掠れる空が倒れるまで
2023年2月17日
昼寝研究所寝言レポート#3247
さて、金曜日。
本日の帰りの電車内でついに読み終えました。
レシェク・コワコフスキ著『ライロニア国物語』を!
『いちばん大きな口論の話』は意見の異なる三人の兄弟が一度は力をあわせて運命に立ち向かっていくのですが、やがて袂を分かつという、生きるのはムズカシイよな〜というちょっと切ないお話。
そして、最後の『大いなる恥の話』は軍に招集された男の人が、憧れていた女性の目の色を思い出せずにそれを恥ずべき事だと思い詰めてしまう話。
この話の最後の一文のこそが小説にしかない味わいかと。
作者のレシェク・コワコフスキはポーランド出身の哲学者だそうです。
まだ社会主義体制だった頃に出版された本で、作者はこの作品の数年前に社会主義がとても良いものであるというエッセイを発表しているので、その辺りの思想が根底にあるのかもしれません。
後に西側へ亡命することになるのですが……
まあ、そういった事情は抜きにして、ちょっと風変わりな視点で語られる奇妙な物語。
説教臭くもなく、何か良い感じですよ。
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そして、風呂読書では着々とワシントン・ポーシリーズの第二弾『ブラックサマーの殺人』を読んでオリマス。
かなりやばいオモシロさ。事件を調査する者として最悪のことが起こったという状況。
どうなってしまうんだ〜
前作の人達もまだ頑張ってるな〜
シリーズ第三弾も翻訳が出ているので、安心して読めます。
ただ、シリーズ物って途中で止まってしまうこともあるんですよね……
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昨晩、娘が英語の授業で寸劇的なものをやるというので、それに使うカブトを新聞紙で作ったのです。
家にあったのは市の広報誌的な新聞のみ。ちょっと小さくてカブトにしてもかぶれないのです。
しょうがないので二枚をガムテープでくっつけて標準的な新聞紙の大きさにカットして……良く切れるハサミだな〜はい、指を切りました。
めちゃ痛かったです……エキバンで固めましたが、いま、傷口に黒くなった血が……
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ヤフオクで気になる絵をついつい入札してしまう……
三つ以上は忘れそうです……
とりあえずRingoさんの絵は入札しておくか……しかし、オークションだと財力で負けるんですよ……
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というわけで昨日2023年2月16日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が2冊でした。Kindle Unlimitedの既読ページ数は1240。ありがとうございました。
小説は205517文字まで。がんばるぞ〜
それでは本日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。