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望みは花の白

2023年5月1日
昼寝研究所寝言レポート#3320

吉岡秀隆金田一の『犬神家の一族』見ました。
いやあ、おもしろかったです。

もうね、あの人ですよ。凄まじい存在感。カッコよすぎるだろ。
で、Twitterでも書きましたけど、どうやらわたしは原作小説を読んでいないことが判明です。こんな大胆なトリックだとは……
これを旧家の連続殺人、復員兵というかたちで舞台を整えるところが素晴らしい。

ラストのアレは小林靖子先生の独自アレンジなのか? 元からそうなのか……棚のどこかにある原作を探せば確認できますが、まあ、そのうち。

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『時計泥棒と悪人たち』の最初の短編『加右衛門氏の美術館』を読みました。一編毎に報告することで、読むスピードを上げる作戦です。
画家の井口さんが元泥棒の友人を頼って、とある頼み事をするのですが、それが元泥棒にはぴったりのお仕事。あかんやろ。
まあ、止むに止まれぬ理由があるのですが、妙な私設美術館に忍び込む二人の顛末を書いた作品。文章も雰囲気ももう探偵小説。
色んなことが最後にするすると明らかになる様って、かつては『ジグソーパズル』に例えられたりしたじゃないですか。最後のピースがキレイに嵌まった的な。いまもそうかは知りませんが。でも、ジグソーパズルってもうそこまでいったら何の絵かわかりますよね。
なので、どちらかというと、逆再生っぽい感じかと。ほら、破片が集まって花瓶になってオシマイ、という感じの。
色んな手がかりが集まって、ある瞬間に全貌が突然わかるところはそんな感じかと。

実質、探偵蓮野のデビュー作的な位置づけか。
というわけで、良い作品でした。最後の一文も静かで好きです。

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そして夜は古書屋敷こるのさんの『わたしの大好きな絵本たち』配信を見ていました。これは楽しい〜
オススメされた『としょかんのライオン』とか読んでみたいけど、絵本って基本的にKindle版がないんだよな〜

あと『おばけと友だちになる方法』が気になる……絵がカワイイ。

わたしの印象に残っている絵本と言えば、幼稚園の頃に読んだ『もぐらとじどうしゃ』です。もう、おもちゃの自動車を組み立てて、ちゃんと運転できるんですよ。

いまだに新品が入手可能って……

そして、ちょっと大きくなってから読んだ『かようびのよる』がキレイな絵で奇想天外な出来事を描いてとても良かったです。とくにためになるような話ではありませんが。

あと、ショーン・タンは絵本にはいりますか?

子供の頃にこれを読みたかった……

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というわけで昨日2023年4月30日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版も0冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1162。ありがとうございました。

小説は231749文字まで。

それでは本日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。

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