの中でどう振る舞えばベストな状況が生まれるか、
常に考えて行動したり言葉を選んで発言したりしてこのエンタメは生まれるのである。
大人数のライバーでエンタメを作っていくにあたって、
にじさんじの母である委員長が後輩ライバーから尊敬されているが故にやりにくいこともあるだろうが、
自分に突っ込みやすい雰囲気を作りしっかりいじってもらえるような関係性を周りのライバーと築いてきたからこそ光る“希望ちゃん”だったと思う。
Vtuber黎明期を支えてきて今なおトップVtuberとして活躍できている理由はそういうところにあるのかもしれない。
委員長はあまりこう言った大型箱企画には参加する方ではなかったが、
今回は案外ハマっていたように思うので今後もどんどん参加していき、
委員長の新たな魅力を開花させていってほしいと思う。
◆ その他のにじさんじGTAのお勧めシーン
希望ちゃん以外にもいつくかの客とキャストの物語や、
別の場所で起こった面白いシーンもこのにじさんじGTAには多数存在しているため、
最後に私のお勧めのものを紹介しておこう。
◆ 関連SNS
月ノ美兎
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